脳の疲労解消やリセット・イメージングなどダイエット脳の作り方
多くの人たちを悩ませるのがダイエットを実行しての失敗です。
成功率を上げる方法は多くの方が模索しておりますが、近代医療の発達により脳だます、リセットする、イメージする、といったことでダイエット脳を作ることで痩せられるという考え方が出てきています。
何をやっても痩せることができないという方も多いと思いますが、それは脳の仕業かもしれません。
この脳を使ったダイエット法とはいったいどのようなものなのでしょうか?
本記事では脳とダイエット成功の関係、「だます」や「リセットする」とはどのようなものなのかを中心にお伝えしたいと思います。
脳が疲労するとダイエットしにくい?
疲れがたまった体はエネルギーに変える能力が低下してしまっているので、太る確率が上昇しダイエットしにくくなってしまいます。
脂肪として蓄積させられる確率が上昇するということなのです。
しかし、身体の疲れではなく脳の疲れによっても太る確率が上昇しダイエットしにくくなってしまうと言われており、多くの方々に注目されるようになりました。
この説の根拠は、不安やストレスがかかりすぎてしまった脳は負担がすさまじく本来の正常な活動できなくなってしまいます。
こうなると五感に異常が発生しやすくなり、特に味覚に影響が出るようになるのです。
この状態になると、味をうまく感じなくなるので味の濃いものを求めるようになり肥満になる確率を上昇させます。
また、間脳の視床下部への指令もうまくいかなくなるので、交感神経が優位になりやすくそれを抑えるべく副交感神経が強く作用するようになります。
この副効果神経を優位にするために必要な行動は食べることや休むことなので、身体が食べることを優先してしまうこともあると考えられているのです。
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ダイエットは脳で成功するかが決まる?
脳をうまくコントロールできる人はダイエット成功確率が上昇すると言われております。
これはとある大学教授の脳科学者が説明していることでもあるので信憑性は高いでしょう。
この脳のコントロールがうまくいっていない方々というのはやる気がなかなか出ないでひたすら苦しんで痩せるといった行動を繰り返すことになるのです。
具体的にはやる気をキープするためにも、褒める言葉を用いることが重要になります。
自分で自分をほめるという行為はなかなかしないでしょうが、十分に効果がありドーパミンという快楽物質が出るようになるので、ダイエットをするという行為自体が快感に繋がってやる気も向上しやすくなると言えるでしょう。
逆に良くない行動は、漠然と「痩せたい!」という気持ちだけで実行している時です。
ゴールを定めていないので自分をほめることはせず、ひたすらにストレスを積み上げていってしまいます。
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脳のコントロールが上手くいけば、基本的には健康的なダイエットを行うようになります。
脳をだますと痩せる?その方法とは?
脳をコントロールする方法の一つに騙すといったやり方があります。
自分の体の一部を自ら騙すというのもなかなか面白い構図ですが、これを理解している人たちは痩せやすくなるのは間違いなしです。
その方法ははやり脳疲労を解消させることと、噛む回数を増やすことでしょう。
基本ではありますがストレスを溜めない範囲でダイエットを実行し満腹中枢を刺激するために噛む回数を増やすようにすれば食欲抑制ホルモンのレプチン分泌量が増えるので摂取カロリーを抑えられるようになります。
他にも、心を安定されるホルモンであるセロトニンを分泌できる状態にすることも有効です。
たとえ休日で外に行く予定がない方でも、朝起きて日光に当たるような生活をすれば生活リズムが安定化するようになってセロトニンが分泌できるようになるのでお勧めです。
あとは、一定のリズムを繰り返す運動もセロトニンが分泌されやすいので効果的と言えるでしょう。
有酸素運動には一定のリズムを繰り返す運動が多いです。
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食べ過ぎ脳をリセットする方法
食べ過ぎ脳とはお腹がすいているわけではないのに、なぜか頭で考えて食べる方向にかじを切るようになるというものです。
これは残すのがもったいないという考えも該当するのですが、それ以外にもついつい適当な理由をつけて食べてしまうようになるものなので、できる限りリセットする必要があります。
具体的なやり方は食事の最初に汁ものを食べるようにするとか、テレビやスマホを見ながらの食事をしないようにするとか、食事をしていて美味しいと感じなくなったら食事を止めるようにするとか、適切なタイミング以外で発生する空腹を興奮する映画や音楽でごまかすとか、早食いをしないでしっかりと食事を20~30分で終わらせるというものになるでしょう。
イメージするダイエット法とは?
ダイエットの方法の一つに潜在意識を使って脳を騙して痩せやすくするという方法があります。
例えば、筋トレもただ何となく行うのではなく具体的に腹筋なら○○さんのようなボディになると想像するとかお腹に缶があってそれを潰すイメージで実行するといった感じです。
また食事制限をする時のイメージとしても食べ物を角砂糖の数で考えるのも有効です。
例えば、ご飯は角砂糖14個分としてみるようにするとか、かつ丼は角砂糖29個分として見るといいでしょう。
こうやって見方を変えると考え方もがらりと変わります。
脳を使うと痩せる?
様々な意見がありましたが、結論から言えば脳を使うだけでは痩せないでしょう。
効率よく使うようにしたとしても、それに伴う努力がないと痩せる確率は低いと思われます。
ある程度の運動や食事制限が主体なダイエットをしている人たちが、脳を使って糖分の消費量を減らすことでプラスに働くことは考えられますが、やはり最も大きな要素は運動や基礎代謝によるエネルギー消費や食事によるエネルギー摂取量の制限になるかと思います。
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無理なダイエットは脳を疲労させる?
脳疲労が蓄積することで味覚などに悪影響をもたらしダイエット失敗確率を上げると説明いたしましたが、ダイエットによるストレスが過剰にかかりすぎるような状況も良くないと考えられているのです。
つまり、どういうことかというと、仕事や勉強そして対人関係のストレスで脳疲労が加速する→五感異常が発生してしまい味が感じられなくなる→過食や偏食が進む→肥満になるというプロセスが、ダイエットにおいて食事を異常に我慢して無理に運動をひたすらこなす状況が続くことで脳疲労が加速する→五感異常が…と言い換えることができるということです。
これらの考えに基づいたダイエットとなると、厳しすぎる制約を設けないというものになります。
我慢が多すぎて脳に負担がかかりすぎるダイエットは危ないということになるのです。
無理なダイエットはめまいや吐き気といった症状に繋がることもあります。
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無理なダイエットは脳を萎縮させる?
無理なダイエットは色々と弊害が大きくなってしまうのですが、その弊害の一つに脳の萎縮があります。
この原理は極端なダイエットによって栄養失調症になると脳に栄養が届かなくなるので脳神経細胞が減っていくことになり委縮してしまうということです。
実際に脳萎縮が発生すると記憶力が低下して判断力の低下が発生するようになるので周りの人から見ても不安がられてしまうようになるでしょう。
ダイエット脳を診断するアプリとは?
このダイエットと脳の関係を示すものはネット上でも色々と増えてきており、今ではアプリとしても登場しております。
具体的にはiPhone用の「ダイエット脳診断」とかが該当するでしょう。
ダイエット脳診断を行うことでダイエット脳を刺激して痩せやすい体にしてくれるアプリのようです。
脳ダイエットの本がある?
痩せる脳を作る方法というのが一時期話題になって痩せる脳の作り方なども検索ワードに登場することもありました。
Amazonなどの大手通販サイトで「痩せる脳」と検索すると脳ダイエットに関係しそうな本や雑誌がたくさん見つかります。
個人的に興味があったのは、評価数が多めなのに高評価となっている「痩せるNo.1理論 実践!脳から始めるダイエット成功法則」でしょう。
この本が出たのはなんと2005年、この痩せる脳という考え方がどれだけ古くから出ていてのかが良くわかります。
ただし、本当に効果があるのかどうかは購入して読んで、実際に数カ月間ほど実践をこなした後になるでしょう。
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ダイエット脳につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
日経BP “ダイエット脳”で一生痩せ体質に【日経ヘルス18年8月号】
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はダイエットと脳の関係について解説してまいりました。
ダイエットにおける脳の働き方を理解することは重要絵はありますが、最終的に成功するかどうかのカギは、本人のやる気と継続する意思及び摂取カロリーコントロールと消費カロリーコントロールになるでしょう。
このやり方を理解しておけばどのようなダイエットを実行したとしても役立てることができるので、お勧めとなっております。
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