ヨガやストレッチや食べ物!体を柔らかくする方法と硬い原因
体が硬い人はダイエット成功確率が低く、太る確率が高いと言われております。
そのため、体を柔らかくする方法を知ることが実はダイエットの近道であると指摘する人もいるのです。
しかし、身体が硬くなってしまう原因はどこにあるのでしょうか?
幼少期は柔らかかったのに、気がついたら硬くなってしまっていたという人がかなり多いので、気になる部分ではあります。
本記事では身体が硬くなっている人向けのダイエット対策を中心に記載していきたいと思います。
体が硬いと太る?ダイエットとの関係は?
これはいくつかの記事や文献を見てみましたが、どうやら本当のようです。
まず、身体が硬いという人は身体の駆動域が狭くなっており身体が柔らかい人よりも圧倒的に血行が悪くなりやすいと言われております。
血行が悪くなりやすい人というのはそれだけ栄養循環効率も悪いですし代謝効率も低下しているので、同じような運動をしていたとしても効果の差が大きくなってしまうのです。
日常生活において消費される基礎代謝量も差が出来てしまうので、太りやすいとか痩せやすいという体質の差が出てしまうでしょう。
また、身体が硬いと思ったように身体を動かせなくなるので大きな動きが苦手になってしまい、運動そのものが不得意になってしまう恐れがあります。
また、このような状態だとダイナミックな動きが出来なくなるので運動による消費カロリーも減ってしまいますし、運動が嫌いになってダイエットそのものが進まなくなる可能性もあるでしょう。
また、血行不良になると冷え性になってしまい、むくみが多く発生するようになりますし、身体が冷えることでさらに基礎代謝が低下するという悪循環に陥る可能性もありますので、ダイエットという視点で見た場合、デメリットが大きいと言えるのです。
ダイエット以外の体が硬いデメリットは?
身体が硬いという人は、先ほど説明したように血行不良になりやすいので身体の栄養素循環効率が悪くなり、疲れやすくて疲れが抜けにくい体質になります。
また、身体が硬いと駆動域が狭くなるのでとっさの判断による回避行動も多少鈍くなってしまいます。
こういった状態ですと怪我しやすくなってしまうのです。
怪我予防の柔軟体操も身体を柔らかくして怪我をしにくくしているので、柔らかさというのは非常に重要な要素となります。
また、女性にとってマイナスとなるのが身体が硬く柔軟性が低いと女性ホルモンが出ても骨盤が緩みにくくなるので、難産になってしまう確率が少し高まるということです。
出産が間近になると女性は関節が緩みやすくなるのですが、柔軟性の低い身体だと骨盤のズレといったトラブルも発生しやすいので出産による身体の不調も出やすくなってしまいます。
体が硬い原因は?生まれつき?
身体が硬くなる原因はいくつかあります。
基本的に身体が硬くなってしまった人というのは筋肉・靱帯・皮膚・腱・筋膜などが全体的に硬くなっているということなので、いろんな要素が絡み合っていると考えてください。
たとえば、姿勢が非常に悪いという人は筋肉を無理に使ってしまう状態になるので、使い続けることで局部的に凝り固まってしまう人もいるでしょう。
そして、寒い環境で過ごしているという人は筋肉が収縮し続けるのでそれだけ身体が硬くなりやすいです。
収縮することで熱が発生するのですが、発生した熱を逃がさないようにするためにさらに身体が硬くなるのです。
他にもストレスが溜まりすぎると交感神経が優位な状態が続くので筋肉が過敏に反応して固まってしまうこともありますし、筋肉をあまり使わないことで縮んでしまい硬くなってしまうというパターンもあります。
ゴムだって使わないで放置することで収縮して固まってしまいますが、コレと同じようなことが筋肉でも発生するのです。
この収縮によって筋肉の中に隙間が大量発生すると筋周膜や筋内膜といった筋束や筋繊維を包む膜が一気に分厚くなるのでこうなると余計に硬くなるのです。
ヨガは体を柔らかくする?
(陰ヨガで柔軟性を高めよう! 骨盤のゆがみも整える☆)
柔軟性を高める方法は、全体的に筋肉を刺激して固まらないような状況を作ることです。
その方法はいくつかありますが、最も有名なのはヨガでしょう。
一部のヨガのポーズは初心者では実行不可能なものもありますが、初心者向けのポーズもいくつかありますのでそちらを実行するといいでしょう。
初心者向けとは言え、多少の危険はありますのでクッションや枕を使って転倒対策をしておきましょう。
推奨されるポーズは「伸びをする子犬のポーズ」や「ハッピーベイビーのポーズ」ですが、初心者向けのヨガはYouTubeにたくさん掲載されているので、そちらから取り入れるといいでしょう。
体を柔らかくするストレッチ
(しなやかな体を作る毎日の9分間ストレッチ【柔軟性を高めて代謝UP】)
こちらも動画の中でもかなり人気がある身体を柔らかくするストレッチです。
ヨガの動作も取り入れられているので、動画を参照にして全身をしなやかにするものを取り入れてみましょう。
その他、床に膝を立てて座って膝を両腕で抱えて丸まった状態にして5秒キープするとか両膝をくっつけた状態で床の上で膝立ちして身体を後ろに反らしながら両手を床につけるなどいくつかの動作がありますが、文字だけではわかりにくいので再生数の多い動画を参考にするといいでしょう。
有名な動画には次のような再生数が750万回を超えているストレッチなどがある他、参考に出来るものが非常に多いです。
この「体が硬い人でも必ず開脚が出来るようになるストレッチ方法 | Muscle Watching」など、できそうなものから取り入れていきましょう。
体を柔らかくする食べ物
身体を柔らかくする食べ物として有名なものはクエン酸が入っている食べ物でしょう。
ずっと昔から都市伝説のように言われている「お酢を飲むと柔軟性が上がる」というお話もクエン酸の摂取によって柔軟性が上がるという説から考えると正しいと言えます。
クエン酸は疲労の原因となる乳酸を取り除くので筋肉疲労も少なくなり柔軟性を上げるとか抗酸化作用によって血液がサラサラになることで筋肉に栄養素が届きやすくなって柔軟性も向上するなどと言われているのです。
クエン酸以外にも抗酸化作用がある食べ物が有効と言え、果物や野菜が一般的には効果的と言われております。
体を硬くする食べ物
逆に身体を硬くする食べ物というのは、血行不良を引き起こして筋肉を劣化させる食べ物でしょう。
具体的には酸化作用があり脂質を溜めてしまうような食べ物になります。
白い砂糖がたっぷり使われているお菓子やお肉をたくさん食べたら身体が硬くなりやすいと説明する人も多いので、血液をドロドロにする要素が強い食べ物を摂取するのは控えましょう。
血糖値を高めるような食べ物や血液中のコレステロール値を高める食べ物は柔軟性を高めるための敵とお考えください。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では身体が硬いとダイエットにおいてどうなるのかをまとめました。
身体が硬いと怪我をしやすいというデメリットがあるのは皆さんご存じでしょうが、このような太りやすくなるというデメリットがあるとは思わなかったのではないでしょうか?
太りやすい人というのは複合的な要因が絡み合っているのですが、太っている人は身体がとっても硬い可能性が高いと言えそうです。
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