はちみつ黒酢や黒糖バナナ酢など酢ダイエットの種類とレシピ
健康の良いと評判のお酢ですが、そのお酢を使ったダイエットというものもあります。
そして更にリンゴ酢や黒豆酢がより効果的であるという口コミも流れ、方法について色々な主張がなされました。
より効果の高い酢はどれで、どういった方法で行うのが良いのでしょうか?
本記事では酢ダイエットの方法や効果と口コミおよびより効果的な酢を中心にお伝えしたいと思います。
酢ダイエット方法は?
お酢ダイエットとは食事にお酢を加えて1日に15~30ml(大さじ1~2杯)を摂取するか、食後に飲むようにするダイエットのことです。
このようにある程度の量を摂取することで痩せられると言われているのがお酢ダイエットとなっております。
お酢を飲むと痩せると言われていた最大の理由は酢に含まれるクエン酸とアミノ酸によって脂肪燃焼効果を高めることができるので、摂取すると痩せることができるという理論があったからです。
しかし、この理論は間違っているから痩せやすくなるのは別の作用が働いていると叫ばれるようになりました。
そんな言われ方をしているお酢ですが、効果的に痩せるためのおすすめな摂取方法はやっぱり食後で、食後に摂取することで血糖値の上昇と血中コレステロール合成を阻害する作用が働きやすくなるとのことです。
逆に、してはいけないことは空腹時に摂取することです。
空腹時に摂取すると胃や食道に強い刺激を与えてしまいますし、食欲が促進されてしまう可能性もあるので、逆効果になります。
効果について
お酢におけるダイエット効果について解説します。
先にも触れましたが、もともとクエン酸とアミノ酸によって脂肪燃焼効果がサポートされて効果的に痩せるという説が濃厚でしたが、その考えは否定されるようになり、今では他の効果によってダイエット作用が引き起こされていると考えられております。
例えば、お酢にはカルシウム吸収効率を上昇させる作用があるので、そのカルシウムによる脂肪吸収阻害作用が効率よく働くようになるとか、お酢を毎日摂取することで内臓脂肪がたまり気味な現代人の内臓脂肪除去に繋がるといったものがあるのです。
それ以外にも、運動によってエネルギーが使われた後の回復力も向上するようになるので、質の高い運動を長時間行えるようになり、結果的に消費カロリーが増えやすい状況となって痩せやすくなるともいえます。
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口コミは?
お酢を使ったダイエットの口コミはかなりあるのですが、得てして同じような内容となっております。
それは、お手軽であり簡単に続けられるものではありますが、非常に時間がかかるもので効果が出ないこともしばしばあるというものです。
やり方もいろいろなので、それらの評価や口コミが同じものとして扱うことはできませんが、実行者の声としては「黒酢ドリンクを使って1ヶ月で1キロ減った」とか「健康面ではよくなったと思うけどダイエット効果はわからない」といったものがあり、急激に痩せるものではなく成功しなかった方もかなりいるダイエット法ともいえるでしょう。
酢ダイエットの種類とレシピ
それでは、お酢ダイエットをする際に使う「酢」のバリエーションを増やすために、いくつかの種類を紹介いたします。
作り方も合わせて紹介しますので、参考にしてください。
リンゴ酢
(参考URL:https://cookpad.com/recipe/865213)
お酢が苦手という方でも簡単に摂取できるようになるのがリンゴ酢です。
【材料】(作りやすい分量で)
米または穀物酢(ミツカン)割合3、100%リンゴ果汁クリアー割合1~好み(省略可)、塩昆布1つまみ
【作り方】
1.米酢を耐熱容器に入れ、ラップはせず、レンジで加熱。
2.量と時間
計50ml位=30秒、100ml=1分程、200ml=1分30秒が目安です。
3.粗熱が取れたら、リンゴ果汁と、塩昆布を入れて完成
4.塩昆布が膨張したら出来上がり。
非常に簡単かと思います。
お酢が苦手な子供でもおそらく美味しいと感じる一品なので、試していただきたいものともいえるでしょう。
リンゴ酢に関しましてはアリゾナ州立大学で、栄養学プログラムの副所長を務めるキャロル・ジョンストン博士が「リンゴ酢に含まれる酢酸は脂肪に直接アプローチするものなので、体重減少につながる可能性はあります」と主張されています。
はちみつ黒酢
(参考URL:https://cookpad.com/recipe/1468065)
黒酢を使ったダイエット方法も流行りましたが、それからちょっと派生したものがこのはちみつ黒酢です。
作り方も簡単で水100ccに対して黒酢を大さじ1杯、はちみつを大さじ1/2杯用意し、グラスに黒酢とハチミツを入れて常温の水を注ぎ、かき混ぜれば完成です。
黒豆酢
酢大豆を作る方法は大豆をから炒りして使う方法と生のまま使う方法があります。
栄養的には生が間違いなく良いのですが、食べやすさの部分ではちょっと劣るので、おそらく無理という方もいるでしょう。
青臭さがどうしても気になる人はから炒りしてしまいましょう。
それでは黒豆酢の作り方を解説します。
瓶を用意します。
黒豆を水洗いし、瓶の1/3程度まで大豆を入れて、大豆の高さよりも数センチくらい上にくるようにお酢を入れ、1週間くらい寝かせます。
途中で大豆が膨張しお酢の上に顔を出し始めるので、その時はつぎ足しましょう。
黒糖バナナ酢
(参考URL:https://cookpad.com/recipe/3975775)
バナナ酢もバナナの香りが強くつくようになるので、お酢が苦手だと感じている方にとってはありがたいものとなっております。
作り方も簡単なので、一度は試してみるといいでしょう。
作り方はバナナ1本を半月切りにして耐熱容器にバナナと黒糖(100g)とリンゴ酢(200cc)を入れて600wで50秒加熱し、保存容器に入れて完全に冷やしたら保存するようにしましょう。
だいたい翌日から飲めるようになりますが、バナナは1週間くらいで取り出すようにしたほうが良いでしょう。
ヨーグルトにかけて食しても美味しくいけるので、はまる人も間違いなくいると思います。
ゴマ酢
(参考URL:https://cookpad.com/recipe/4300047)
ゴマ酢を使ったレシピもたくさんありますが、ゴマ酢そのもののレシピというのも実はいくつか挙がっております。
その中の一つが画像のもので、これは鍋にお酢(大さじ5)・醤油(大さじ3)・砂糖(大さじ2)・塩(小さじ1/2)を入れて煮だてます。
その後かつお節(3g)を加えて火を止め、冷えたらすりごま(大さじ3)を入れるというものです。
一度作れば多くの料理に使えるので、こちらもお勧めとなります。
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レモン酢
レモン酢の作り方を公開し広めたのは料理研究家の村上祥子さんと言われております。
疲労回復効果が普通のお酢よりも高く健康面でも圧倒的にプラス要素が働くということで大人気となりました。
作り方はレモン1個と氷砂糖100gとお酢200mlを用意します。
その後はレモンをお湯にかけながらしっかり洗って、水気を取って1センチ程度の輪切りにしましょう。
あとは、耐熱瓶に氷砂糖とレモンを入れてレモンが浸かるようにお酢を入れ蓋をしないでレンジ(600W)で30秒です。
加熱が終わったら、蓋をして常温で12時間ほど置けば完成となります。
レモン酢はレモンのクエン酸とお酢の酢酸によってエネルギー代謝が効率よく促されるようになるので疲労回復効果がかなり高いです。
そのため、ダイエット目的で運動を取り入れている方に大きな味方となってくれます。
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酢の健康効果とは?
かなり昔からよく言われている「お酢は体に良い」という言葉は事実の部分も多く今では医学的に証明されて再度推奨されるようになった部分も多いのです。
たとえば、お酢に含まれる酢酸は胃液の分泌を促進する作用があるため消化酵素の働きがより活発化することで食欲が増大するという作用もあります。
同時に内臓脂肪の減少や便秘解消作用ももたらしてくれるので、食欲がわかないシーズンには大活躍するのです。
また、お酢には防腐作用があるので昔から保存のために重宝されておりました。
それ以外にも、お酢に含まれている酢酸は摂取することでクエン酸になるのでクエン酸による血行促進作用や乳酸を抑制する作用によって、疲労回復がはかどると言われており、スポーツをする人にとっても役立つものとなっております。
お酢には高血圧の方の血圧低下に役立ち、コレステロールの合成を抑える働きによって血中脂質を低下させる効果も期待されております。
定期的に摂取することで内臓脂肪減少効果も見られたようです。
酵素ダイエットの効果や口コミ・やり方は?サプリ等おすすめは?
酢ダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
eltha お酢ダイエットで健康的に痩せよう!食事とともに始める健康習慣
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は、お酢を使ったダイエットについて色々と解説してまいりました。
お酢は健康に良いということで一時期爆発的な人気を誇りましたが、その人気に対して懐疑的な声も出てきたのも事実で、ネット上ではお酢を使ったダイエットの効果を一切信じていない方もいます。
確かに、このお酢を使ったダイエットは効率がこれだけでは非常に悪いです。
本気で痩せたいと思う方は、このお酢ダイエットにある程度の食事制限と、運動を追加で行うようにしましょう。
摂取カロリーを制限し、GI値をよく理解することで痩せやすくなるでしょうし、さらには消費カロリーを増やすためにも筋トレと有酸素運動を効率よく取り入れるようにしてください。
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