計るだけダイエットのやり方と効果と口コミ
計るだけダイエットは以前にNHKのためしてガッテン(今はガッテンに変名)で放送され、世の中に広まりました。
ただ人によって方法が異なり、成功率もそれによって左右されます。
その為、どのような効果や記録用紙への記入などの方法があるのかを把握し、自分にとっての効果的な実践法をしっかりと吟味して実行したい所です。
本記事では計るだけダイエットの効果や方法を中心にお伝えしたいと思います。
計るだけダイエットの効果は?
ひねくれた言い方かもしれませんが、計るだけダイエットそのもにはダイエット効果はありません。
記録した数字やグラフ化したデータを見ることで、ダイエットへの意識が高まったり、やる気が引き出されたりするようになるので、ダイエットへの取り組みがしっかり行われ痩せる確率がアップするというものです。
日々の記録を見て食事を注意したり、運動を加えたりすることで、どうすれば痩せるのかが分かってきて、痩せやすくなります。
例えば必要のないものを口にするのを避けるようになるといったことが期待できます。
そして一旦、目標体重を達成した後も続けることで、その体重・体型を維持しやすくなるでしょう。
このようなことが計るだけダイエットの効果になるかと思います。
計るだけダイエットとは?方法は?
計るだけダイエットは人によってはものすごく簡単なやり方にもなり、かなり緻密な作業を伴うやり方にもなるダイエットとなっております。
大まかに説明してしまうと、基本は決まった時間に体重を計って何らかの形でメモとして残すだけです。
非常にシンプルなものと言えるでしょう。
ここで、緻密に取り組もうという方は更に細か行為を行います。
例えば朝と夜の決まった時間に体重計に乗って、毎日のようにデータとして残しつつ可能ならグラフ化します。
この時、綿密なグラフを作るために体重計も50g単位で計測できる体重計にするといいでしょう。
このような形で情報収集をしっかりと行うと、痩せているのか太っているのかが目に見えてわかってきます。
いわゆる、体重の見える化ができるということです。
その結果、うまくいっていないのなら食事の内容や運動の内容といったものをもっと考える必要性が出てきます。
情報をより満足させたいのなら、毎日何を食べたのか、摂取カロリーはだいたいどのくらいだったのか、どの程度運動を毎日こなしていたのかといったところも記載しておくといいでしょう。
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記録用紙と記入法は?
このダイエットの成功率はどのように記録をとっていくのか、データをまとめていくのかに関わっているところがあるので、記録用紙と記入方法は非常に大切になります。
主に大きく分けて二つのやり方になるでしょう。
一つは全てのデータをパソコン上で管理するか、もう一つは記録用紙を印刷して記載していくのかになると思います。
実際に、これらのダイエットにおいてはネット上にもテンプレートがたくさん存在していますし、印刷用の記録用紙もネット上からダウンロードすることができるので、どちらでも好きな方を取り入れるといいでしょう。
実際に、テレビで紹介して有名になったガッテン流の場合はガッテン流の「計るだけダイエット」の記録用紙があるのでそちらを参考にするといいでしょう。
これは、スタート時の体重と腹囲を記入して100g単位で体重をメモしていきます。
太った場合や痩せた場合のメモを記入する欄もあるので、その日に通常と違った何があったのかもメモしておくといいでしょう。
次のURLからダウンロードできます。
運動をしてその記録もつけて行きましょう。
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口コミは?
人によってこのダイエットは効率が著しく異なるので、評価もかなりバラバラです。
とりあえず、ある程度の意見を統括すると、早い効果は期待できないけれど、予算はほとんどかからずお手軽に開始でき、そこそこの成功率を誇るダイエットという感じです。
実際に、そこまで効果が出ていない方でも毎日メモをしていることで体重の増加を防げている人がたくさんいるので、効率よく痩せられなくても現状維持に成功している人は多いようです。
個人的には、自前のパソコンさえあれば、エクセルなどでデータをまとめて簡単にグラフ化ができますので費用が掛からずかなりおすすめのダイエット法になるかと思います。
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朝と晩に計るのがベスト?体重差の目安は?
ダイエットをしている方は基本的に毎日体重を計測するものですが、どのタイミングで測定するのがベストなのかは不明という人も多いです。
これはかなりいろんな場所で議論されていることであり、終息していない部分もあるので反論されてしまうかもしれませんが、色々と調べてみた限りだと、起床直後と寝る直前の両方で測定するのがベストだと考えます。
起床直後は消化器官には食べ物がなく水分も失われた状態で体重を測定できるタイミングなので、最も測定するのが好ましいタイミングでしょう。
起床直後なら食事やトイレなどの効果も受けないので最適な時間帯なのです。
また、就寝前についてはその日一日で実行されたダイエットがどれだけ機能していたのかを確認するタイミングになるので、ここも体重の測定が推奨されます。
ダイエットがうまくいっているかのチェックと考えて就寝直前も測定されるのがベストでしょう。
運動も必要なもの?
運動は必須ではありませんが、健康的に綺麗に痩せたいのでしたらされることをおすすめします。
断然痩せる効率も良いでしょう。
実際に、しっかりと体重や食べたものをデータ化しつつ運動を伴うダイエットを取り入れている(運動実績も記録します)と、目に見えて痩せていくケースが多いので、結果からモチベーションが上がり、効果が出やすくなるでしょう。
一方、運動がなかなかできないという人は食事制限を中心としたダイエットを行うことになり、この場合は効果が出ることからやりすぎてしまって、ひどい場合は絶食に近い形になってしまう人もいるので要注意かもしれません。
運動は必ずしも必須ではありませんが、健康的に効率よく痩せたいという方は取り入れたほうが良いものと考えられるといいでしょう。
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なぜ計って記録するだけで痩せる?
このダイエットで痩せることができる最大の理由は自分の体重を必ず細かくチェックするようになるので、メモを見なくても体重について考える時間が確実に増え、食べ過ぎることを無意識レベルで避けられるようになって、少しでもダイエットにプラスになる行動を取り入れやすくなるからです。
よくあるお話ですが、「健康になるからやってください!」とか「糖尿病を避けるために甘いものは減らしましょう!」と言われたところで、実感がわかないのでそこまで真剣に取り入れない人が多いものです。
しかし、この方法のダイエットはしっかりと見える化をして行われるので、実感がすごく湧くものとなります。
特に、ダイエットにおける失敗のダメージは全て自分に跳ね返ってくるので、真剣になれると言うことなのです。
そのことから、食事や運動によるダイエットを真剣に取り入れやすくする補助効果が抜群に高いから痩せる効果があると言われるようになりました。
痩せないケースの原因は?
痩せないケースは非常にシンプルです。
自分のデータやグラフといった物を見たところで何も感じない方でしょう。
いわゆる多少太ったからといって、「これくらいならどうでもよい」と感じる方とか、「むしろメモを取る時間すらもったいない」と感じる方たちです。
このようなタイプの人たちは、なかなかダイエットに成功するのは難しいかもしれません。
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リバウンドは起こりにくい?
これは何とも言えません。
人によるといったところでしょうか。
しっかりと何を食べていて摂取カロリーをどの程度に抑えていたとか、どのような運動を取り入れて消費カロリーをいくらまで増やしていたというものがデータ化されている人たちは、多少太ったとしても何が原因なのかをすぐに探れ、対策が取れるのでリバウンドをしてしまう確率は低いと思います。
逆に、ダイエット成功後に記録を止めて体重計に乗ることを止めてしまったならば太る可能性が高まるでしょう。
その他には、グラフを見て一気に痩せたいという気持ちが加速し、極端な食事制限を行った方も要注意といえそうです。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は、計るだけダイエットについていろいろとお伝えさせて頂きました。
このダイエット法は、計って記録することで、ダイエットへの意識が高まり、日常の食事や運動に気を付けるようになり、その結果、ダイエット成功に結び付くといったスタイルのものです。
体重や食事内容、カロリー、運動結果など色々な情報を記録するのがベストですが、面倒な方は体重だけでも、毎日記録していくことで、それなりに効果が期待できるのではないかと思います。
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