万数計を付けて毎日一万歩歩く消費カロリーとダイエット効果
ダイエットをしている方において基本的な運動が歩くことです。
その効果を高める1つの方法が歩数計を使って毎日一万歩を目安に歩くというものになります。
やはり人間、何事をするにしても、目標を作り、それに向かって取り組んだ方が、良い結果を得られやすくなります。
人間の心は弱いもので、目標がないと、ついつい自分に甘くなり、少ない歩数にとどまって、一向に効果が出てこないという状況を招きかねません。
本記事では歩数計や万歩計を使って一定数以上歩くというダイエットを紹介します。
歩数計を使ったダイエットは効果的?
この歩数計を使ったダイエットというのはすべての人たちに当てはまるものではありません。
しっかりと毎日決まったトレーニングをこなせる人たちならば、歩数計に頼らずともダイエットをすることができます。
しかし、運動をする時間がないとか有酸素運動が苦手と感じている人には大きな効果をもたらしてくれるでしょう。
実際に歩数計を使うと1日にどれだけ歩いたのかを知ることができるようになり、どれくらいのエネルギーを消費しているのかを概算ですがある程度見えるようになるのです。
運動をしない人にとって大きな要素をしめる「歩く」という動作が、どれぐらい行われているのかを理解することができれば、多く歩きたいという気持ちが出るようになり痩せられる確率も上昇することでしょう。
自然とエスカレーターやエレベーターを使う回数が減りますし、歩く量も増やせるようになりますので、気持ちの変化という部分を見ると大きな作用があるといえます。
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毎日一万歩あるいた場合の消費カロリーの目安とダイエット効果
元々は歩数計という名前なのですが、山佐時計計器株式会社 (YAMASA)が発売した「万歩計」が大ヒットしたことで、これらの商品が万歩計と言われることも多々あります。
このときに発売された万歩計が最大1万歩まで計測することが可能だったので、1万歩が目安という考え方が浸透したといわれているのです。
この1万歩を歩いた場合に消費されるカロリーは、身長がだいたい160cmの人が歩いた場合に6~7km歩くことになるので、おおよそ1~2時間かかるという計算になります。
その計算結果から消費カロリーはだいたい300~400kcalに収束するようです。
もちろん、体重が60kgで計算していますので、もっと重い人が実行すれば消費カロリーは増えますし、痩せている人がやった場合は消費カロリーが減ります。
歩く速度が速くなれば消費カロリーも増えますし、遅くなれば減ります。
このように状況で大きく変わってきますので、あくまで目安としてとらえてください。
歩数計活用による痩せた口コミは?
歩数計ダイエットは知名度的にはそこまで大きなものではないので、実行者は多くはないようです。
それでも大手口コミサイトに評価がいくつかはありました。
そこから彼らの意見を拾っていきましょう。
総合評価はペースはあまりよくはありませんが、かなりお手軽で予算もほとんどかからず、そこそこの成功率を誇るといったところでしょうか。
スマホにも歩数計の機能が搭載されているものが増えているので、予算がほとんどかからないのがうれしいという評価が多数あります。
「スマホにある機能を使って実行した結果痩せた」「手軽に実行できる」「毎日1万歩歩いて2ヶ月で6キロ減った」などなど、成功した報告もありますのでダイエットとしては成立しているのでしょう。
ただし、根気が必要ということもよく言われているので、飽きずに続けられる精神が必要になります。
毎日一万歩は健康にも良い?
この1万歩については賛否両論が実はあります。
一部の人たちは負荷が大きめの1万歩ならば実行しない方がよいという意見も出ているのです。
激しい運動になってしまった場合は心臓からものすごい量の血液が流れるようになるため、むしろ動脈硬化のリスクが高まるとすらいわれております。
そのため、そこまで激しくならない程度の1万歩ならば健康にもよいといえるでしょう。
生活サイクルに合わせて実行するのもよいでしょう。
あくまで1万歩は目安であり基準の一つ程度にとらえて実行しましょう。
毎日歩いても問題ないという方なら実行してもよいでしょうし、毎日はきついとか1万歩は多いという方は少なめに調整してください。
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1日2万歩なら確実に痩せる?
歩くことで消費カロリーを増やそうと思い至った場合は、その距離を増やすことがまず浮かぶでしょうが、現代医学では歩きすぎはむしろ体にとって害になるという説の法が有力になっており、勧められておりません。
そのため、2万歩は避けた方がよいと考えられております。
現代医学において勧められている歩数は、1万歩以外に「1日8000歩」×「そのうち20分を早歩き」というものがあり、これは東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室長の青栁幸利氏も公言しております。
この歩数は一日の歩数なので、トータルで目指しましょう。
また20分の早歩きは中強度のウォーキングがよいといわれております。
言い方を変えるならば、何とか会話ができるレベルの歩きが有効になるでしょう。
ただし、8000歩がきつく体にとってしんどいと感じるレベルでしたらやらない方がいいです。
それならば歩く間隔をおくか歩数を減らしましょう。
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ダイエットで最低限歩きたい歩数や最適な歩数の目安は?
この目安については意見が大きく分かれています。
1万歩歩くのがベストという方もいれば、1日12000歩以上歩いた方がよいという人もいますし、「1日8000歩」×「そのうち20分を早歩き」というウォーキング方法を実行するのがベストだと解説する人もいます。
要するに意見がまとまっていないのです。
個人的に、それらすべてを否定することはできません。
私的な意見ですが、大切なことは続けられるかどうかであり、途中でダイエットを投げ出さないことにあります。
そのため、本人のやる気に合わせた考え方の方がいいのではないでしょうか。
そのため、最も現実的といえる「1日8000歩」×「そのうち20分を早歩き」が理想に近いと思っております。
ウォーキングはダイエットにすごくおすすめですが、ジョギングなども良いでしょう。
いくらたくさん歩いても食事には注意?
ダイエットにおいて大切なことはシンプルで、消費カロリーを増やして摂取カロリーを減らすことです。
この考え方をある程度理解して実行できていれば、時間がかかっても痩せていくことができます。
なので、たくさん歩くという行為は消費カロリーを増やす行為に繋がるでしょう。
しかし、摂取カロリーを増やすような暴飲暴食を繰り返しているのでは、体重は全く減少しないと考えた方がいいです。
ある程度運動はしているので、食事の量が増えたとしても筋肉の増加など健康面でプラスになっている可能性は高いですが、体重を減らしたいと考えている人は、摂取カロリーにも制限をかけるようにしましょう。
そうしないと、運動をすることで消費されたカロリーが無駄になってしまいます。
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歩数計の選び方
これはどれが正解というものはありませんが、金額を重視するのか、性能を重視するのかになるかと思います。
シンプルなものになればなるほど安くなりますし、高性能になればなるほど一気に高くなります。
その気になれば100均でも購入できますし、数千円のものも売っているのでお好みとなるでしょう。
ただし、安すぎるものは振り子式なのでカウントがずれる確率が高いです。
それを踏まえて、個人的には数千円はするけど「3D加速度センサー」を搭載しているタイプを購入することをおすすめします。
ちなみに、最近のスマホにはこの「3D加速度センサー」が搭載されているものも多いので、そちらを使うのも良いでしょう。
あとは、消費カロリーを計測してくれる活動量計などの機能が必要かどうかで判断してください。
おすすめアプリ3選
歩数計は購入しないでもアプリで補うことができます。
そのため、まずはアプリを使って試してみてはいかがでしょうか。
①Pacer – 歩数計&ダイエットのコーチ
これは評価がとっても高かったため紹介しております。
アプリの評価は5段階でひどいものだと3以下になるのですが、こちらは4を超えているのでかなり高評価です。
評価者も38万人を超えていたので信用度は高いでしょう。
歩数とカロリーなども計算してくれるようです。
②ウォーキングNAVITIME-ALKOO- 歩数計
こちらも歩数計・グラフなどの機能があり、全国のおすすめウォーキングコースを収録されているので、歩くのが楽しくなりそうです。
③毎日歩こう 歩数計Maipo 人気の無料アプリでウォーキング
こちらもグラフで1日の歩数を表示するようなシステムが構築されており、アプリの使い勝手は確実に向上しているといえそうです。
歩いた距離や時間、消費カロリーなども自動で計算してくれるので本気で始めたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は1万歩を歩くこととダイエットについて結びつけて紹介しました。
1万歩を推奨している人もいれば、それは歩きすぎであると否定する人もいるようで、一概に距離を指定することができなくなっております。
自分の体力に合った歩数を選んで実行するのが良いのではないかと思います。
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