太らない体質作りは子供のうちに?筋トレや食事など改善法
太らない体質にあこがれる人は世の中にたくさんいます。
確かに遺伝的な要素もあるでしょうが、後天的に筋トレなどで改善させることも出来るのです。
また、太らないための体質作りを子供のうちにやらせると太りにくい体質になるというお話を耳にすることもありますが、本当なのでしょうか?
本記事では太らない体質の要素を中心にお伝えしたいと思いますので、是非参考にして頂き、理想体形を手に入れる一助にして頂けたらと思います。
太らない体質になる要素
いきなり本題に入りましょう。
太らない体質になるためには一体何をすれば良いのかをひたすら挙げていきます。
効果があると言われているものを理論づけて解説していきますので、読みながら試す心構えをしてくださいね。
①筋トレをする
太らない体質にするためにはやっぱり筋トレは必須です。
むしろ有酸素運動より必要性は高いでしょう。
筋トレによって筋肉をつければそれだけ基礎代謝が向上しますので、「太らない体質」には筋肉をつけるのが最良なのです。
基本的に太りにくさというのは「基礎代謝の量」に関わりますので、この「基礎代謝の量」の多い状態を作ることが非常に重要になります。
筋肉を付けることで、劇的に基礎代謝の量が増えるわけではありませんが、決して無駄になることはなく、プラスに働きますので毎日続けましょう。
②有酸素運動をする
体質的に太りにくい状態を作るのも大切ですが、生活習慣に消費カロリーを上げる何かを取り入れることで太りにくくするのも有効です。
その筆頭が消費カロリーを大きく増やせる有酸素運動で、できる限り毎日実行し続ければ太りにくい状態を作ることが出来ます。
有酸素運動は毎日実行すればするほど消費カロリーが増えていくので、日常化してしまえば確実に太りにくくなるのです。
逆に、間を開けて行う有酸素運動は効果が薄くなるので注意しましょう。
効率的に脂肪を落としたいという方は筋トレが終わった後に有酸素運動をすることを推奨します。
③日ごろからよく動く
日常のさりげない動作にも消費カロリーは発生します。
つまり、日常的に動かす量を増やせばそれだけ太りにくくなると言うことです。
たとえば、電車を使う方は一駅分だけ歩くとか、階段を使うようにするとか、電車やバスでは座らないでつま先立ちをするとか、溜まったドラマや映画を見ながらさりげなくドローインをするとか、色々と出来ることはあるのです。
さりげなく消費カロリーを増やす動作をどんどん取り入れていきましょう。
ドローインにつきましては次のページを参考にしてみて下さい。
④甘いものはほどほどに
血糖値が急上昇する状況を作るとそれだけインスリン分泌量が増えるので、余分な糖質が脂肪にされてしまう確率が一気に上がります。
基本的に甘い物ほど糖質たっぷりなので、自重した方が良いでしょう。
甘い物すべてが敵という訳ではありませんが、基本的に区分けするなら甘い物ほど太りやすい性質にあるのは間違いないので、意識して避けた方が良いです。
どうしても甘い物を我慢出来ないという方はできる限り低GI値のものを選ぶと良いでしょう。
GI値は血糖値の上がりやすさを示した値なので、これが高い甘い物はよくありません。
甘さたっぷりのチョコレートやクッキーがそれに当てはまります。
ただ、運動によって太りにくい体質を作ってしまえば、時々甘いものを楽しんでも、太ることはないでしょう。
⑤食事は栄養バランス良く適量に
偏った食事はそれだけ栄養価が偏ってしまうので、体も悪い方向に変わっていってしまいます。
特に、タンパク質が不足すると筋肉がしっかり作れなくなるのでいくら筋トレをしても効果が薄いでしょう。
脂質も過剰摂取するのは問題ですが、ホルモンの原料にもなりますし脳機能に必要ななので不足させるのは危険です。
この他にも必須な栄養素としてビタミンやミネラルや糖質、食物繊維が存在しますので、偏った食事にならないようにそれらの栄養素を満遍なく摂取するように意識してください。
ひとり暮らしの方は食事の用意が面倒なので、なかなか実現しづらいかもしれませんが、外食や買って食べるにしても意識することがおすすめです。
⑥睡眠をしっかりとる
しっかりとした睡眠は成長ホルモンが分泌されるので、筋肉の形成や脂肪の代謝効率が上昇します。
また食欲抑制ホルモンのレプチンもしっかりとした睡眠を取っている人の方が分泌されるようになりますし、食欲増進ホルモンのグレリンも減少するのです。
逆に睡眠時間の不足が発生している人は抑制ホルモンが減って増進ホルモンが増えます。
これがかなり厄介なので注意してください。
また、睡眠不足の人は血糖値が不安定になりがちでインスリン分泌量が増えやすいようです。
つまり、脂肪が付きやすい体質になるということになります。
脂肪や糖分やタンパク質の代謝に関わるコルチゾールも睡眠不足になると減ってしまうので太りやすい状態に近づきます。
⑦遺伝的要素
どうも太りやすい人や太りにくい人というのは多少遺伝的に決まっている部分もあるようです。
世の中には「私太りにくくて」と語る人がいますが、これは本当のようです。
実際に太りにくい人は脂肪を燃焼して熱を生み消費カロリーを増やす褐色脂肪細胞が多めで、活発に働く傾向にあると言われております。
ただ、遺伝で太りやすいとか太りにくいということだけで、太る痩せるは決まらないので、本人の努力次第でいかようにもなるでしょう。
太らない体質作りは子供のうちが大切?
これは諸説ありますが子供の頃の食生活や生活スタイルによって太りにくいかどうかが決まるというお話があります。
その中でも最も有力視されているのが「人間の脂肪細胞の数は3歳ぐらいまでの幼児や思春期に増加するが、それ以降は細胞が増えることは少ない」という説です。
要するに、子供の頃に太ることで脂肪細胞の数が増えてしまうので、増えてしまった子供は大人になっても太りやすいということになります。
脂肪細胞は脂肪を溜め込む性質にありますので、たくさんあると太りやすいのです。
しかも、ダイエットをしても一度できてしまった脂肪細胞はなくなりません。
これを避けるためには幼少期から無駄に太らない状況を親が作ってあげることが必要です。
たとえば、喉が渇いたとだだをこねたらジュースではなくお茶や水をあげるとか、おやつのカロリーや糖質をしっかりとコントロールしてあげるとか、早寝早起きが出来るように生活リズムを整えて成長しやすい状況を作ってあげるとか、公園で一緒に遊ぶといった体を動かす時間をたくさん作ってあげるとか、色々とできることはあるのです。
特に3歳までは脂肪細胞が急速に増えるので、3歳までにぶくぶくに太ってしまうのはその子の将来に影響を与えてしまいます。
結局太らない体質に改善するには?
子供の頃の過ごし方で脂肪細胞がどの程度あるのかが重要と言われても、今の私たちにはどうすることもできません。
将来産まれてくる自分達の子供のためにも有効に使える知識ではありますが、自分に還元することは出来ないのです。
結局は太らない体質にするには睡眠時間を確保して食生活もしっかり整えて、運動習慣も身につけた規則正しい生活をおくるのが正解ということになります。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では太らない体質について調べて参りました。
太らない状態を作るためには、色々と規則正しい生活をおくることがやっぱり必須になります。
健康面でも重要な要素ではありますので、病気にならないためにも、健康に過ごすためにも当たり前に言われている体に良いことを取り入れていきましょう。
そうすれば太らない体質に近づいていくでしょう。
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