バタ足ダイエットの方法や効果【お風呂でのバタ足のやり方】
バタ足という動作は水泳のクロールにおける必須動作ですが、これに似たような動作を地上で行うことでダイエット効果があるという声があります。
果たして回数はどれくらいやるのがいいのか、クロールのような方法でいいのか、布団やベッドで実行すればいいものなのかといった疑問もあるでしょう。
本記事ではバタ足という動作を取り入れたダイエットについて紹介いたします。
バタ足のダイエット効果は?
バタ足のダイエット効果は太もも裏やお尻の筋繊維に対してかなり刺激が与えられますので、これらの部位が引き締まりやすくなるでしょう。
しっかりと膝を90度で止めることが出来れば、それだけでふくらはぎも鍛えられるようになりますので、下半身全体に効果があると考えて良いでしょう。
要するに、足とお尻周りに効果があると言うことです。
下半身は基本的に筋肉量の割合が大きいので、下半身を中心に鍛えることが出来ればそれだけで基礎代謝も向上するでしょう。
基礎代謝が向上すれば消費カロリーも増えますので痩せられる確率も上昇するのです。
ただし、簡単かつ単純な動作なのでそこまで強く鍛えられないという事実もあります。
本格的に下半身を鍛えたいという方はしっかりとした筋トレも考慮してください。
バタ足ダイエットの方法【布団やベッドでやる?】
バタ足ダイエットは非常に簡単に説明すると、クロールのようなバタ足動作を地上で行って痩せるというシンプルなダイエットの一つです。
やり方は非常にシンプルで、うつぶせになりながら頬杖をつくように肘を立てて、顎を乗せ、足をバタ足のように交互に動かすだけです。
ただし、地上で実行することになりますので、左足と右足を交互に90度曲げて伸ばし、下ろすときにはそこまで強く下ろさないようにします。
勢いよく動かすと床に強打することになりますので、できれば布団やベッドなど柔らかいものの上で行った方がいいでしょう。
家の中で出来る簡単な運動ですので、誰でも簡単にできるのがメリットです。
回数は?
バタ足ダイエットは回数の決まりがありません。
はっきり言ってこの運動は強度が非常に低い運動になりますので、効果を得たい場合はかなりの回数をこなした方がいいでしょう。
運動強度こそが筋肉をつけるために最も重要な要素なので、運動強度があまり強くないこのバタ足ダイエットで効果を求めるのならば長時間続ける必要があるでしょう。
長時間続けることで有酸素運動として機能するようになるので、そこで初めてダイエット効果が出るようになります。
ちょっとした回数だけでは筋トレにも有酸素運動にもなりませんので、できる限り鍛えたいという方はお風呂場で実行するといった考え方もあります。
水の抵抗を受けるので、強度が少し高まります。
比較的楽で、誰にでも出来るような気軽で身近なダイエットというのは得てして効果が低めのものなので、効果を上げたいという場合はそれなりの時間や回数が必須となってしまいます。
より効果的に行うために守るべき点は?
基本は水泳のバタ足に用にうつぶせになって足を動かすことにありますが、ポイントは足を下ろすときに意識してゆっくりと下ろすという点でしょう。
勢いや反動をつけて足を動かすと、それだけ運動強度が落ちてしまいますので、ゆっくりと下ろすことがポイントとなってきます。
また、足を90度曲げるというのも意識しないとおろそかになってしまいますので、必ず意識しましょう。
この90度というのは勢いや反動がつきすぎるとそれ以上曲げてしまうことになりますので、つま先を伸ばして角度も調節します。
とにかく、勢いをつけすぎないこと、反動をつけすぎないこと、下ろすときはゆっくりにすること、曲げるときは90度の角度を意識すること、これらを守ることが重要になるのです。
効く部位は?
既に触れていますが、バタ足に効果がある部位は基本的に下半身です。
特にふくらはぎや太ももを意識して動かせばしっかりと鍛えられるでしょう。
お尻やふくらはぎや太ももというのはかなり贅肉がつきやすく、老廃物も溜まりやすいので女性の場合は特に刺激したほうがいい部位になるのです。
ただし、骨盤の歪みなどがある場合は効果が薄くなってしまいますので、そういった方は骨盤矯正効果のあるストレッチとセットで行うといいでしょう。
しっかりと下半身を鍛えることができれば、お尻や太ももやふくらはぎの脂肪を減らして、ほどよい筋肉を手に入れることができるようになります。
強度的にもそこまで強いものではないので、ムキムキに見えるレベルの筋肉はつきません。
お風呂でバタ足も効果的?やり方は?
お風呂場でもバタ足ダイエットは実行可能です。
むしろ水の中という抵抗がある環境で行うことになりますので、強度は上がります。
ただし、強くやり過ぎるとお風呂のお湯があふれてしまうので要注意です。
やり方は、うつぶせは不可能なのでいつも通りに入浴してそのまま足をばたつかせるだけです。
ただし、ポイントは腹筋とお尻と下半身をしっかりと使うことにありますので、ある程度はその部位を意識して動かした方がいいでしょう。
ただし、このお風呂で行うバタ足はお風呂の広さによって出来ることが限られてしまいます。
狭いお風呂の場合は膝を曲げた状態でバタ足しましょう。
バタ足だけでは物足りないという方は、座った状態で足を使ってお湯をかき混ぜるように足を回します。
内側に10回と外側に10回といった回数を決めてぐるぐると動かしましょう。
とにかく水圧を利用して行うトレーニングは普段ではそこまで負荷を感じない動作であっても、効果が増します。
バタ足だけで痩せられる?
このバタ足ダイエットは本格的に減量をしたいという方にとっては物足りないダイエットになりますので、あまり期待しない方がいいです。
効果の高い有酸素運動と言いにくいところがありますし、無酸素運動にも該当していないので効果はそれほど期待しない方がいいでしょう。
自宅でテレビを見て寝ながら出来るダイエット方ではありますが、カロリー消費は少なめです。
ある程度の筋肉は動かすので筋トレの要素は少なからずありますが、本格的に脂肪を落としたいと考えている人はもっと汗が出るレベルの運動をした方がいいでしょう。
あくまで他のダイエットを実行して休憩しているときに行うオプションといった位置づけの方が良いのではないかと思います。
本格的にダイエットをしたい場合、このバタ足を主体にするのはやめた方がいいかと思います。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事ではバタ足を使ったダイエットについて記載しました。
バタ足は残念ながら本格的な減量をする場合には物足りないものがありますので、ベッドや布団が憩いの場となっている人がついでとして実行するような運動と考えた方がいいです。
消費カロリーの点から考えても、筋肉の刺激の度合から考えても物足りないので、本格的に痩せたいという方は食事制限やもう少し負荷が高めの有酸素運動か無酸素運動を取り入れてましょう。
あくまで、他のダイエットのオプションといった扱い方をしましょう。
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