トマトジュースダイエットは1週間で痩せる?いつ飲むと良いか!
健康を意識してよく飲まれるトマトジュースですが、ダイエットに効果があるという話があります。
痩せる理由はどのような所にあるのでしょうか?
1週間あるいは1ヶ月で効果が表れるのかや、いつ飲むと良いかなど具体的なやり方も知りたいところです。
本記事ではトマトジュースダイエットの効果およびやり方を中心にお伝えしたいと思います。
- トマトジュースのダイエット効果
- トマトジュースの効果はいつから出るか【1週間あるいは1ヶ月?】
- 1ヶ月で4kg痩せられる?
- トマトジュースダイエットのやり方について【なぜ痩せる?】
- トマトジュースダイエットの口コミ
- トマトジュースダイエットで痩せた実践者のブログ
- トマトジュースを飲み続けることの効能は?
- 【衝撃】トマトジュースを毎日1ヶ月間飲み続けるとどうなるのか? 体に起こる5つの驚愕の変化とは?
- トマトジュースを飲み過ぎると太る?
- トマトジュースを毎日飲むことによるデメリットはないの?
- トマトジュースを飲むと好転反応が出る?
- トマトジュースダイエットのメリットとデメリット
- トマトジュースの選び方
- トマトジュースの作り方
- トマトジュースダイエットの注意点
- トマトジュースダイエットに関するよくある質問
- 最後に
トマトジュースのダイエット効果
トマトジュースのダイエット効果としてどのようなものがあるのでしょうか?
以下に挙げてみたいと思います。
リコピンによる脂肪燃焼効果
トマトに含まれる代表的な栄養素にリコピンがあります。
リコピンには成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を促進する作用があります。
ですので、体を動かすことで、効率的な脂肪燃焼効果が期待できます。
リコピンのダイエット効果や摂取タイミング【野菜ジュースで摂る?】
クエン酸による疲労回復効果
トマトにはクエン酸が含まれています。
クエン酸には疲労回復効果があるとされています。
ダイエットには運動が有効なのは誰もが知る所だと思いますが、運動で疲れた疲労が早く回復されると、運動へのモチベーションが維持しやすくなります。
これダイエット成功に大きくプラスに働きます。
ペクチンやリコピンの腸内環境改善による便秘解消効果
トマトに含まれるペクチンは水分をたくさん吸い込みゲル状(ゼリー状の個体)になり、便に水分を保持する役割を果たします。
更に乳酸菌などの善玉菌を増殖させ、腸の蠕動運動( ぜんどううんどう )が促進され便秘解消効果が期待できます。
トマトに含まれるリコピンやビタミンCなどの成分は消化を助けたり、腸内環境を改善したりする効果があると言われています。
便の出が良くなると、ぽっこりお腹の解消や体重の減少に繋がったりします。
むくみ解消効果
トマトジュースにはカリウムが多く含まれているのでナトリウムの排出効率が上昇し、これに伴って体内の不要な水分の排出も促進されます。
するとむくみがちだった方においては、それが解消されることが期待できます。
低カロリーで低糖質?
トマトジュースのカロリーは100gあたり15kcalと低く、糖質は3.4gと高いと言える数値ではありません。
トマトジュースのGI値は38くらいと低GI値なので、血糖値の上昇度合は低い食品となっていることからも、ダイエット向きの飲み物となっています。
トマトジュースの効果はいつから出るか【1週間あるいは1ヶ月?】
ダイエットを始めるにあたり、誰もが気にするのは「ダイエット効果はいつからでるんだろう?」ということだと思います。
トマトジュースダイエットでは1週間、あるいは1ヶ月といった早い段階で効果が表れるのでしょうか?
基本的にはトマトジュースを摂取するだけでは早々に効果を期待するのは難しいでしょう。
ダイエットの意識を高く持ち、並行して食事の量を適切に調整したり、運動を加えたりなどを実践すれば、1週間で1kg減くらいの変化を出したり、最初の1ヶ月で1~2kg減少くらいの変化は可能でしょう。
1ヶ月で4kg痩せられる?
先ほど1週間で1kgくらい減らすことができると記載しました。
それならば1ヶ月で4kg痩せられるのでは?と思われるかもしれません。
この点に関しては、まず痩せられるかどうかの前に痩せていいのかどうかに触れておきたいと思います。
結論から言うと、体重が80kg未満の方の場合、それは推奨されることではありません。
1ヶ月に減らせる体重の目安としては現体重の5%以下が推奨されます。
つまり現体重が80kg以上であれば1ヶ月に4kg痩せても良いのですが、それ未満の方は推奨されないということです。
理由は5%以上の体重減少は健康面から見た場合、好ましくないからです。
何かしらの体調不良が出てしまう可能性が高まってしまいます。
また体が「健康の危機」と感じてしまい食欲が増加すると同時に危機に備えて得た栄養をできるだけ脂肪として体に蓄積させようとします。
従いまして、少し食べる量を増やすとすぐにリバウンドしてしまう可能性が高まってしまうということです。
ですので1ヶ月間で減らせる体重の限度は常にその時点の体重に対して5%未満を意識してダイエットを行いましょう。
参考1)https://ddnavi.com/review/546396/a/
参考2)急激に痩せた華原朋美さんは体調不良を伴いました。
トマトジュースダイエットのやり方について【なぜ痩せる?】
トマトジュースダイエットの効果の出る理由が分かった所で、次は具体的なやり方を見て行きましょう。
簡単にできるものなのでしょうか?
そしてこのやり方だと、なぜ痩せるのでしょうか?
では見ていきましょう。
いつ飲む?
朝がいい?
朝の食前はおすすめのタイミングの1つです。
カゴメさんの研究によりますと、朝にトマトジュースを飲むと一番リコピンを効率よく吸収できるそうです。
ご参考)https://www.kagome.co.jp/company/news/2016/002699.html
先に記載した通り、リコピンには代謝を向上させる働きがあります。
そして、食前に飲む事で、少しお腹を膨らませ、今までよりも食べる量を減らしましょう。
トマトそのもののダイエット効果と従来よりも食べる量が減る(摂取する糖質およびカロリーの減少)ことの相乗効果で痩せると言えるのです。
夜寝る前もいい?
夜寝る前もおすすめです。
夜寝ている時に成長ホルモンが比較的多く分泌されるのですが、先に記載していますようにリコピンは成長ホルモンの分泌を促進します。
成長ホルモンは筋肉の回復・生成を促し、代謝を向上させる他、肌のターンオーバーを活発化させる働きを持ち美肌効果も期待できます。
ただ寝る前だけに飲むやり方だと、1日の摂取カロリーや糖質が従来とあまり変わらない可能性が高いので、効果は薄いかもしれません。
ですので、夕食から寝るまでの間が短い方は夕食時に最初にトマトジュースを飲み、従来よりも夕食の量を減らされるのがお勧めです。
夕食から寝るまでの間が長い方は夕食時の最初にトマトジュースを100mlを飲み従来よりも夕食の量を減らし、寝る前にトマトジュースを100ml摂るといった形で分けられるのがより効果的かと思います。
飲む量は?
推奨される量は200mlです。
多くても400mlに抑えるのが良いとされています。
1日のリコピンの摂取推奨量はおよそ15~20mgと言われており、一般的なトマトジュースには100mlでおおよそ10mgのリコピンが含まれています。
ですので夜か朝のどちらかを選択するか朝に100ml、夜に100ml飲まれる(あるいは朝に150ml、夜に150ml)のも良いかと思います。
トマトジュースに何かを混ぜると効果アップ?
トマトジュース単独でももちろんOKですが、他のものを混ぜることでメリットが出るケースもあります。
以下にメリットの出るものを挙げてみたいと思います。
トマトジュース+ヨーグルト
トマトジュースが苦手な方もいらっしゃることでしょう。
飲むヨーグルトと合わせると甘みと酸味のバランスが上手くとれ、飲みやすくなります(もちろん個人差はあるでしょう)。
ヨーグルトもダイエット向き(腸内環境改善による基礎代謝向上や便秘解消など)なので、おすすめです。
※もちろん砂糖は入れずに飲みましょう。
トマトジュース(100ml)+飲むヨーグルト(100ml)をミックスさせることで、朝と夜に200mlずつ飲んでもリコピンの摂取を推奨量に抑えることができます。
オリーブオイル+トマトジュース
リコピンは油と一緒に摂ると吸収率がアップすると言われています。
ですので便秘解消、美肌効果、過食防止効果も兼ね備えているオリーブオイルを混ぜて飲むというのはおすすめと言えます。
またオリーブオイルに含まれているオレイン酸は、コレステロールを下げるというメリットもあります。
牛乳+トマトジュース
牛乳に含まれる脂肪分もオリーブオイル同様、リコピンの吸収力をアップ(3倍アップという話も)してくれるそうです。
またトマトジュースが苦手な方の場合でも味がマイルドになり飲みやすくなることが期待できます。
毎日飲む?
やはり毎日飲んだ方が効果は高いでしょう。
難易度は高くはないと思いますので、毎日実行しましょう。
断食しても良い?
トマトジュースを使った断食によるダイエット法も世間では推奨されているようですが、断食によって一時的に体重は減るでしょうが、また普通の食生活に戻れば、体重は元に戻りますので、ダイエット目的としての効果はあまり期待できないと思います。
断食にはデトックス効果があると言われていますので、こちらの効果を期待して行うのは良いかと思います。
但し、何も知識なく自分の考えで行うと、体を壊しかねませんので、しっかりと断食法を調べて安全に行いましょう。
3日間トマトジュースで過ごすなどという話も耳にしますが、良いものかどうかの判断はつきかねます。
トマトジュースダイエットの口コミ
ツイッターで口コミを探すと、痩せたという感想やお肌の調子や便通が良くなったといったものがあります。
ツイッター上ではマイナスの感想が見つかりませんが「FIT Search」という口コミサイトではマイナスの感想も見受けられます。
以下にプラスの感想とマイナスの感想の両方を紹介したいと思います。
成功者などプラスの感想
おはやうロックンロール
トマトジュースダイエット、緩やかに体重落ちてますイエイ。— テツオ@4/29 iwooNOGATA (@tetsuorocklove) April 3, 2022
トマトジュースダイエット3週目だけど、お腹も肌の調子も良い
— HARUKA∞▶4/3BEAVER静岡 (@uver07x06mwam) June 8, 2019
4月27日午前6時35分から1.7kg減りました!現在の体重は52.9kgです。体脂肪率は33.1%です。BMIは21.6です。
トマトジュースダイエットというものを初めてみた
— lulu⋆⋆ (@tiny_D44) 2019年4月28日
トマトジュースダイエット始めてからお通じが良くなったのとお肌がとても調子良い✌︎(‘ω’)✌︎体重も徐々に減少
— べティの誕生日@中神瑛太 (@NAKAGAMI_EIS11) May 1, 2019
失敗者などマイナスの感想
・トマトジュースを8ケ月間毎日飲んだが全く痩せません。むしろ2キロ弱増えました。
・トマトダイエツトしてます。痩せません。
・購入時、3ヶ月から効果が表れるとのことで 不味い、飲みにくい、体調不良と!
でも、痩せられるなら…有名芸能人も効果を言ってた…効果を信じ 必死で飲み終えたが やはり、全く体重減少もなく 騙された感だけが残ります。運動しなくても 夜飲めば痩せられるんですよね???( 呆 )
・会社の人達と三人で試したが、今まで通じが良かった私を含め 3人とも便秘になった。それでも皆飲みきったが、全く痩せなかった。
参考サイト)https://fitsearch.jp/dietmethod/090205000048/comment
トマトジュースダイエットで痩せた実践者のブログ
では次にトマトジュースダイエットで痩せた実践者のブログを紹介しましょう。
朝食を「コーヒー+トマトジュース+プレーンヨーグルト」にし揚げ物を控えたら、あっという間に痩せたというものです。
揚げ物を控えた効果もあるかと思いますが、「トマトジュース+プレーンヨーグルト」に置き換えた効果も出たと言えるでしょう。
ではそのサイトですが次のURLになります。
トマトジュースを飲み続けることの効能は?
ダイエット効果のみならずトマトジュースを飲み続けることで得られる効能も色々とあります。
以下に挙げてみたいと思います。
美肌効果
口コミの項など、これまでの内容で感じられたかもしれませんが、トマトには美肌効果のあるビタミンCが含まれています。
そして更にトマトに含まれるリコピンは抗酸化作用とシミの原因になるメラニンを生成するチロシナーゼの働きを抑制する働きを持っているので、より美肌効果が得られやすいと言えます。
老化防止によるアンチエイジング効果
先に記載しましたリコピンの抗酸化作用は老化を遅らせることが期待できます。
またトマトに含まれるビタミンEも老化防止に貢献してくれます。
つまりアンチエイジング効果が期待できるということです。
免疫力の維持
体内で生成されてしまう活性酸素が増えると免疫力が下がってしまいます。
リコピンの抗酸化作用が働くと活性酸素の除去に貢献してくれるので免疫力の維持が期待できます。
高血圧の予防
トマトに含まれるカリウムは体内の余分な塩分を体外に排出させる働きを持っています。
体内の塩分が多いと血中の水分量が多くなり、高血圧に繋がりますが、カリウムはこれを防いでくれると言えます。
また更にトマトジュースに含まれるgabaは高めの血圧を下げる効果があることが実証されています。
花粉症を和らげる効果
カゴメ株式会社総合研究所と国際医療福祉大学との共同研究では、花粉症の人がトマトジュースやトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)を継続的に摂取したら花粉症の自覚症状に関するスコアが改善したとのことです。
ご参考)https://www.kagome.co.jp/company/news/2007/000422.html
がんや生活習慣病の予防
活性酸素が発生するとがんを始めとした病気や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしやすくなります。
先ほどから挙げている抗酸化作用のあるリコピンを含むトマトはこれらの病気の予防になります。
ちなみに活性酸素の発生原因はストレスや喫煙、飲酒、電磁波、紫外線、食品添加物摂取、排気ガスなど様々な物があると言われています。
HDL(善玉)コレステロールを増やす
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増えすぎると動脈硬化に繋がりますが、HDLコレステロールは余分なコレステロールを回収し、更に血管壁に溜まったコレステロールを取り除いて、肝臓へ戻す働きをしてくれます。
リコピンにはこのHDLコレステロールを増やす働きがあります。
貧血を予防・改善するトマトジュースの効果
貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素を運ぶ能力が低下している状態です。
貧血になると、疲れやすくなったり、めまいや動悸が起こったりします。
貧血の原因はさまざまですが、鉄分不足が最も多いと言われています。
鉄分は赤血球を作るために必要な栄養素で、食事から摂取する必要があります。
しかし、現代人の食生活では、鉄分が不足しがちです。
そこで、貧血を予防・改善するためにおすすめなのが、トマトジュースです。
トマトジュースには、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、赤血球の生成に必要な葉酸が豊富に含まれています。
また、トマトジュースは低カロリーで飲みやすく、毎日続けやすい飲み物です。
トマトジュースを飲むことで、貧血の症状を軽減したり、貧血のリスクを低下させたりすることが期待できます。
貧血に悩む方は、鉄分の摂取と合わせてトマトジュースを試してみる価値はあるかと思います。
睡眠の質向上
トマトジュースにはGABAが含まれています。
GABAは脳の興奮を抑制してくれる効果があるので、布団に入ってからあれこれ考え事をしてしまうのを防ぎ、眠りやすくする効果があります。
また、体の中心温度を下げる効果もあり、それによって眠気が生じやすくなり、睡眠の質を高めてくれます。
参考情報)SHINE+ https://shinewater.jp/magazine/post/drinks-that-improve-sleep-quality/#i-8
【衝撃】トマトジュースを毎日1ヶ月間飲み続けるとどうなるのか? 体に起こる5つの驚愕の変化とは?
こちらの動画でもトマトジュースを飲むとどうなるか?というテーマで
1.肌がキレイになる
2.ダイエット効果
3.悪玉コレステロール値を下げる
4.炎症を抑えてくれる。
5.むくみを改善してくれる
という5つの効果を中心に語っておられます。
よろしければご覧になってみて下さい。
トマトジュースを飲み過ぎると太る?
トマトジュースはここまでの記載の通り、健康に良いとされる飲み物ですが、飲み過ぎた場合は太ってしまうのでしょうか?
その答えは太ってしまう可能性は高いと言えます。
理由はトマトジュースには基本的に塩分が含まれていますので、塩分を多く摂り過ぎてしまいます。
体内の塩分濃度が高くなると、体に水分を保たせようと体が働きます。
ということはその分体重が増え、むくみが発生したりしますので太ることになります。
また糖質もそれなりにあるので、この影響によっても太る可能性が高まります。
そして太るという以外にも体に良くない影響が及ぶことが考えられます。
トマトに含まれるシュウ酸の過剰摂取により胆石になる可能性が高まる、カリウムの過剰摂取により、副腎疲労を起こし慢性疲労や精神不安・食欲不振・下痢・アレルギーなどが引き起る可能性が高まる、リコピンの過剰摂取で柑皮症(かんぴしょう)という皮膚が黄色くなる病気になる可能性が高まる、といったものがあります。
従いまして推奨量の200ml、多くても400mlを守りましょう。
トマトジュースを毎日飲むことによるデメリットはないの?
トマトジュースを毎日飲むことによるデメリットの声を耳にしたことのある方もいるかもしれませんね。
それは飲み過ぎたり、添加物の多いトマトジュースをたくさん飲んだ場合のようです。
詳細は次のページをご覧ください。
トマトジュースを飲むと好転反応が出る?
トマトジュースを飲むと好転反応(症状が良い方へ転ずる時に起こる一時的な身体の不調のこと)が出るという噂を耳にされた方もいるかもしれません。
一般的にファスティングをすると体の毒素を体外に排出しようという働きが出て、その時に好転反応が出たりするのですが、このファスティングをトマトジュースを使って行われることもあります。
こういったことからトマトジュースによる好転反応の話が出てきているものと思います。
つまり普通の生活でトマトジュースダイエットを取り入れている場合、この好転反応は出ることはないと考えて良いでしょう。
トマトジュースダイエットのメリットとデメリット
ここでトマトジュースダイエットのメリットとデメリットを纏めてみたいと思います。
メリット
それほど苦痛が無くできる
従来の生活に対して1食あるいは2食の食前にトマトジュースを飲むというだけなので、比較的簡単にでき、苦痛なく取り組めるのが大きなメリットかと思います。
健康的に取り組める
トマトには色々な健康に良い成分が含まれていますし、摂取する栄養を極端に絞り込むといったダイエット法ではないので、健康を害する危険性のないダイエット法です。
デメリット
上手く実践しないと効果は出にくい
食前にトマトジュースを摂り、少しお腹を満たすことで食事の量を従来よりも減らし、糖質やカロリーの摂取量を抑え痩せようというのが基本のダイエット法なので、しっかりここを意識して実践しないと効果が出にくい所があります。
トマトジュースが苦手な人にとっては苦痛
トマトは好きだけど、トマトジュースは苦手という方は結構います。
味や匂いがちょっと独特と言えるかもしれません。
そのような方が無理に始めても続かないかもしれません。
トマトジュースの選び方
トマトジュースを選ぶ時の要素には塩分、糖分、リコピンの量があるでしょう。
無塩で無糖、リコピンは100mlあたり10mg含まれているくらいのものが理想です。
おすすめをご参考までに1つ挙げておきたいと思いますが、色々探せば成分的にもっと良いものもあるかと思いますし、個々人の飲みやすさという点も考慮されると良いかと思います。
次の「カゴメトマトジュース食塩無添加」は200ml中、食塩相当量(0~0.18g)、リコピン(15.9~27.8mg)、糖質(7.1g)でおすすめかと思います。
トマトジュースの作り方
生のトマトジュースを自宅で作るというのもいいですね。
みなさん簡単に作れるかと思いますが、動画を紹介しておきました。
簡単に手順の記載もしておきます。
1.トマトを数個用意し、ヘタを取る。
2.トマトを6等分くらいに切る。
3.トマトをミキサーにかける。
4.皮と種を取り除くために漉して出来上がり。
トマトジュースダイエットの注意点
トマトジュースには確かにダイエット効果や健康を促進する効果がありますが、トマトジュースだけに頼って、目標の体形にしようとするのは難しいでしょう。
トマトジュースダイエットを始めたことを皮切りに、ダイエット意識を高め、食事を適切なものに調整したり、運動をしたりすることが大切です。
なお反対にこのダイエットを始めたことで、食事制限のし過ぎもいけません。
タンパク質や炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など必要な栄養素が不足すると、筋肉や内臓の働きが低下し、代謝が悪くなったりします。
また、免疫力や骨密度も低下し、病気や骨粗しょう症のリスクも高まったりします。
従いまして、必要な栄養はしっかりと摂りましょう。
あとは市販のトマトジュースには、味を調えるために塩分が添加されているものも多いので、本記事で紹介しているように無塩のものを飲むのがおすすめです。
トマトジュースダイエットに関するよくある質問
夜トマトジュースだけでもいいですか?
個人差があると思いますが、現代は体を動かす量よりも食べる量の方が多くなっている傾向があり、1日2食も推奨される食べ方でもあるくらいなので、夜トマトジュースだけでもいいです。
但し、条件があり、朝食と昼食で1日に必要な栄養素は必ず摂るようにしましょう。
その上で、夜をトマトジュースにしたならばダイエット効果は出やすいとも言えるでしょう。
筆者自身は朝食を少量の果物(りんご半分とバナナ1本など)のみにし、昼と夜は普通の食事という1日2食に近い食生活を約10年強続けていますが、健康で標準体形(やや痩せ気味:BMI=21くらい)を維持しています。
トマトジュースは朝と夜どっちがいい?
本記事ではダイエットにおいてトマトジュースを朝飲むのも良いし、夜飲むのも良いとお伝えしました。
ではどちらか一方にされたい場合はどちらが良いかという事ですが、基本的にリコピンによる脂肪燃焼効果向上が最もダイエットに繋がりやすいという観点から、カゴメさんの試験研究の結果として、朝が一番リコピンの吸収が良いとのことなので、朝が良いでしょう。
参考情報)KAGOME オススメは朝or夜?トマトの栄養リコピンを効率良く摂る方法
ホットトマトジュースの効果は?
トマトジュースをホットで飲むとリコピンの吸収がより良くなるそうです。
従いまして、脂肪燃焼効果がより高まるということです。
また冷たいトマトジュースだと体を冷やしかねず、体が冷えると代謝が落ちるという点でも、ホットか常温で飲みたいところです。
ダイエットにおける生トマトとトマトジュースの違いは?
両者の栄養成分やダイエット効果について比較してみましょう。
生トマトのメリット
生トマトは、ビタミンCやリコピンなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。
これらの成分は、肌や血管の老化を防ぎ、美容や健康に良いとされています。
また、生トマトには水分や食物繊維も多く含まれており、満腹感を得やすく、便秘の予防や改善にも効果的です。
さらに、生トマトにはクエン酸やリンゴ酸などの有機酸が含まれており、疲労回復や代謝アップにも役立ちます。
トマトジュースのメリット
トマトジュースは、生トマトよりもリコピンの含有量が高いという特徴があります。
リコピンは加熱することで吸収率が高まるため、トマトジュースを温めて飲む事でより多くのリコピンを摂取できます。
リコピンは、中性脂肪やコレステロールの低下、血圧の安定、動脈硬化の予防など、様々なメリットがあります。
また、トマトジュースは水分補給にも適しています。
結論
上記のように、生トマトとトマトジュースではそれぞれにメリットがありますが、ダイエットにおける違いはあまりないと言えます。
どちらもカロリーは低く、栄養価は高いため、ダイエットに活用できます。
ただし、トマトジュースを選ぶ場合は、添加物や糖分が多く含まれていないものを選ぶようにしましょう。
最後に
トマトジュースダイエットの基本的な方法は食前に飲む事で食事の量を減らすと同時にリコピンなどトマトジュースに含まれるダイエット向けの成分による効果によって痩せようというものでした。
トマトジュースに含まれるダイエット向けの成分のみでは効果は薄いと思いますので、トマトジュースの活用により、ダイエット前よりも摂取カロリーと糖質量を減らすことを意識しましょう。
そしてトマトジュースを飲んで痩せやすくした状態で日頃から運動を行われますと、より効果は高まるでしょう。
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