消費カロリーなどバーピージャンプのダイエット効果や方法
最強の有酸素運動の一つとして挙げられる運動がバーピージャンプです。
これはやり方次第でかなり効果のあるダイエットになります。
消費カロリーはどのくらいのものなのか、回数はどの程度こなす必要があるのかといった一般的な疑問点は知りたいところでしょう。
本記事ではバーピージャンプによるダイエットの効果や方法を中心にお伝えしたいと思います。
バーピージャンプとは?
バーピージャンプとは1930年代に活躍したコロンビア大学のロイヤル・H・バーピー氏により考案された特殊な運動です。
アメリカではジャンプというよりはエクササイズという認識の方が強いので、バーピーエクササイズと呼ばれることが多くなっております。
日本では、ジャンプの動作が特徴的なので、バーピージャンプと呼んでいるようです。
このバーピージャンプはスクワット、腕立て伏せ、ジャンプといった3つの動作が連結しているので、一通りこなすだけでかなりの全身運動となります。
アスリートが好んで行うトレーニングの一つであり、しっかりと身体を鍛えられるのですが全身運動としても優秀であるためダイエットにも用いられるようになりました。
ダイエット効果について
バーピージャンプは全身運動になりますので、このバーピージャンプをしっかりと頑張って続けた人は全身が効率的に痩せていく可能性が高いでしょう。
無酸素運動を組み合わせている有酸素運動なのですが、かなりの強度がありますので十分な回数をこなすことが出来ればそれだけでも筋肉がつき脂肪が燃焼されやすくなるのです。
ただし、このバーピージャンプは本気で実行するとかなりキツイものがありますので、ある程度の体力と筋力が無いと続けることが出来ないと考えた方がいいでしょう。
続けられれば筋肉をつけて日頃も動くように心がければ効率的に体重を減らしていける可能性が高いとお考えください。
方法について
(お腹の脂肪を落とすならスクワットよりバーピーが効果的!)
動画を見てもらうのが間違いなくわかりやすいです。
文字で記載すると、真っ直ぐに立った状態からスクワットを開始して、膝を曲げたらそのまま手をついて地面を蹴って足を後ろに動かしそのまま腕立て伏せを行い、次に足を軽やかに動かして腕立て間の状態に戻したら今度はしゃがんだ状態でジャンプをするというものです。
単純に、スクワット→腕立て→ジャンプといった一連の動作をこなすといえばわかりやすいでしょう。
これらの3つの動作が連動しているのがバーピージャンプの特徴でありかなりキツイと言われているゆえんとなります。
1回や2回は慣れていない人でも問題ないですが、普段からほとんど身体を鍛えていない人は10回もすれば非常に疲れを感じてしまうでしょう。
それでも回数をこなせばこなすだけ効果的なので、慣れてきたという人はどんどん回数を増やすようにしてください。
消費カロリーと回数はどのくらいやるべき?
バーピージャンプの消費カロリーは1分で5kcal程度ですが、筋トレにも近い要素があるので十分すぎるほどのカロリーと言えます。
さらに回数は出来るだけたくさんこなした方が良く、何回やれば100%効果が出ますとは言えませんがこなせばこなすほど効果はでるでしょう。
しかし、慣れていないと回数を増やせるものではないので、最初は個々人の体力に応じて、できる範囲での少しの回数から毎日1回ずつ増やすといった考え方をした方がいいでしょう。
繰り返しますが、こなせばこなすだけ効果がありますので、慣れていったら増やしていくというスタイルにしてください。
毎日やった方が良い?
可能であれば毎日やった方がいいです。
基本的に有酸素運動は毎日続けた方が効果がありますし、間隔を空ければ空けるほど効果が薄れますのでダイエットしにくくなります。
しかし、このバーピージャンプはかなりきつい自重を使った筋トレのようなものなので、慣れていない人は毎日やると身体が悲鳴を上げるでしょう。
詳しくは後述しますが「30日チャレンジ」というやり方のでは5日に1日は休みを設けているので、慣れていない人や筋肉が悲鳴を上げている人は無理に毎日続ける必要は無いと考えています。
理想を言えば毎日回数を増やして実行するのが良いですが、身体が無理だと叫んでいるのならば無理をしないとい方がいいです。
ただ単に、辛いだけの運動になってしまっては続ける気力も無くなってダイエットの成功確率が下がってしまいますので、無理矢理続けるくらいならば休んだ方がいいでしょう。
結局はその人の意志力と体力の勝負になりますので、ギリギリのラインを見極めて続けられることを第一に考えてください。
注意点は?
バーピージャンプは結構運動強度が強く、自重を使った筋トレでは最高峰と言えるレベルのトレーニングなので、怪我をする可能性が結構高いです。
そのため、無理に実行するのはやめましょう。
全身運動に近いものがありますので、実行前の身体全体をほぐすようなストレッチも重要になります。
また、筋肉のリラックスも大切になりますので、運動後のクールダウンも意識的に行うようにしてください。
また、バーピージャンプは腕立て伏せの曲げる量やジャンプの高さを低くすることで強度をかなり落とすことが出来ますが、それでは意味が無いのでしっかりと腕立て伏せを行ってジャンプするようにしてください。
そして、疲れてくるとゆっくりになってしまいますが、それでは強度が落ちてしまいますので、必ず時間設定と回数設定を同時に行うようにしましょう。
運動強度が高いトレーニングも、意識的に緩めてしまってはそこそこの運動に成り下がってしまいますので、質を落とさないように意識することも重要なのです。
但し、冒頭に申し上げたように無理は怪我に繋がり兼ねませんので、体が悲鳴を上げているのを感じるようでしたら、緩めるのもOKと柔軟に考えるのが良いです。
30日バーピーチャレンジって?
アメリカ発祥のトレーニングに30日間チャレンジという物があります。
これは腕立て伏せや腹筋などを回数を増やしつつ30日ほどこなすことで1カ月で体型を一気にシェイプアップするという内容になります。
これはアプリにもなっているのです。
様々なトレーニングが30日間チャレンジとして登録されているので覗いてみるのもいいでしょう。
30日間バーピージャンプというのも、このチャレンジの一種で、毎日5回ずつ回数を増やしていって最初は5回だったのに30日後には100回ほどこなすといった内容になっています。
ただし、5日に1日は休みになるのです。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事ではバーピージャンプを使ったダイエットについて紹介いたしました。
バーピージャンプの消費カロリーはそこまで高くはありません。
なぜなら継続時間がそこまで長くはないからです。
それでも圧倒的なまでに強力な全身運動であり、全身の筋肉を引き締める効果があるのでダイエット効果は高いです。
水泳といった運動に比べると消費カロリーや脂肪燃焼効果は劣るかもしれませんが、それでも筋肉が全身につけられる運動なので、個人的にもものすごくおすすめしたいトレーニングとなっております。
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