腹筋や漢方薬など理想の皮下脂肪率に落とす方法
皮下脂肪はなかなか落としにくく、筋トレ・食事法・サプリの活用・マッサージ・漢方の服用など色々な落とす為の方法が試されています。
現実的に皮下脂肪は内臓脂肪よりも燃焼しづらいところがあり、なかなか減らせずに悩まれている方も多いようです。
より効果的に落とすにはどのような方法が良いのでしょうか?
本記事では皮下脂肪を落とす方法についてお伝えしたいと思います。
皮下脂肪を落とす方法
腹筋などの筋トレについて
結論から記載します。
皮下脂肪を除去するために筋トレのみを行う人がいますが、それはほとんど無意味と言っていいでしょう。
確かに、筋肉はつくので痩せやすくはなりますし、皮下脂肪がつきにくくなるところはありますが、筋トレでは皮下脂肪を落とせるわけではないので、目的達成はできないでしょう。
ただし、腹筋やダンベルなどで筋トレを行えば成長ホルモンが分泌されるようになり有酸素運動による皮下脂肪燃焼の効率が向上するので、有酸素運動を行う前に筋トレを行うのは有効な手法と言えます。
これらの情報を理解していないと、皮下脂肪が気になるから痩せようと必死に筋トレを実行してもほとんど効果を得られないといった状態になってしまいます。
食事について
皮下脂肪は非常に落としにくいものではありますが、根本的な考え方は変わりません。
要するに摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やすといったものです。
そのため、食事にも気を使う必要が出てきます。
ベストなのが皮下脂肪をつかないように努力することなのですが、ついてしまったものはどうにかして除去するために努力する必要があるのです。
ただし、この皮下脂肪は何かあった時のエネルギーとして使われるものなので、そう簡単に減らすことはできないのです。
しかし、少しでも痩せやすくするのなら、炭水化物を減らして糖質制限(絶つということではなく)をするのが有効となるでしょう。
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サプリについて
皮下脂肪を落としやすくなるとか内臓脂肪を落としやすくなるという名目でサプリメントが大量に商品化されておりますが、個人的にはいま一つ効果のほどが分かっていません。
これだけ使えば特に努力の必要なく脂肪を減らせると書かれているものもありますが、ダイエットの原則から考えると、これはちょっと行き過ぎているように思います。
ただし、全く価値が無いというわけではなく内臓脂肪や皮下脂肪を燃やしやすい状況を作ってくれるサポートアイテムとしては有用なので、食事制限を行って有酸素運動を実行し、さらにサプリメントを使って体質を痩せやすいものに変えるといった方法は有効かと思います。
インターネット上ではこれらの商品が効果があるか無いかで結構もめているので、安易にサプリメントだけに頼るのは個人的におすすめできないと考えています。
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マッサージについて
マッサージが特に必要な方は血行不良が発生している人です。
具体的には夏場なのにスパッツやストッキングないと足元が寒いと感じるような方でしょう。
そのような方は血液がうまく循環していないのではっきり申し上げて痩せにくい体となっております。
そのような方に有効な手法がマッサージで血行不良を改善する方法です。
1日10分あれば十分なマッサージになるので、できれば毎日行うと良いかと思います。
それ以上は手が疲れてやる気がそがれるので自重したほうがいいでしょう。
ただし、血行が良くなるだけであってマッサージをしたから痩せると言ったわけではありません。
落としやすくなるのです。
そのため、マッサージを毎日行いつつ有酸素運動を毎日行って皮下脂肪を燃焼させるようにすると良いでしょう。
そして日々の生活習慣を整え、ストレスをうまくコントロールして、根本的な血流改善をはかり、最終的にはマッサージをしなくても良い体になっていくのが理想かと思います。
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漢方薬など薬について
漢方にも、ものすごい種類があり中には脂肪を減らす作用があると言われているものもあります。
その代表的なものが防風通聖散ではないでしょうか。
これはCMにもちょくちょく出ているので名前だけでも聞いたことがある人も多いかもしれません。
実際に、この防風通聖散は効能として、発汗作用・利尿作用・便秘解消・脂肪分解速度上昇などがあり、肥満やメタボの人たちに役立つものとして売られておりますが、こちらもサプリメントと同じく賛否両論となっているようです。
確かに、成分を細かく調べてみると食欲を増進するホルモンの分泌を抑えることもできそうなので、ダイエットにもつながりそうですが、これのみに頼らないである程度運動を組み合わせるようにした方が良いでしょう。
おすすめの有酸素運動メニュー3選
皮下脂肪を落としたいという方には有酸素運動が推奨されますが、その中でも特に推奨されることが多いものを3つ紹介します。
基本的にダイエットは行動に移し継続できるかどうかが重要なので、できる限り相性がいいものを見つけるところからスタートしてください。
ドローインをまずは取り入れる
ドローインはどこでも出来る呼吸法であり、長時間の移動中でも座りながら出来る優れたトレーニングとなっております。
上の動画を参考にしてみて下さい。
これを意識して実行し続ければそれだけでもお腹回りが引き締まっていくことが期待できるのですが、他の有酸素運動と組み合わせることでさらに効率がアップするのでまずはこのトレーニングを意識してみてはいかがでしょうか?
ウォーキングやジョギング
有酸素運動の代表格と言えばやはりこのウォーキングやジョギングでしょう。
1日30分でも毎日歩くように意識すればそれだけでもかなり違います。
特に動画のようなスロージョギングはかなり効果的となっております。
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フラフープ
脂肪燃焼効率がそれなりに高く、皮下脂肪が溜まりやすいお腹回りを刺激して痩せやすくする室内運動と言えばやはりフラフープでしょう。
人によってすぐには出来ないのでイライラしてしまうこともありますが、練習すれば1週間くらいである程度回せるようになりますのでおすすめなのです。
皮下脂肪の最も良い落とし方は有酸素運動?
皮下脂肪を減らすために必須となるのが有酸素運動です。
この有酸素運動を行わなければおそらく落とせないでしょう。
ただし、皮下脂肪の燃焼にたどり着くまでの工程はかなり遠く、ある程度しっかり有酸素運動を行う必要があります。
具体的には使用されるエネルギーの順序は食べ物を紹介する時に使われるエネルギー→筋肉へのエネルギー→内臓脂肪→皮下脂肪といった流れになるのである程度動かないと皮下脂肪を燃やすのが困難になります。
そこで大切になるのが、脂肪を燃焼してくれる筋肉を減らさないためのタンパク質を摂取することと、成長ホルモンを分泌させるために筋トレを有酸素運動前に行うことです。
そうすれば、エネルギー消費効率が上昇するので、皮下脂肪を燃やしやすくなります。
皮下脂肪を落とすのにかかる期間は?
ダイエットの目標は脂肪を減らすことですが、特に、下腹でつまむことができるような皮下脂肪は1秒でも早く除去したいことでしょう。
既に少し触れさせて頂いていますが、この皮下脂肪は体のエネルギーが足りない状態になった時に、そのエネルギーを補う役割があるのと、外部からの衝撃から体を守ってくれる作用があります。
特に女性のように絶対に守るべき子宮が存在していると、どうしても、ある程度の皮下脂肪がついてしまうのです。
この脂肪をどうにかして早く落としたい場合は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることが大切であり、その割合が大きければ大きいほど短期間で効果が出ます。
しかし、500kcalも消費カロリーが上回ったところで体重計算をすると70gになってしまうので、仮に3kgという目標を立てている人がいたとしても、1ヶ月以上はかかってしまうことになります。
従いまして、まずは1ヶ月という期間で効果が出ているのかどうかを見て判断するのが基本となるでしょう。
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皮下脂肪は女性・内臓脂肪は男性がつきやすい?
まずは皮下脂肪と内臓脂肪の違いについて解説します。
皮下脂肪とは皮膚の下についてしまった脂肪の事で、内臓脂肪は内臓の周りについてしまった脂肪の事です。
そして、この皮下脂肪は女性につきやすく内臓脂肪は男性につきやすいと言われております。
さらに、皮下脂肪は除去するのが困難ですが内臓脂肪なら比較的簡単に除去できると言われております。
一説には貯金に例えて皮下脂肪は「定期預金」、内臓脂肪は「普通預金」と解説されている方もいます。
何故女性が皮下脂肪が多くなるのかには諸説ありますが、有力なのが以下の説です。
皮下脂肪が多ければ多いほど事故があった時の衝撃を和らげることができるので、子宮といった大事な部位を守るのに適していること。
そして皮下脂肪には保温の効果があるので冷えから守りやすくなること。
さらに、万が一の時のエネルギーを蓄えておく必要があるため役立てることができるということです。
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皮下脂肪率の理想は?
皮下脂肪率の理想はだいたい男性で15~19%、女性で20~25%となっております。
今では体組成計などで簡単に体脂肪率を算出できるので、どれだけ皮下脂肪がついているかも簡易的に知ることができるようになりました。
この指標よりも少なすぎても多すぎても問題になるのですが、皮下脂肪が気になるという方はほとんどの人たちが理想よりも超えている人なのではないでしょうか。
ただし、理想とする体型が体脂肪が非常に少ないムキムキな体であったり、超スリムな体の場合は問題ない体脂肪率でも多すぎると考えて更に痩せようとしてしまうので、自分が理想と考える体型に無理やり近づこうとするのも危険なこともあるのです。
皮下脂肪がつきやすい女性の体型は洋ナシ型になりやすいです。
皮下脂肪の落とし方につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
小学館 BITEKI 皮下脂肪の落とし方|ぽっこりお腹を解消!皮下脂肪や内臓脂肪に効果的な方法まとめ
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は皮下脂肪の落とし方についてお伝えいたしました。
皮下脂肪を落とすためには色々な方法がありますが、最も有効な方法は食事制限と有酸素運動です。
その効率を上昇させるために、筋トレやサプリ、そしてマッサージといったものがあるため効率上昇のために有効活用してください。
皮下脂肪は一回つくとそう簡単には落とせないので本来なら余分につかないようにするのがベストなのですが、ついてしまったのならそれ相応の努力が必要になってきます。
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