寝る前など飲む時間など豆乳ダイエットのやり方や失敗の原因
健康に良く、ダイエットにも有効と言われている代表的な飲み物に豆乳があります。
ダイエットの方法としては毎日飲むことが大切とのことですが、果たしてそれが最も効果のある方法なのでしょうか?
成功者の口コミも気になる所です。
豆乳が苦手な人でも、飲むだけでダイエットできるとしたら、試してみたくなるのではないかと思います。
本記事では豆乳ダイエットの方法や効果と口コミを中心にお伝えしたいと思います。
豆乳ダイエットの方法【毎日飲む?】
まずは、豆乳ダイエットのやり方について解説します。
もともと豆乳は体に良いということでも知られているのですが、人によっては「癖が強くて飲みにくい」とか「味がどうしても苦手」と敬遠してしまう人もいるでしょう。
しかし、この効果のほどは大きいので、若い人たちを中心に人気が出つつあると言われております。
この豆乳ダイエットのやり方は人によってバラバラなのですが、大きく分けて2つになっているようです。
一つが朝昼晩の食事の前に豆乳をコップ一杯分ほど飲むというやり方です。
特に食事制限や激しい運動はありません。
もう一つが生理が始まるまでの間の7日間から10日間に飲むというやり方です。
このようにやり方が別れており、後者を推奨している人たちは「毎日飲むのは効率が悪い」等の意見も述べております。
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効果について
豆乳ダイエットの効果は豆乳を摂取することになるので、豆乳によるプラス作用が体に働いてくれるようになるということです。
具体的には、女性の場合は強力に作用してくれる大豆イソフラボンの力でしょう。
この成分は女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをしてくれるので、ホルモンバランスが崩れてあらゆる悪影響が出やすい更年期に非常に有効な飲み物と言われております。
それ以外にも植物性のタンパク質が摂取できることから、血中の悪玉コレステロールを低下させる効果があり、ダイエットでよく不足するタンパク質を摂取できるのは良いことと言えるでしょう。
抗酸化作用が強い大豆サポニンや余分なコレステロールを除去する大豆レシチンの効果にも期待できますので、血行促進や中性脂肪の除去を促し、痩せやすい状態にしてくれるようになります。
食物繊維の量は他の大豆食品よりは少なめですが、オリゴ糖の作用が働くので便秘解消目的でも有効な飲み物と言えるでしょう。
ビタミンB群が豊富に含まれているのでイライラも少なくなり体をダイエットしやすい状態にしてくれますし、むくみを改善するカリウムも含まれているので、最近むくみが酷くなってきたと実感している人にはダイエット意外の面でも豆乳がおすすめできます。
これ以外の作用もあるのですが、このように豆乳には色々な作用があり、その中にはダイエットにおいても役に立つものが沢山あるのです。
そのため、有効活用することで効率的に痩せられると言われるようになりました。
最も効果的な飲む時間は?寝る前でもOK?
飲むタイミングについては両者のやり方は一致しており、基本は食前と考えるといいでしょう。
朝食に置き換えるやり方もあるようですが、腹持ちを考えると推奨できません。
食事30分前くらいに飲めば、満腹感が出やすくなるので食事の量も減らせるようになりやすいです。
最も効果を発揮するのは食前と言われているので、そのタイミングに合わせて行動するようにしましょう。
ただし、飲む量については1日200ml以下と言われているので、この量は守るようにしてください。
豆乳は意外にカロリーが高いので、飲み過ぎるとマイナスに働くこともあると言われているので、自重しましょう。
人によっては「豆乳はキツイ」と感じている人もいるでしょう。
そのような人たちの場合は朝食前だけ飲むようにするとか、飲みやすいものを探すといった工夫をしてください。
朝飲めば便秘解消に最も効果があるので、3食全ての食前がきついという方は朝食前に飲まれるのが良いかと思います。
また、豆乳は食事ではなく飲料なので胃への負担も少なく寝る前に飲むことも推奨されております。
この寝る前に飲むと効果的という理論は「イソフラボンなどの栄養素の効果が最も出るのは寝ている時だから、寝る前に飲めばより効果的」というところからきております。
寝る前に飲むと女性ホルモンにプラスの作用を出す点もあり、また褐色脂肪を蓄積して痩せやすい体質にしてくれるので、ダイエット向けだと提唱する方々もいます。
ただし、反対意見として「カロリーの代謝が悪い時間帯にわざわざ飲む必要はない」というものもあり、賛否両論となっているので、何とも言えない状態が続いているという点はあります。
成功の口コミは?
豆乳ダイエットはそこから派生したダイエット方法もあるのでそちらの口コミもあり、ネット上ではいろんな豆乳ダイエットの口コミが入り乱れているようですが、それらの総評をまとめてみた感じでは成功者数は半分ぐらいになると思われます。
実際に実行したところで、全く成功しないという方も一定数いるので、簡単ではあるけれど失敗することも多いダイエットという認識となっているのではないでしょうか。
成功者は「とてもゆっくりペースではありますが、体重は落ちている」とか「2ヶ月間3食食前に飲んだら3キロ痩せた」という意見が多く、このようにゆっくり痩せたとか時間がかかったけど痩せたというものが多かったです。
一気に痩せたいという方には不向きなダイエットともいえるでしょう。
ただし、痩せていくペースを見ると停滞期が訪れるようなスピードではないので、長い間続けるダイエットに向いていることは確かと言わるかと思います。
豆乳は無調整がおすすめ?調整豆乳との違いは?
豆乳と一言で言ったとしても、お店で売られているものは非常に多く、今まで豆乳を飲んできたことが無い人にとっては選ぶのも大変だと思われます。
そこで、豆乳における種類とその違いについて解説します。
調整豆乳とはその名前の通り豆乳に調整を行っているものとなっております。
つまり手を加えられているということです。
どのように加えられているのかというと、「豆乳の味が苦手」とか「飲みにくい」と感じる方々のために砂糖などを加えて飲みやすくしているのです。
つまり、「飲みやすい豆乳」と言われた場合は高確率で調整豆乳になるということです。
これは大豆に含まれている栄養素が薄れてしまうので、ダイエット効果のことを考えると無調整豆乳の方場良いでしょう。
無調整豆乳は大豆を絞った状態で調整を加えないで売られているものではありますが、飲みにくいものが多いです。
栄養素的には間違いなく最高峰なのですが、そのままでは飲めない人もいますので、一工夫が必要な時もあるでしょう。
また、この二つの例外として「豆乳飲料」というものもあります。
コンビニなどでも売られているので見かけたこともあるでしょうが、これは絶対にダイエットにはむかないのでダイエット目的では飲まないようにしましょう。
調整豆乳に香料や果汁を追加することでさらに味を変化させたものとなっており、豆乳の中でもおそらく誰でも飲める飲み物に該当するでしょうが、ことダイエットを中心に考えた場合は間違いなく向いていない部類に入ってしまいます。
つまり、ダイエット目的なら無調整豆乳>調整豆乳>豆乳飲料となっており、飲みやすさなら豆乳飲料>調整豆乳>無調整豆乳となっているということです。
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豆乳ダイエットの種類は?
豆乳ダイエットにはいろんな派生ダイエットがあるので、その派生ダイエットの評価や口コミが混ざり、ネット上では意見や口コミを探すのがある意味やり難い状態となっております。
ここでは、豆乳ダイエットから派生したダイエットをいくつか紹介いたしましょう。
パイン豆乳ダイエット
このダイエットは果汁100%のパイナップルジュースに豆乳を混ぜたものを飲むダイエットです。
ようするに、大豆の栄養素とパイナップルの栄養素を使ったダイエットということになります。
大豆の効果は説明したので省略させていただきますが、パイナップルには消化吸収を高める作用があり胃腸の負担を減らしてくれるブロメリンという酵素が含まれているので、肉が好きという方にとっては非常に有用な力を発揮してくれるのです。
便秘気味の人であったとしても腸内の腐敗物を除去する力が働いてくれるので、痩せやすい体にしてくれるのです。
それ以外にも重要なこととして、豆乳が苦手という人であったとしてもパイン豆乳になれば飲めるという方が多いというところにあると思います。
味はダイエットを続けるうえで重要な要素なので、飲みやすくなるのは大きいと言えるでしょう。
飲むタイミングなどは食前に飲むことなので、豆乳ダイエットをやっていた方はスムーズに移行することができるダイエットと言えます。
ただし、摂取量はイソフラボン摂取量の関係で、1日豆乳200mlと変わりませんので、味が美味しくなって普通に飲めるようになったからといって、豆乳200mlを超える量を摂取してはいけません。
きなこ豆乳ダイエット
きな粉は大豆からできているので、大豆の効果をより得ることができるダイエットとなります。
飲むタイミングなどは同じく食前にしてください。
効果は大豆を効率よく摂取できるために、イソフラボンやサポニンの作用がより多く出るようになるといったところでしょうか。
ただし、きな粉を加えることで大豆イソフラボンを余分に摂取するようになってしまうため、1日200mlでは多すぎる可能性もあります。
150ml程度に抑えておくといいでしょう。
大豆の仲間である枝豆もダイエット効果があります。
バナナ豆乳ダイエット
豆乳バナナダイエットもやり方はシンプルで、豆乳バナナジュースを飲むだけのダイエットとなっております。
こちらも考え方は同じで豆乳は200ml程度に抑えてください。
自分で作る場合には豆乳200mlとバナナ一本があればOKです。
バナナをミキサーで潰すために適当なサイズに切り、豆乳を加えてミキシングすれば終わりになります。
味がどうしても合わないとか、飽きてしまったという方は黒ゴマとかきな粉とかはちみつをいれるのも良いですが、ダイエット中であるということは忘れないでくださいね。
色々入れるほどダイエット効果は薄れます。
飲むタイミングは豆乳ダイエットと同じく食前に飲んで食べる量を減らす作用が引き出せるようにしましょう。
効果はバナナが加わることでビタミンB群が効率よく摂取できるようになるので、それらの力がより発揮されるようになり、脂肪と糖質の分解が頻繁に行われるようになって、腹持ちがさらによくなるといったところでしょうか。
また、バナナ豆乳はカロリーがかなりあるので豆乳200mlよりも少なくしたほうが良いという声もあります。
そのため、すべての食前に飲むのではなく朝食の前に1回摂取する方法が有効と言えるでしょう。
青汁豆乳ダイエット
青汁も健康飲料としては非常に有名ですが、豆乳と混ぜることでさらに効果が上がると言われております。
やり方は豆乳に粉末タイプの青汁を混ぜるだけなのですが、効果はかなり高いと言えるでしょう。
食物繊維やビタミンBとCがかなり摂取できるようになるので、新陳代謝が非常に活発になり老廃物除去の効率も上がります。
青汁が苦手という人や豆乳が苦手という人でもこの両者を混ぜることで意外と癖が弱まると評判となっているので、どちらかが苦手な人は是非ともチャレンジしてみましょう。
やり方は同じく食前に摂取することを心がけてください。
ココア豆乳ダイエット
豆乳ダイエットは知っている人も多いダイエットの一つですが、実はココアダイエットというものもあり、こちらも効果がある方法と言われているのです。
やり方は食前か食中にココアを摂取するという方法ですが、ココアはかなりのカロリーがある飲み物なので、砂糖が入っているものを選ぶのは避けるとのことです。
糖分摂取量には気を付けてましょう。
このココアダイエットの効果は食欲抑制・血行促進・水溶性食物繊維による脂肪と糖質吸収阻害・便秘解消・生活習慣病予防・冷え性解決・貧血改善などの作用があることになります。
これに豆乳の力が加わることで豆乳の作用も追加されることとなり、非常に健康的な飲み物になるということです。
ただし、摂取カロリーはかなり高めとなるので飲む量は1日200mlよりも減らしたほうがいいかもしれません。
豆乳甘酒ダイエットがテレビで話題に?
豆乳甘酒ダイエットはテレビ番組で紹介されたことで日本人の間で一時的に有名となりました。
実際にこのダイエットを実行した方はお笑いコンビの「ピンクの電話」の痩せている方と言われていた清水よし子さんです。
しかし、痩せている方というのは過去の話で、今ではそこそこのメタボ体型になっており、このダイエットに挑戦したようです。
実際にこのダイエットを実行した結果、体重の減少や腹回りの改善が見られたので効果はあると話題になりました。
生理前や生理中のダイエットに豆乳は効果的?
効果的に痩せるためには生理期間を把握してこの豆乳を摂取することにあると言われております。
やり方は生理開始前の7~10日から飲むこととあるのですが、この根拠は生理前は体が栄養を蓄えようとしてプロゲステロンが働くようになるところにあります。
このタイミングでもう一つの女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用をする豆乳を飲むことでプロゲステロンによる脂肪の溜め込みが阻止できるようになるそうです。
生理後は体にたまったエネルギーを使って代謝を行うのですが、生理前からしっかりと豆乳を摂取していたのなら溜め込みがいくらか阻害されるようになっているので、生理後の脂肪代謝効率も上がり痩せやすくなるとのことです。
つまり、排卵してから生理が始まるまでの期間に飲み続けることで、生理後に痩せやすい体質に切り替わりやすいということになります。
失敗する原因は?
豆乳ダイエットで失敗する理由はいくつかありますが、最大の理由は豆乳を飲み続けることができなかったことでしょう。
「美味しくなくてもダイエットのために飲む」とか「痩せたいから苦手でも続ける」という精神で続けている人はおそらく、1ヶ月も続けたら精神的に辛くなります。
苦手なものをダイエットのためと飲み続けるのはかなりきついですし、失敗する可能性も非常に高いです。
特に、このダイエットは効果が出るまでに時間が出るタイプなので1ヶ月以上続けてもほとんど効果が出なかった場合、味も嫌いなら止めてしまう確率は高くなることでしょう。
また、このダイエットは食事制限や運動を強制しているわけではないので消費カロリーは率直に申し上げて増えていません。
基礎代謝は多少は上がるので消費カロリーも増えているでしょうが、劇的な効果があるわけではないので、ある程度の自制をしないと痩せる確率は低いのです。
豆乳を飲むとバストアップするって本当?
豆乳にはいろんな健康効果が期待されていますが、その中でも眉唾な効果も含まれております。
その一つがバストアップ効果です。
知らない人が聞いたところで「ウソっぽい…」と感じてしまうこと請け合いでしょう。
この効果は大豆イソフラボンに女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをしてくれるというところからきているのでしょうが、果たして本当なのでしょうか。
飲むタイミングは朝食前の朝一番にすれば豆乳の吸収効率も上がるとのことですが、どうやら効果が出る人と出ない人がいるようなので、何とも言えないというのが答えになります。
どうして効果が出ない人もいるのかを分析した人もいましたが、その内容は「女性ホルモンのバランスが整っていないと大豆イソフラボンを摂取しても胸は増えない」というものでした。
要するにホルモンバランスが崩れるような生活をしていたら豆乳のバストアップ効果が発揮されないとのことです。
しかも、効果が出るまでは年単位でかかってしまうこともあると言われているので、噂が本当なのかどうかを確かめるのはかなり大変でしょう。
信じていいのかどうかは非常に判断しにくい状況となっております。
豆乳ダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
macarini 栄養士に聞いた!「豆乳ダイエット」って本当にやせるの?
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は、豆乳ダイエットについてお伝えしてまいりました。
食事制限をせずに運動もしないダイエットの特徴は、結局は食事制限をすることになるというところにあります。
このダイエットも、「食前に飲むことでお腹が膨れやすくなることで結果的に食事制限になる」という作用を利用してのダイエットとなっているので、この現象を無視してたくさん食べてしまう方はまず痩せられないと思います。
そのため、本気で痩せたいという方は軽い食事制限と運動をセットで行うようにしましょう。
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