筋トレやサプリ・漢方薬など40代で代謝を上げるには?
ダイエットの基本として言われているのが代謝を上げることです。
その為の方法として食べ物を厳選する・サプリメントを使う・ストレッチや運動や筋トレを行う・ツボを押す、などなど色々あります。
その具体的な内容はどのようなものなのでしょうか?
本記事では代謝を上げる方法についてお伝えしたいと思います。
代謝を上げる食べ物
代謝を上昇させる食べ物の栄養素として有名なのがビタミンB群になります。
ビタミンB1は糖質の代謝を促してくれますし、B2も脂質の代謝、B6はタンパク質の代謝を促します。
このようにビタミンB群は代謝を促す作用が強いので、エネルギーとして効率よく消費されるようになるのです。
具体的な食べ物としては青魚・豚肉・卵・納豆・牛乳・レバーなどがいいでしょう。
他には脂質を燃焼させるアミノ酸が含まれているものも効果的となります。
大豆・あさり・しじみ・鶏肉・豚肉などにアミノ酸が含まれているのでよく摂取するようにしましょう。
その他には体が冷えることで臓器の機能が鈍って基礎代謝が低下するため、逆に体温を上昇させるものを摂取するといいでしょう。
カプサイシンが含まれる唐辛子やショウガオールが含まれる生姜がこの筆頭となります。
代謝を上げる飲み物
代謝を上げるのは食べ物以外に飲み物にもあります。
具体的にはコーヒーや烏龍茶といったものが有名でしょう。
カフェインには交感神経を活発にする作用があるので、脂肪燃焼効率を上昇させる働きがあります。
そこにシナモンを加えるとシンナムアルデヒドの効果で血行促進が行われるので脂肪燃焼効率がさらに上昇するのです。
コーヒーにはポリフェノール・クロロゲン酸が含まれているのでその効果で代謝がさらに上昇します。
烏龍茶にスライスした生姜を入れて、温めて飲むのも非常に有効です。
他には甘酒と水を100ccずつ鍋に入れて弱火で温め、カップに沸騰直前にした状態で注いで柚子の皮の千切りや白胡椒を加えるというのもリラックス効果や体が温まる効果があるのでおすすめと言われております。
注意する必要がある点は冷た過ぎる飲み物の場合は内臓が冷えてしまって基礎代謝が低下するのでできる限り温かいものを飲むようにしましょう。
代謝を上げる方法色々
基礎代謝を上げる方法はいくつもあります。
例えば、筋トレで筋肉量を増やす・肺活量を鍛えるために有酸素運動をする・半身浴といったもので身体を温める・サプリメントに頼る・先に記載の基礎代謝が上昇しやすい食品や飲み物を摂取する・漢方に頼るといったものでしょうか。
このように、できることは色々ありますし、筋トレや有酸素運動にも種類が豊富にあり基礎代謝が上昇しやすい食べ物や飲み物にも色々種類があるので選択肢は豊富です。
個人的な考えとしては最もオーソドックスに基礎代謝が上昇しやすい食べ物を摂り、運動を行うことが最も健康的な方法かと思います。
代謝を上げる筋トレなど運動
代謝を上げやすい運動というのは全身の筋肉をくまなく鍛えられる運動になります。
その筆頭はウォーキング・ジョギング・ランニングといったところでしょうか。
これらは全身運動としても有名なのでできる限り毎日実行するといいでしょう。
他には、ボディトランクツイストやスクワットのような広い範囲の筋肉を同時に鍛えられる筋トレが効果的となっております。
その他にも腹筋や背筋や大腿筋といった面積が大きな筋肉を鍛えると基礎代謝が上がりやすいので、ピンポイントで筋トレをするのも有効となっております。
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代謝を上げるストレッチ
基礎代謝を上昇させるストレッチの中でも有名なのが肩甲骨まわりを動かすストレッチをすることです。
肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞という発熱して体温を高く保つ役割を持った細胞がたくさんいるのですが、この細胞を活発化させることで発熱されるようになり、この細胞の数も増殖します。
この細胞は痩せるうえで非常に効果的な細胞ではあるのですが、年を取ると自然と減っていってしまうので、刺激するのが効果的となっているのです。
いくつか方法はありますが、その中でも有名なモデルのアンミカさんが紹介しているものを提示します。
やり方は動画をご参照下さい。
他にもタオルを使ったものなど色々とあるので、YOUTUBEなどで探し、自分が気に入ったものを実行するといいでしょう。
代謝を上げるサプリメント
ダイエットサプリというのは数多くありますが、これらは燃焼系のサプリメントが多く存在しており目的は基礎代謝を上昇させることとなっております。
いろんな種類があるので一概には説明できませんが、発汗を促すタイプや身体を温めるタイプというのは血行の流れを良くしてくれる作用があるので基礎代謝も上がりやすいと言えるでしょう。
他にも筋肉をつけやすくなるサプリメントというのもあるので、これも筋トレと合わせて摂取すれば基礎代謝が向上することが期待できます。
代謝を上げる漢方薬
基礎代謝を上げる方法に漢方を利用するというものもあります。
漢方にも種類があるのでどれか一つに絞るのは大変ですが、代謝が落ちており冷え性になっている方は
・防已黄耆湯(ぼういおおぎとう)
・五苓散(ごれいさん)
・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
といった漢方が余分な水分を身体から排出してくれるようになるので有効と言えるでしょうし、ストレスによって基礎代謝が低下している方は甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)といったものが推奨されているのです。
他には、睡眠不足になってしまい自律神経が乱れ体が冷えやすくなっている方には漢方の睡眠薬である、酸棗仁湯(さんそうにんとう)や加味帰脾湯(かみきひとう)といったものが有効になるでしょう。
ただし、漢方と言えども薬には副作用が出る可能性があるとも言われたりしていますので、個人的には食べ物や運動で代謝を上げるのが良いのではないかと思っています。
代謝を上げるツボ2選
ツボ押しというのは健康維持のためにも使える方法ではありますが、実は基礎代謝を上げることでダイエットにも活用できるツボというのが存在します。
①中脘(ちゅうかん)
(http://seniorlife50.com/entrypost-305.html/attachment-0-72)
よく紹介されるのがこの中脘と呼ばれるツボで、これはおへその真ん中から指4本分ほど上にあるツボです。
このツボは胃腸の働きを整える作用があり基礎代謝を向上させてくれる作用があります。
指2本分ほど下にある気海(きかい)も腸の血流が良くなるので基礎代謝が上昇することが期待できるでしょう。
②三陰交(さんいんこう)
(http://www.stove-villa.com/site/hietori3.html)
これは冷え性の改善にも用いられるツボです。
位置は内くるぶしの頂点から指4本分ほど上にあるところです。
筋肉と骨の境目にあるので押してみるとすぐにどこかわかるでしょう。
冷え性の改善が行われれば基礎代謝が確実に向上します。
そもそも代謝とは?上げるメリットは?
代謝とはエネルギーの吸収・発散・細胞の入れ替わりの働きの総称を言います。
代謝が良くなると、運動をした時に消費されるカロリーが多くなる他、代謝が良くなるということは基礎代謝も上昇するということなので、運動をしていない時の消費されるエネルギー量も増えます。
そんなことから、太りにくくなって痩せやすくなると言えるわけです。
また、基礎代謝が上昇することで同時に血行促進に繋がるので、冷え性改善やむくみの解消にもつながります。
そして、血の巡りが良くなるということは細胞の代謝も上がるので、肌荒れといった肌トラブルも減少し、髪の毛が抜けるといった髪トラブルも少なくなるでしょう。
また、疲労物質も除去されやすくなるので、慢性的な腰痛や肩こりも少なくなり、自律神経の乱れも起こりにくくなります。
このようにいいこと尽くめなのは確かですが現代人は基礎代謝が低い人がかなり多いので、いろんなところで代謝を上げることが推奨されているのです。
40代で代謝を上げるには?
10代や20代は代謝が非常に高い時期で、30代はまだギリギリで保っている状態ですが、40代は代謝が低下しやすくなります。
色々と原因はありますが、大きく分けてこの代謝が低下してしまう原因は二つ、栄養補給効率が著しく落ちていることと、筋肉が衰えて身体を動かしにくくなり基礎代謝も低下してしまっていることです。
40代になると栄養補給効率が落ちますので、若い頃よりは意識してタンパク質・ミネラル・ビタミンといった必須の栄養素を補給しないといけないでしょう。
また、40代になると筋肉がしぼみやすくなります。
筋肉量が減るとそれだけ基礎代謝が低下してしまうのでこの衰えこそがマイナスに働いてしまいます。
コレを放置すると体を動かすことそのものが億劫になるので、ますます代謝が下がっていくのです。
従いまして、日頃からしっかり体を動かすことが大切になります。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は、代謝を上げる方法について提示してまいりました。
代謝が上昇すれば良いことが多いのは事実ですが、基本的に社会人になって年を重ねるほど低下していくものとなっております。
つまり、年を取れば取るほど太りやすくなって痩せにくくなるということです。
そのため、できる限り運動をしたり食生活には気を配るようにしましょう。
筋肉量が低下している人が現代は圧倒的に多いので、普段使わない筋肉だけでも鍛えるようにしましょう。
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