野菜スープ ダイエットのやり方は夜だけ?人気レシピについて
ダイエット方法の一つに野菜スープを利用したものがあります。
この野菜スープダイエットはカロリーを抑えるには最適なやり方で、効果が高いと言われており、1ヶ月でかなり痩せられるという噂もあるのです。
その一方で少なからず痩せないという方もいるようです。
その違いはどこにあるのでしょうか?
本記事では野菜スープダイエットのやり方や効果および痩せない場合の原因を中心にお伝えしたいと思います。
野菜スープダイエットのやり方!夜だけ?
野菜スープダイエットは脂肪燃焼スープダイエットの一種のようなものですが、すべての料理が決められているわけではありません。
つまり、3食全部が野菜スープというわけではないのです。
可能なら3食実行することも推奨されておりますが、日常生活を考えた場合、やりやすさというものもあるので、できるなら夜だけ実行するのがいいでしょう。
ダイエット効果を考えた場合、夕飯を野菜スープだけにするとかなりカロリーを抑えられるという人は多いでしょう。
そして、本格的に痩せたいのならば、酒は控える・飲み物は水やお茶にする・甘味料は摂らないといったところも守るようにしてください。
炭水化物もできるだけ避けたほうがいいかもしれませんが、極端に避けると体調が悪くなったりすることもあるのでほどほどがいいでしょう。
あとは、夕飯として用意された野菜スープは残さずにお腹いっぱい食べるようにしてください。
そして世間一般で言われる野菜スープダイエットにおいては運動は不要となっているようです。
野菜スープダイエットの効果は?
野菜スープダイエットは野菜スープをひたすら飲むダイエットになりますが、効果は摂取カロリーを抑えることができること、身体を温めることができること(代謝が上がります)、野菜の栄養素をふんだんに摂取することができることといったところでしょうか。
かなりの量の野菜を摂取することになるので、日本人が不足しがちと言われる野菜の栄養をたくさん補給することができます。
しかし、アレンジをしないとタンパク質が不足しがちなので、足りない栄養についてはちょっとした工夫を加えて栄養を増やすのが良いです。
また、カロリーについて言えば、野菜スープを中心にした食生活に切り替えると1日当たりの摂取カロリーが1000kcal程度に抑えられることが多いので、消費カロリーが摂取カロリーを上回りやすくなり痩せやすくなるのです。
痩せないケースの原因は?
痩せない場合の原因はシンプルで続けられない人が多いということのようです。
それは野菜スープが美味しくないと感じる人がかなり多いからです。
野菜だけでうまみを感じるのはなかなか難しいので、どうしても味気なく感じてしまって止めてしまうのです。
さらに、空腹がつらくなってしまう方も多く、挫折してしまうということです。
また、そもそも野菜が嫌いという人は、耐えられなくてすぐに止めてしまうこともあるでしょう。
その他、大きな問題となるのがタンパク質摂取量が少なすぎて筋力が低下することです。
筋力が低下すると体の基礎代謝が一気に下がってしまうので、痩せにくい体が出来上がります。
こうなるとダイエットも成功しにくくなるので、プロテイン摂取や鳥のささ身といった、たんぱく質のものを食べるようにした方が良いでしょう。
その上で運動もして、筋肉を鍛えることを推奨したいところです。
人気レシピとカロリー
まず最初にここでは先ほど解説したカロリーについてさらに掘り下げたいと思います。
まず、野菜スープは鍋が埋まるほど作ったとしても600kcalぐらいにしかなりません。
なので、仮に3食全てをこの野菜スープに置き換えてしまうと一日の摂取カロリーが600kcal程度になるということになります。
しかしこれはやりすぎな数字で推奨できるものではありません。
栄養不足に陥るでしょう。
ダイエットをしている女性なら最低でも1000kcalはとる必要があると言われており、健康面も考えると1200kcalぐらいはダイエット中でも摂るようにした方が良いでしょう。
色々な野菜スープがありますが、個人的に人気がありおすすめできそうと感じるのが、ある程度ベーシックな感じのするコンソメ味です。
痩せないケースの原因の1つに美味しくないと感じたり、空腹に耐えられなくて止めてしまうというものを記載しましたが、少しでも美味しく満腹感を得られるレシピを多く集めたいものです。
ここで紹介する野菜スープの名前は「ダイエット野菜スープNO2コンソメ味」で、作り方は次の通りです。
【材料】 (10人分以上)
キャベツ半分、玉ねぎ(スライス)1個、じゃがいも3個、人参1本、しめじ1パック、ブイヨンキューブ4個、塩コショウ少々、ベーコン1枚
【作り方】
1.ベーコンをみじん切りにして炒める。野菜は適当なおおきさに切る。
2.野菜に水がかぶる位入れ煮る。野菜が柔らかくなったらブイヨンキューブを入れて味がなじむまで煮て塩胡椒を入れる。
出典:cookpad:http://cookpad.com/recipe/3392827
しめじ・キャベツ・玉ねぎ・ニンジンといったものがいっぱい入っているのでしっかり食べるとお腹いっぱいになります。
玉ねぎをダイエットに生かす方法と効果!痩せた口コミやレシピは?
野菜スープは作り置きしておく?
野菜スープは毎日作るのがつらいという方も多いと思いますので、大量に作って作り置きしておくのもいいでしょう。
ただし、会社に持っていくときはタッパーに入れて持っていくのではなく魔法瓶といったものに入れて持っていった方が良いでしょう。
できる限り多めに作れば料理の手間が省けて、やる気を失いにくくなるメリットもあります。
しかし作りすぎると、期間を置いて食べた場合は味が落ちてしまうことも多々あるので、ある程度量を決めておくといいでしょう。
温野菜ダイエットの方法や効果・口コミは?ドレッシングはOK?
続ければ1ヶ月で痩せる?
痩せるかどうかはやはり個人差があると思われます。
お酒を飲まないとか炭水化物を摂らないといった努力も続けている方は高確率で痩せるでしょうが、摂取カロリーを抑えすぎるとダイエット開始して1週間ぐらいから力が入りにくくなって色々と支障が出る可能性もあるので、難しいところです。
それでも、1ヶ月続ければ痩せる可能性は高いです。
ただし、野菜スープダイエットをしていたとしても、間食を大量にしたり、野菜スープ以外でカロリーの高いものをたくさん摂取している人はおそらくほとんど痩せません。
なので、野菜スープダイエットをしっかりルールにのっとって行い、さらに運動も追加している人ならば1ヶ月もやれば痩せると思われます。
痩せた口コミは?
スープダイエットはかなり多くの方々から騒がれているダイエットの一つなので、実行者はかなりいます。
口コミを見てみると、成功率と痩せるペースはそこそこ高めではあるが、用意するのが手間でお金かがかかるダイエットという認識になっているようです。
実際に痩せたという報告も多数あり、「○○kg痩せました!」という口コミは簡単に見つかります。
10日間や1週間といった短い期間でもそれなりの効果を上げている記述も多いので、短期間でも効果が出やすいダイエットと言えるでしょう。
ただし、味の部分でひたすら食べ続けるのがきついと感じてやめてしまっている方もいたので、続けられるかどうかは飽きないかどうかがやはりポイントとなっているようです。
リバウンドしやすい?
リバウンドする確率が高いかどうかはこのスープダイエットをどのような形で行ったかによるでしょう。
例えば夕飯を野菜スープに置き換え、その他の食事でもたんぱく質など栄養をバランス良く摂っている人の場合は、短期間での体重減少が少なく、そこまで急激に痩せないのでリバウンドの危険性は低いです。
逆に、他の食事でもたんぱく質や炭水化物摂取量も減らしている方の場合、急激に痩せることがあります。
このような人はリバウンドする確率がかなり高いでしょう。
さらに、タンパク質摂取量が少なく筋肉が減少してしまった人は、脂肪を身体に蓄えやすくなり痩せにくく太りやすい体になっているのでリバウンドする可能性が大きいです。
ですので、リバウンドを防ぐために、夜は野菜スープでお腹をいっぱいにして、他の食事ではある程度のタンパク質や炭水化物などバランス良く栄養を補って筋トレや有酸素運動をしながらダイエットを続けるようにしましょう。
ダイエットは痩せて成功ではなく、痩せた体重をキープできて成功なので、痩せた後のこともしっかり考えてくださいね。
野菜スープダイエットで下痢をするという話も?
非常に効果のあると認識されている野菜スープダイエットですが、口コミの中には「最初の方はまだ大丈夫だったけど続けると下痢がひどくなって挫折した」といった内容がいくつかあるのが気になっています。
この野菜スープダイエットは野菜スープならばいくらでも摂取していいという条件があるので、空腹感に耐えられない人は摂取量が多くなるのでしょう。
野菜スープは結局は水分なので、大量摂取したらお腹にきます。
水分は取り過ぎるとむくみや下痢が発生するのですが、野菜によるカリウム摂取(体内の水分を排出させる作用がある)は出来ているのでそこまでむくみは心配ないでしょう。
問題は下痢です。
「デトックス効果によって下痢が発生しているから問題ない」とか「悪玉菌が減少して善玉菌が増えたことで発生している下痢だからどこまで心配する必要は無い」といった意見は多々あるのですが、下痢がいつまでたっても酷いという方はスープの量を減らしたり摂取量を減らすといった工夫も必要かと思います。
それでも酷い状態が続く時は中止されるのが無難でしょう。
野菜スープダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
macaroni 野菜スープダイエットでリバウンドしないために!レシピ21選を管理栄養士が厳選
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は野菜スープダイエットについてお伝え致しました。
野菜スープダイエットにおいては3食全てを野菜スープにしたり、運動をしないやり方の場合、個人的には推奨できないと考えております。
ダイエットの基本である摂取カロリーを減らすという考え方には賛同できますが、栄養不足になって、運動も一切しないで痩せるという考えには賛同できません。
なので、野菜スープダイエットを行いたい方は1日の中でタンパク質や炭水化物など必要な栄養はしっかり摂取しつつ、有酸素運動と無酸素運動を効率よく行い、身体にある程度の筋肉をつけて、脂肪を燃焼させて痩せるようにしましょう。
身体のスタイルという点で考えた場合でも、ただ単に食事のコントロールを行って痩せた場合は見栄えしないことが多い一方、たんぱく質を摂ってしっかり運動を伴ったダイエットをした場合は美しくなりやすいのでおすすめです。
コメント