ヨガなど運動を始めとした生理中に太らないダイエット方法
運動や食事制限などの方法でダイエットをしている方々にとって頭を悩ませてしまうのが生理中です。
生理期間中はどうしても体が脂肪を蓄えようとするので、より太らないよう意識を高める必要が出てきてしまいます。
かといって、その分いつも以上に体を動かそうと思っても体調面でどうしても困難だったりします。
本記事では生理中のダイエット方法を中心にお伝えしたいと思います。
生理中でも太らない食事方法は?
いくつか方法はありますが、最もシンプルなのが豆乳ダイエットをすることでしょう。
ダイエットと言っても毎日豆乳を1パック(200ml)飲むだけなので、特別なことはほとんどありません。
そのため、効果が高くやりやすいと評判になっています。
だいたい生理前の7日~10日間から飲むようにするのが通説ですが生理が始まっても毎日飲んで構わないといわれております。
ただし、飲み過ぎた場合はホルモンバランスが崩れると言われているので200mlは守ってくださいね。
生理中のダイエットに効果的な運動はヨガ?
生理中に行える運動はかなり少なくなるのですが、ヨガの場合そこまで激しい運動ではないので行うことは可能な部類に入ります。
むしろポーズによってはイライラや精神的な落ち込み改善の効果もあるので、むしろ推奨されているところもあるようです。
動画にて紹介しているのは、鼠径部(そけいぶ)を刺激して、腰からお腹まわりの血流を良くするものです。
基本的に生理中は子宮収縮が発生して痛みが発生するので、骨盤やお腹のまわりをほぐして血行を促進してあげてください。
そうすることで痛みやだるさが多少は解消されるはずです。
逆にやってはいけないヨガには子宮を逆さまにするような逆立ちするポーズは絶対良くありません。
ほかにも肩立ちのポーズも同じ理由で避けた方が良いでしょう。
また、お腹をツイストするような子宮に力をかけすぎるのも控えたほうがいいでしょう。
そのため、すべてのヨガが良いというわけではないということもちゃんと理解してくださいね。
そもそも生理中は太りやすい時期?
女性が男性よりも圧倒的にダイエットが難しいと言われる理由は生理周期があるからです。
この生理周期によって痩せやすい時期・太りやすい時期・痩せにくい時期の3つに別れます。
では、生理中はいったいどのような状態になるのでしょうか。
「生理中は食べ過ぎても問題ないからいくらでも食べられる」なんて噂もありますが、率直に申し上げて脂肪や水分をため込みやすい時期なので食べ過ぎた場合はすぐに太ってしまう可能性があります。
体的にはしんどい時期ではあり、暴飲暴食に走りたくなる気持ちも理解できますが、ほどほどにしましょう。
生理中はなぜ太りやすい?
生理になる大体10日前から生理が始まるまでの期間は、プロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されるのが最大の原因でしょう。
このプロゲステロンは分泌量が増えるとインシュリンの効果が下がるようになるので、血糖値が上がりやすくなりその上昇を抑えるために今度はインシュリンが過剰分泌されるようになり、血糖値が急激に下がります。
こうなると空腹感が強まり食欲が一気に倍増することがあります。
さらに、身体も脂肪を溜め込むようになるので太りやすい状態になるのです。
また、生理中は新陳代謝が悪くなりやすいので冷え性が悪化します。
そのため、自律神経が乱れやすくなって人によっては貧血が多発するようになり、脂肪燃焼効率も低下してしまうのです。
それ以外にも、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下することで血液循環も悪くなり、むくみが発生しやすくなるなど水分が溜まりやすい体になります。
こういったことから、生理期間は太りやすく痩せにくい期間になってしまいます。
生理中でも太らない食べ物は?
豆乳が良いというお話をしておりますが、理由は先程記載した生理期間中は代謝を上げてくれるエストロゲンが減少してしまい、水分や栄養を溜め込みやすくなることが太りやすくなる一因であり、豆乳に含まれているイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることができ、溜め込みが発生しにくくなるので、生理中に太りにくくしてくれる食べ物として注目されているのです。
従いまして、イソフラボンの含まれる豆腐などもおすすめの食べ物となります。
その他には血糖値の上昇を防ぐレタスや大根などの野菜類、海藻類・きのこ類・納豆・オクラなどから食物繊維を摂取するのもいいでしょう。
生理中はダイエットをお休みした方が良いという話も?
基本的に生理前や生理中は太りやすく痩せにくい状態にあるので、ダイエットの効果もかなり低下します。
そのため、いくらやっても体重が低下しなくなってストレスになってしまい、「もう生理中はお休みしよう」と思ってしまうこともあるでしょう。
なので、ダイエットをしている方は基本的に体重の維持を目標にしてダイエットを続けましょう。
ちなみに激しい運動を行うダイエットを行っている場合は、軽いウォーキングなどに切り替えるようにして激しい運動は控えましょう。
体に力が必要となる過激な筋トレも控えたほうがいいです。
また、生理期間中はむくみも発生しやすくなるので、むくみ解消に繋がる食事をするようにするのもいいでしょう。
生理中のダイエットは抑え気味にして体重維持ができる程度に留めましょう。
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生理中のダイエットは筋トレが効果的?
過激な運動や筋トレは控えた方がいいですが、ちょっとした筋トレなら効果が一番出る時期なので取り組むべきです。
なぜなら生理期間中は女性ホルモンの分泌が少ないので体が男性に近い時期となっており、筋トレによる効率が良くなるのです。
また、生理期間中でも体を動かして血液循環を促進することは良いことなので、ある程度は体を動かしたほうがいいですね。
ただし、体調を崩しやすくつらい時期なのが生理中なので無理はしないようにしましょうね。
具体的にはつま先立ちとか、イスの縁をつかんでゆっくりと足を上げる足あげ運動などの軽いものがいいですね。
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その他の食事や運動など生理中に太らない方法
生理期間中は無理なダイエットは出来ませんし、負荷をかけるような運動も良くありません。
そのため、生理中はダイエット効率が下がりがちになります。
そういった中で、生理中のダイエットに使えるストレッチを紹介いたします。
①がっせきのポーズ
(合蹠のポーズ バッダ・コーナ・アーサナ ヨガ)
生理中のダイエットに推奨されることが多いのはヨガです。
その中でも、このがっせきのポーズは骨盤周りと足全体の血行をよくする作用があるので、ダイエット効果が少なからず得られます。
この期間は無理が出来ないのでこのぐらいでちょうどいいかと思います。
②膝抱えポーズ
(自宅でできる腰痛予防ストレッチ体操 膝かかえポーズ)
これも動きが少なく生理中でも無理なく行える腰痛改善のポーズです。
生理中に発生しやすい血行不良の改善効果もありますので、そういう点でも効果が期待できるストレッチと言えるでしょう。
生理中にダイエットサプリを飲んでも良い?
ダイエットサプリは薬ではないので服用しても危険は特にありません。
ダイエットサプリはあくまで食品なのでそこまで敏感に反応する必要はないでしょう。
ただし、豆乳ダイエットや豆腐ダイエットをしている方は要注意です。
このような方はサプリメントでイソフラボンを摂取していることもあるでしょうがイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしてしまうので過剰摂取になるとホルモンバランスが崩れて生理がずれたり来なくなったりすることがあるでしょう。
生理不順になった方でイソフラボンを摂取している方は一度止めてみましょう。
ただし、生理期間中はいかにダイエットサプリを摂取しても痩せにくくなっているので効果が全く出ないこともあるでしょう。
ダイエットサプリメントで痩せたいなら生理が終わった日から1週間以内が最大効率になると言われているので、その時期に飲む方が効率はいいでしょう。
生理中に太らない方法につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
ELLE girl 生理中のダイエット方法!痩せにくい原因と太らない方法4選【運動や筋トレも】
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は生理中に太らない方法について、食事や運動などダイエット法について解説しました。
男性と違って女性は生理というものがあるので、ダイエットを成功させるのがなかなか大変ですが、生理期間中のダイエットのやり方を間違えてしまうと体にとってマイナスになることもあるので、しっかりとやり方を理解しましょう。
特に、激しい運動をしている方は控えるようにして、ちょっとした筋トレやヨガのみで抑えるようにしましょう。
しかし、ヨガといっても全てが良いというわけではなく中にはやってはいけないものもあるということも覚えておいてくださいね。
ダイエットにはいろんな障害がありますが、心が折れないようにしっかりと気持ちを持って挑むようにしましょう!
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