椅子やポールなどを使った股関節ストレッチのやり方と効果
股関節ストレッチはしっかりやり方を理解して椅子や壁などを効果的に使って実践すると、個人差はありますが痩せる体を手に入れることができると好評なストレッチとなっております。
運動嫌いの方でも、ストレッチだったらできるかもしれませんね。
では具体的にどのようなやり方をするのか見て行きましょう。
本記事では股関節ストレッチの効果とやり方を中心にお伝えし、痩せるのかという点についても触れたいと思います。
股関節ストレッチの効果は?
股関節ストレッチの効果は実は既に股関節が柔らかい方はそこまで大きな効果は得られません。
逆に言うと股関節が硬い方には効果が大きいということです。
最初に股関節が硬いことで発生するデメリットについて解説します。
まず、下半身太りが起こりやすくなります。
そして、筋肉の活動がうまくいっていないので、疲労物質排出能力も低下し下半身が疲れやすくなる可能性が大きいでしょう。
老廃物排出能力も低下することから冷え性やむくみといった症状を引き起こすこともあります。
さらには、固まった筋肉によって股間周りの骨や筋肉が歪む可能性があり骨盤も悪影響を受けることがあります。
あとは、股関節が硬いと怪我の発生確率が上がるでしょう。
このように股関節が硬いことでデメリットがたくさん発生するようになりますが、股関節ストレッチをして柔らかくすることでこれらのデメリットが消去できる、つまり効果が出てくることになります。
股関節ストレッチのやり方
それでは、どのようなストレッチを行ったらいいのかを具体的に紹介してまいります。
テレビでもよくこれらのストレッチは紹介されていることがあるので、見たことがあるものも混ざっているかもしれません。
壁を使ったストレッチ
(参考URL:http://stretchpole-blog.com/hip-joint-stretches-1226)
これは壁を使った内転筋が主体となるストレッチになるのですが、内転筋はあまり使われないで放置される確率が高い筋肉なので是非とも取り入れてほしいものとなっております。
やり方は簡単で画像のように壁に手を当てて押し込むような体勢になり、そこから片足を上げて内→外→内…と動かして股関節を柔らかくするというものになります。
これは膝を回すのではなく足全体を動かすイメージでやるといいでしょう。
椅子に座ったままできるストレッチ
椅子に座ったまま行うストレッチにもいくつか種類があります。
この動画のように腸腰筋、大腰筋を鍛え、ヒップアップも出来るエクササイズもありますが、他にも背もたれに向かうように座って足を前気味にしてかかとを上げて体を後ろにそらすというものもあります。
ポールを使ったストレッチ
(参考URL:http://stretchpole-blog.com/hip-joint-stretches-1226)
ストレッチポールはセルフマッサージやストレッチによく流用されるアイテムとなっておりますが、股関節ストレッチにももちろん流用することができます。
やり方もいくつかありますが、上記写真のような体勢になってポールを転がすことで股関節周りの筋肉をほぐすことができるのでまずはやってみるといいでしょう。
ストレッチポールはamazonといった大手通販サイトで購入可能なので気になる方は商品を見てみるといいでしょう。
股関節ストレッチは痩せる?ダイエットにも効果的?
このストレッチは大きすぎるデメリットを除去できるということが最大のメリットですが、実はダイエットにも効果的ということで、ダイエットをしている方々もこのストレッチを取り入れていることが多いのです。
その理由は固まっていた筋肉が柔らかくなることで血行が良くなり、血の巡りが良くなります。
そうなると、体の各部位に栄養素や酸素が行き届きやすくなるので、新陳代謝が上がり消費カロリーが上昇するのです。
また、骨盤のゆがみに繋がってしまっている方は、そこも矯正されることが期待できるので内臓が正しい位置に戻りやすくなり、下腹が出ていた人は目立たなくなりやすくなるでしょう。
便秘解消にも効果があるので、これらの作用からダイエットにも有効なストレッチであると多くの方が思うようになりました。
ただ本格的に痩せたい方は合わせて有酸素運動を行う必要があるでしょう。
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股関節が硬い原因は?
股関節が硬い理由はいくつかありますが、やはり現代人に多いのは筋肉が硬くなっていることと筋膜が硬くなっていることでしょう。
股関節にはいろいろな筋肉がありますがそれらの筋肉のうち一つでも硬い部分があると股関節が硬くなります。
股関節が硬く開脚ができないという人や前後に開かない場合はインナーマッスル以外にふくらはぎや太ももの裏、背中やお尻など連動している部分が硬いということが予想されます。
左右に開脚ができない人は太腿を外旋または内旋させる筋肉が硬いことが予想できるのです。
もちろん、筋肉と骨などに繋がっている筋膜が硬くなっている場合も同様で股関節が硬くなってしまいます。
これは運動不足などの影響も受けますので現代人のほとんどが影響を受けていると言えるのです。
ただこれらの筋肉は運動をすれば鍛えられるというものではなく、ストレッチなどの柔軟を行う必要があるでしょう。
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4週間で開脚できる本の紹介
「4週間で開脚できる」という内容で大ブレイクし、多くの女性が購入された本があります。
性別年齢を問わずに誰でもチャレンジでき、一説によると70歳とご高齢の方でも成功したという驚異の本となっております。
この本の基本はタオルストレッチ・シコストレッチであり、それに週替わりのストレッチを加えて3つを1セットでだいたい5分程度こなすだけでOKとのことです。
タオルストレッチは仰向けに寝て両ひざを立て、片足の裏にタオルをかけてヒザは曲げない状態にして、タオルをひっぱって脚を揺らすというものです。
30秒ほど行うことで可動域が増えていくとのことなので、足裏全体を伸ばす様にして反対側の足もしっかり行いましょう。
そして、シコストレッチは文字通り「四股」を取り入れたもので、つま先を外側にして足は肩幅より開き、膝を曲げて太ももの内側に手を置きお相撲さんが行う「四股」の体勢をとってください。
その体制から上下に20回ほど小刻みに揺らしましょう。
このようなストレッチ内容が具体的に記載してあり、4週間ほど毎日しっかりこなすことで柔らかい股関節を手にいれることができるとのことです。
腰痛に効果的な股関節ストレッチ
腰痛もちの原因は股関節の異常からきていることがあります。
股関節は上半身をしっかりと支えるため重みを受けている場所になっている大きな関節なのですが、そのためどのような体制でも一定の負荷がかかっているのです。
しかし、強すぎる負荷がかかりすぎることで股関節に痛みが生じるようになってしまうことがあります。
しかし、腰部周囲を支配する神経は股関節を通っている状態なので、股関節に発生した痛みが腰痛の痛みと感じてしまうことがあると言われております。
股関節の痛みを腰痛と混同してしまうのでしょう。
特に猫背姿勢が多い方は歪んでいる可能性が高いので要注意となります。
この股関節からくる腰痛を矯正するのなら、動画のようなストレッチを行うといいでしょう。
5分で行えるストレッチなので、腰痛が酷いと感じている方は一度実行しているといいと思います。
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股関節が痛い時に効果的なストレッチ
股関節に痛みがある時にもストレッチは有効になります。
今まで紹介してきたものは全て股関節ストレッチなので、筋肉をほぐすといった意味合いではすべて有効になるのですが、痛みがひどい方はその中でも軽めのものを実行するといいでしょう。
例えば、ヨガの合蹠のポーズも有効になります。
これは両足の裏を合わせて膝を開いて座り、かかとを身体に引き寄せて足先を手で持つというものであり、おそらく実行したことがある人は多いでしょう。
その体勢から息を吐きながら上体を前に倒してください。
股関節ストレッチにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
All About Beauty 股関節ストレッチで下半身痩せの効果をあげる!関節をほぐして柔軟に
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は股関節ストレッチについて紹介いたしました。
股関節ストレッチは股関節の痛みや歪みに悩まされている方が非常に多いことから、ものすごい種類があり、おそらく選ぶ側も困惑する状態になっているでしょう。
基本的に、すべてを実行すると時間が足りないと思いますので、一通りやってみて一番体に効果があったと感じたものを優先して実行するようにされるといいでしょう。
とくに、下半身太りといった症状がすでに出ている方は積極的に取り入れるようにされると良いかと思います。
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