内臓【子宮・腎臓・肝臓】など温めるダイエットの効果と方法
昔から体を温めることは健康面において良いと言われておりましたが、ダイエットにも有効と言われ始め注目度が上がりました。
お腹・ふくらはぎ・足首・子宮・腎臓・肝臓・内臓など各部位を温めることでそれぞれに効果があるようです。
いったいどのような効果があるのか興味深いところです。
温めるだけでダイエット効果があるとしたら・・・食事制限や運動でしんどい思いをする必要がないのでメリットは大きい!と感じますが、これだけで満足のいくダイエット効果を得ることができるのでしょうか?
本記事では温めるダイエットの効果をお腹やふくらはぎ、内臓といった部位別に記載したいと思います。
お腹を温めるダイエットの効果と方法は?
温めるダイエットの中でもよく言われるダイエット方法が、お腹を温めるというものです。
お腹を冷やすことで下痢になってしまったり、胃腸の調子を悪くするなど様々な悪い効果を引き起こすというのは比較的知られたことかと思いますが、逆に温めることで良い効果を得ることができるということも何となくではありますが、一般大衆的に広まった情報と言えるでしょう。
このお腹を温めるダイエットというのは内臓を温めるダイエットとイコールであり、そのやり方も効果もほぼ同じになります。
まずやり方は腹巻を使ってお腹を温めるようにするとか、着用した状態で軽い運動をするとか、身体を温める食べ物や飲み物を摂取するとか、お腹をマッサージするとか、湯船に入って温まるとかいろんな方法があり、とくに決まった事柄は無いようです。
こういった「温める」を実践すると基礎体温が上がるようになります。
基礎体温が1℃上がるだけで基礎代謝が12%も上昇するようになるので、かなり痩せやすい体になってくれるのです。
基礎体温が1度違うだけで、同じような過ごし方をしたとしても100~150kcalは消費カロリーが違うので大きな差となってきます。
また、お腹や内臓が温まると低体温になりにくくなって冷え性も抑えることができるでしょう。
血行促進にもつながりますので、栄養素が行き届きやすくなり筋トレ等の効果も上昇します。
腹巻のダイエット効果や男性用のおすすめ!コンビニでも買える?
ふくらはぎを温めるダイエットの効果と方法は?
お腹や内臓を温めるダイエットというのは健康法としても非常に有用ということでかなり有名でしたが、それ以外にもふくらはぎを温めることでダイエット効果を得ることができるということはあまり知られていません。
しかし、ふくらはぎは体に不調がある人が高確率で冷えている部位であり、ここが冷えている人はむくみ・肩こり・冷え性・腰痛・不眠症・肌荒れ・頻尿など様々な不調が起こっている確率が高いのです。
もともと、ふくらはぎは足に溜まった血液を心臓に押し返し、老廃物も押し戻す役割があるのですが、筋力が低下して冷え切ったふくらはぎはポンプ機能が低下するので全身の血流が一気に悪くなります。
そのため、ふくらはぎを温めると血行促進に繋がるようになって痩せやすい体に戻るのです。
こちらも基礎代謝が上昇するので運動の効果も上がります。
やり方は、カイロを使うとか、レッグウォーマーやサポーターを使うとか、お風呂に入って温めるという方法になるでしょう。
足首を温める場合は?
足首は体の中でも冷えやすい部位と言われており、露出している確率も他の部位と比べて高いため、時期によっては外気に晒されて思いっきり冷え込んでしまいます。
スカートでもパンツでも、ふくらはぎやお腹は温められる部位にありますが、足首だけはカバーできないということは多いのです。
また、脂肪が付きにくい部位なので冷える確率も非常に高くなっております。
首の文字が付く部位である足首・手首・首は冷えやすいので要注意なのです。
ここを温めることで、ふくらはぎやお腹周りを温めるのと同じ効果として新陳代謝アップが発生しますし、冷え性による血行不良やホルモン分泌バランス異常も減らせることができます。
やり方は、足湯や半身浴、カイロを使って温めるとか、寝る時に湯たんぽを使うという方法になるでしょう。
靴下を履くことを推奨する人もいますが、締め付けによって血行不良が加速するので良くありません。
内臓を温める場合は?
それでは内臓を温める効果をより具体的に解説していきます。
体は冷えることでマイナスの効果を与え続けてしまいますが、温めることで予想以上にプラスの効果を発生させるものなのです。
子宮
下半身太りの原因として子宮の冷えが挙げられます。
また子宮の周りで血行不良が発生すると生理痛の悪化や生理不順になる可能性があります。
下半身全体の血流も悪くなるので、むくみや冷え性などのトラブルも多く発生する可能性が高まるでしょう。
原因は座り仕事が一気に増えたことにあります。
座った姿勢が長いと血管が圧迫されるようになるのでどうしても子宮周りで血行不良が加速するのです。
温め方は生理ナプキンを当てる位置にカイロを貼るとか下半身をお風呂などで温めることでしょう。
それ以外には、フラミンゴやスケーターキックのようなエクササイズを行うことが有効と言われております。
腎臓
腎臓は体の水分を排出する部位なので、ここが冷えてしまうことで機能低下が発生し水分代謝効率が一気に低下する可能性があります。
そうなるとむくみが多く発生するようになるのです。
他にも下痢や便秘が発生しやすくなり、慢性的な疲れが出るようになります。
この原因が腎臓にある人なら、腎臓を温めることでこれらのちょっとしたトラブルが発生しなくなることが期待できるでしょう。
腎臓の冷えを何とかしたいという方は、温めるのが一番なのですが、その方法はホッカイロを貼るとか、腹巻を着用するとか、湯たんぽを使うといったものになります。
冬場は自然とこれらの温めるアイテムを使うので問題ないでしょうが、夏場でもクーラーが効きすぎる部屋だと内臓が冷えてしまうことがあるので、薄手の腹巻を着用するのも有効でしょう。
ホッカイロを貼る時は薄い下着の上からだと低温やけどが発生する恐れがあるのでTシャツの上から貼るようにしましょう。
貼って寝るのは火傷の恐れがあるので避けましょう。
他には体力の回復度合いが腎臓の機能回復に直結しているので、早く寝て睡眠時間をしっかり確保することも重要になります。
特に、冬場は腎臓の機能も低下しがちなので夜更かしは厳禁となるでしょう。
体を冷やす食べ物ばかり食べるのも禁止となっています。
肝臓
肝臓は横隔膜の下にある臓器で、右上腹部のほとんどを占めている大きめの臓器です。
この臓器はアルコールの分解やエネルギー代謝といった様々な機能があるので、個々の効率が低下することで、基礎代謝が一気に低下します。
逆に言えば、この部分をしっかりと温めて効率よく動かせるような状況を整えることで、基礎代謝が向上しやすくなり、解毒作用も活発に働くようになるのでデトックス効果も出やすくなるのです。
有害物質が除去されやすい体は疲労が抜けやすい体と言えるので、疲れにくい体になるともいえるでしょう。
やり方は、やっぱり右腹の少し上の部分に使い捨てのカイロを貼ることになります。
湯たんぽや蒸しタオルを使うという方法もありますが、仕事中や外出中の場合はやはりカイロに頼るしかないのでしょう。
腹巻と合わせて使えば低温やけどを防げるようになるので使い勝手もよくなります。
ただし、毎日温めると肝臓に負担がよりかかるようになるので、週に1~2回程度に抑えるようにしてください。
体を温めるダイエット法で最も有効なのは運動?
体を温めるダイエット法で最も有効的な運動は軽い有酸素運動です。
無酸素運動よりも、簡単な有酸素運動を実行されると良いでしょう。
具体的にはウォーキングやジョギングになりますが、天候に左右される部分もありますので、室内でできるように健康器具を購入して使うのも有効でしょう。
お金がもったいないという方は、簡単な段差を作って踏み台昇降運動を繰り返すのも有効です。
速度を一定に保ち続ければこれでもかなりからだが暖まります。
ちなみに、脂肪燃焼効果を高めたい場合は無酸素運動を先に実行するのが有効です。
時間的に余裕がある方はスクワットのような全身を鍛えられる無酸素運動をこなして成長ホルモンをしっかりと分泌させてからやると、なお効果的で体が温まりやすくなります。
ウォーキングのダイエット効果は?成功する距離・時間・頻度は?
体を温めるダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
All About Beauty 冷えは太るもと!温めダイエットで痩せ体質になる方法
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は温めるダイエットについて色々とお伝えしてまいりました。
身体を温めることは健康面でも昔から注目されてきた事柄だったのですが、基礎体温が上昇することで基礎代謝が上昇するので、ダイエット方面にも有効なやり方だといろんな方々に注目されるようになりました。
運動を特にしない方でも基礎代謝が上昇するというのは、すごくありがたいこととはいえますが、内臓を温めすぎるとそれが負担になってしまうこともありますので、間をおいてやったほうがいいでしょう。
また、効率を上昇させたいのなら運動を追加することも忘れないでくださいね。
コメント