レモン水うがいダイエットのやり方や実践する上でのポイント
レモン水でうがいをするだけで、ダイエットすることが期待できるという画期的な手法があります。
なぜそのような簡単な方法で痩せられるのでしょうか?
具体的にどのようなダイエット法なのでしょうか?
本記事ではレモン水うがいダイエットの手順や利点およびデメリットを中心にお伝えしたいと思います。
レモン水うがいダイエットって何?
食前にレモン水でうがいをする「レモン水うがいダイエット」は、健康的な生活に導く革新的なアプローチ法です。
このダイエットは、乱れた食生活から抜け出し、本来の味覚を取り戻すことを目的としています。
その結果、理想的な体形に近づくことができると言うものです。
歯科医師である宮本日出(みやもと・ひずる)先生が「『デブ味覚』リセットで10日で-3kg! レモン水うがいダイエット」という書籍を出版されており、このタイトルの通り、一部の体験者はわずか10日で体重を3kg減らすことに成功しています。
レモン水うがいダイエットの利点
「レモン水うがいダイエット」は、その特異な方法による利点として、食欲の制御からリバウンド防止、健康的なやせ方、そして年齢に関係なく効果を発揮するといった4つが挙げられます。
以下にその4つをお伝え致します。
食欲が自然に抑えられる
レモン水によるうがいを行うことで、食べ物の「苦味」が体に感じやすくなり、大脳皮質に「満腹」のシグナルが送られます。
これにより、食欲が自然に抑制され、我慢せずとも満足感を得ることができるのです。
リバウンドしにくい
レモン水によるうがいを行う事で味覚が変化するため、ダイエット終了後も少量の食事で満足できるようになります。
また過度な食事制限をしないため、リバウンドの心配が少なく、持続性のあるダイエット法と言えます。
健康的である
炭水化物や脂肪の過剰摂取によって鈍っていた味覚が、レモン水によるうがいを行うことで本来の味覚に戻ります。
これにより、食べ過ぎずかつ過度な食事制限を伴わないため、栄養バランスのとれた食事をしながら、健康的な体形に近づくことができるという利点があります。
年齢に関係なく効果を実感できる
舌の味蕾細胞(みらいさいぼう)は、いくつになっても細胞が生まれ変わる周期は変わりません。
中高年以降の人でも、レモン水によるうがいを行うことで高い食欲抑制効果を実感することが期待できます。
レモン水うがいダイエットのデメリット
大きな欠点は見当たりませんが、レモン水うがい液を作ったり、食事前にうがいをしたりする手間があるということくらいでしょうか?
痩せる為には、必ず何かしらの行動が必要で、その行動量としてはこのレモン水うがいダイエットは非常に少なく実行できる部類に入るでしょう。
あとは万人に効果があるとは言い切れないことも念頭に置いておく必要があるかもしれません。
自宅で手軽に!レモン水うがい液の作り方
レモン水のうがい液は、手軽に作れます。
以下に、自宅で作るための簡単な手順をご紹介します。
【用意するもの】
常温水:100ml、レモン果汁(市販の還元レモン果汁100%のものを使用):5ml、計量カップ、計量スプーン(5ml=小さじ1)、コップ
【作り方】
1.常温水100mlを計量カップで測り、コップに注ぎます。
2.計量スプーン1杯(5ml)のレモン果汁液をコップに加え、濃度約5%のレモン水を作ります。
3.濃度を均一にするために、スプーンでよく混ぜます。
これで、手作りのレモン水うがい液が完成です。
レモン水によるうがいの手順
レモン水によるうがいのやり方を以下に、ステップごとにお伝え致します。
1. レモン水を舌に広げる
レモン水を約5秒間かけて口に含みます。
舌を動かし、レモン水を舌全体に広げましょう。
これにより、口内全体が爽やかなレモンの風味で包まれます。
2. 「ぶくぶくうがい」をする
口に含んだレモン水の約3分の1を使って、「ぶくぶくうがい」を行います。
唇を閉じ、両方の頬をふくらませたり縮めたりして、舌の上にレモン水をしっかりと広げます。
唇の筋肉が弱っている方は、レモン水が漏れないように勢いを調整して行いましょう。
3. 「がらがらうがい」をする
頭を後ろに傾け、口を少し開けて「がらがら」とうがいを行います。
舌の奥にレモン水が行き渡るように、少し下あごを上に突き出し、息を吐き出しながら行います。
最後に、口からレモン水を吐き出します。
この1~3を3回繰り返します。
※ 注意事項: 高齢者の場合は、誤嚥(ごえん)のリスクがあるため、注意が必要です。うがいの際は慎重に行い、無理なく行動できるように心掛けましょう。
レモン水うがいの7つのポイントで健康的にダイエット!
レモン水うがいによる留意すべき7つのポイントを説明致します。
① 市販の果汁100%のレモン果汁を使用する
多くの国内研究が示すところによれば、レモン果汁100%の使用が効果的です。
② レシピ通りにレモン水を作る
レモン水の濃度は5%前後がベストです。
濃くなるとうがいが苦痛になり、逆に薄いと食欲抑制が期待できません。
正確なレシピを守りましょう。
③ レモン水を舌の奥にしっかり広げる
がらがらうがい中、レモン水を舌の奥に届けることが重要です。
苦味を感じる舌の奥に直接レモン水を広げることで、ダイエット効果が期待できるようになります。
④ うがいの5分後を目安に食事を始める
うがい後5分が「苦味に敏感になる時間」と医学的に証明されています。
食事はこの時間を目安に始め、10分以上経った場合は再度うがいを行いましょう。
⑤ 食後はフッ素入りの歯磨き粉で歯を磨く
レモン水は酸性で、食後も口内が酸性になります。
食後はフッ素入りの歯磨き粉で歯を磨き、歯を強化しましょう。
⑥ 口の中の汚れをきれいにしたいときは、レモン水を使わない
口の汚れが気になる場合は、レモン水うがいではなく真水で洗いましょう。
レモン水うがいは主に味覚を正しく戻すことが目的です。
⑦ 間食前にレモン水うがいをしない
ダイエット期間では基本的に間食を控えることが望ましいですが、もし食べる場合は、間食前のレモン水うがいは避け、3度の食事前に行いましょう。
宮本日出先生の書籍「『デブ味覚』リセットで10日で-3kg! レモン水うがいダイエット」は以下のサイトで購入可能です。
最後に
以上いかがでしたでしょうか?
レモン水うがいダイエットはレモン水でうがいをすることで、味覚が正常になり、食べる量を適量にコントロールようになって痩せられるというものでした。
太り過ぎの原因は食欲を抑えきれないことが最も大きな要素なわけですが、それを自然に抑えられるようになるというのは本当に画期的な手法だと思います。
もちろん万人にとって効果があるかどうかは分かりませんが、簡単にできることですので、ダイエットを試みても上手く行かずに悩んでいるという方は、試してみる価値が十分にあるのではないかと思います。
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