生理中や頭痛時は?7号食ダイエットのやり方
ダイエットの中には名称だけでは方法が想像つかないものもあります。
7号食ダイエットはその1つでしょう。
効果は高いようですが、期間があり、実践後も回復食というものを摂る期間を設けリバウンドを起こさないように気を付ける必要があるようです。
効果は高いがリバウンドも否定できない、そんなダイエット法のようです。
本記事では7号食ダイエットの効果や方法を中心にお伝えしたいと思います。
7号食ダイエットの効果は?
7号食ダイエットには様々な効果があります。
まず、このダイエットを行うとすごい速度で痩せる可能性が大きいです。
多い人だとしっかりと2週間で8キロ程度痩せるとのことです。
成人に必要とされる摂取カロリーは最低1200kcal程度と言われているのですが、このダイエット期間中は600kcal程度になるので摂取カロリーが極度に低下し痩せることができるのです。
また、食物繊維が多い玄米を摂取し続けることになるので、腸内が綺麗になりやすく毒素が排出されるので、美肌効果や便秘解消といった効果も期待できるでしょう。
毒素を排出するという行為は東洋医学でも西洋医学でも重要視されており、断食で治らないものは基本的にかなり悪い状態であると考えられているところもあります。
他には、むくみ解消・不眠症解消・血圧低下・肩こり解消といった効果も期待されており、特に先に挙げた便秘解消・体重減少・美肌効果は多くの方が実感しているところとなっております。
7号食ダイエットとは?方法は?
7号食ダイエットとはシンプルに解説すると10日間玄米のみを食べるダイエットのことで、場合によっては玄米と雑穀を半々で混ぜ合わせたものを食べるケースもあります。
どちらでも構わないのですが、他に口にできるものは水分・ゴマ塩・梅干しなどで他のものは禁止となります。
ただし、10日間が終わった後にたくさん好きなものを食べ始めると高確率でリバウンドするので、しっかりと量を調整する必要があります。
従いまして、10日間で終わりではなく15日程度は続けるダイエットと考えるといいかもしれません。
この7号食というのは日本人の食事を7段階に分けることができ、そのもっとも品数が少ないものが7番目の7号食となっております。
反対に1号食は好きな物を好きなだけ食べるというものなので、この考え方において7号食は最もキツイものと考えていただければよいでしょう。
回復食について
既に記載していますが、このダイエットを失敗しないためにも重要なことがこの回復食を摂る時期の過ごし方です。
まず、10日間の玄米生活が終わったのなら、すぐに食事を戻すのは間違いなく良くありません。
まず、10日間が終わった後の食事は玄米にプラスしてみそ汁の具なしといった物で3日間は凌ぐようにしましょう。
その後の3日間は動物性タンパク質といったものは避けて野菜が多めのみそ汁と7号食を摂るようにしてください。
この部分をしっかりと実行することができればリバウンドすることなく痩せた状態を維持することができる確率が高まります。
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何故リバウンドしやすい?
このダイエットでは摂取カロリーが極端に少なくなるので、体は飢餓状態に近くなります。
人間の体はこの飢餓状態に備えて、栄養を蓄えようと働きます。
10日間の7号食を終えた時点のこのような体の状態で、普通に食べ物を食べると、吸収力が高まりリバウンドが起きやすくなるということです。
従いまして10日間という長い期間の後の回復期の対応を間違えると急激に太る可能性が高いのです。
10日間が終わった後の対応次第で、成功するかどうかが大きく変わってきます。
そのため、リバウンドをしたという方は間違いなくこの回復期の対応を間違えてしまったという人でしょう。
しっかりと回復期を理解して少しずつ食事の内容を変更するようにしてください。
頭痛が起きたりする原因と対策は?
このダイエットを行うと「好転反応」というものが起こります。
これは慢性的に鈍っていた身体の中の臓器が活発に動き始めたり、血行が良くなることで老廃物を押し出すような働きが出るものです。
こうなると老廃物が体中を巡るようになるので、だるさや眠気、そして発疹や頭痛といったものが発生したりします。
特に、頭痛やふらふらするといったトラブルが出る方は、普段から糖分過多の人でしょう。
このような方たちは血糖値の急上昇と急降下を繰り返している方と考えられ、脳に糖質のエネルギーを送る際にはこの状態を繰り返し行っている状態となっているのです。
そのため、そこから玄米食に急に切り替えると血糖値の上昇が穏やかになるので、いつものように脳に糖質のエネルギーがたくさん回らなくなってしまいふらふらするとかイライラするとか、頭痛がするといったトラブルが出てきやすくなります。
これは血糖値の上昇と下降の仕組みが狂っている証とも言えるので、頭痛が発生した人は糖尿病予備軍の可能性が高かった人とも考えられます。
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生理の時に行っても良い?
栄養素的には問題はありませんが、このダイエットは玄米が苦手な方や食事でストレス発散をしていた人にはストレスが溜まるものとなっており、生理中のストレスと合わさってかなりイライラが加速する可能性があります。
そのため失敗する危険性が高まるので、できるのなら避けたほうが良いのではないでしょうか。
それでも開始したいという方は、7号食という過酷なものではなく、それよりも難易度の下げた5号食や6号食といったものから始めてみるのが良いと思います。
生理期間中は体を冷やす食べ物や加工商品、そしてアルコールや脂っこい食べ物は良くないので、このような玄米食は問題ないものではあるのですが、メンタル的な部分の安定は、なかなか容易ではないところがあるので無理のない範疇で行いましょう。
運動について
既にお伝えしましたように7号食ダイエットは10日間玄米をひたすら食べるダイエットです。
これは運動をしなくてもある程度効果があるという紹介のされ方もしますが、有酸素運動を実行した方が圧倒的に効率は良くなります。
脂肪を燃焼する目的で実行するという理由もありますが、健康を維持するためにも有酸素運動は必須であり、7号食ダイエットが終了した後のリバウンドが発生しにくくするためにも有効な方法ですので、回復食を食べている間も続けるようにした方が良いでしょう。
最大の魅力が運動をしなくても痩せるという部分かもしれませんが、効率的に痩せられるのはどちらだという話になったら、100%運動は実行した方がいいものなので問題なく実行する時間がある方は取り入れるようにしましょう。
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実践した結果の口コミは?
このダイエットの口コミはとにかく痩せることができた人が非常に多いことにあります。
ほとんどの方が実行したことで体重が減少し、人によってはウエスト周りの脂肪も大きく減って、健康的になり精神的にも安定したというものもあるのです。
先ほど紹介した様々なプラス作用が働く人が多いので、人によっては今までで一番効果のある方法だと力説する方もいます。
ただし、回復食を合わせると16日間という長い期間を行うので、実行前に冷蔵庫を空にしないと食材が腐るから危険と納得できる嘆きをこぼしている人もいたので、そこは要注意といったところではないでしょうか。
また、ダイエットに詳しい方の口コミでは、「内臓脂肪が多い方なら劇的に痩せられるが、皮下脂肪が多い方なら不向き」と記載しており、長年蓄積されてきた脂肪を除去することはできないものということなのでしょう。
そして、好転反応が人によってはかなり強烈に出てくるので、頭痛といったモノに耐え切れずに止めてしまう人もしばしばいます。
今まで様々な負の状態が体にたくさんある人ほど、この好転反応が重くなるようですので、頭痛・眠気・だるさ・イライラなどが複数重なって出てしまうこともあるようです。
ここを乗り越えると綺麗な体が手に入るので、このようなことが起こると考えて実行することが大切なのでしょう。
これのこと知らないと、「このダイエットは危険だったんだ!?」と勘違いしてしまう可能性があるので、しっかりとこのようなことが起こるということを把握しておきましょう。
とは言え、好転反応ではなく、本当に体に何かしらの支障が出ている可能性も無きにしも有らずですので、あまりに酷い場合は中断した方が無難でしょう。
七号食ダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
結わえる(YUWAERU) 失敗しない!七号食ダイエットの正しいやり方
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は7号食ダイエットについて色々とお伝えしてまいりました。
人によっては全く聞いたことが無いものでしょうが、かなり極端に食事内容が変わるダイエットなので本気で実行するとびっくりするぐらい減量に成功します。
ただし、リバウンドに気を付けないと一瞬で戻ってしまうので、回復食の対応方法を理解して無理なく痩せるようにしましょう。
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