PR

エモーショナルイーティングとは?影響と原因や改善方法

精神系
記事内に広告が含まれています。

エモーショナルイーティングの原因と改善法!悪影響も?

エモーショナルイーティング

ある食べ方により太るという悪影響を及ぼすもののようです。

ちょっと分かりにくいですね。

この記事ではエモーショナルイーティングの内容や原因、改善方法を中心にお伝えしたいと思います。

食欲のお蔭で私たちは「食」の楽しみを味わうことができるのですが、この食欲が「仇」となってしまっている人も多くいるようです。

具体的に見てゆきましょう。


Sponsored Link


エモーショナルイーティングとは?


特にお腹が空いているわけではないのに、あるいは満腹でさえあるのに食べ物に手が伸びてしまう。

そのような経験はありませんか?

それは心の状態が関わっているようです。

心を落ち着ける為に食べてしまう。

つまり「体の空腹」ではなく「心の空腹」によって食べてしまうことを「エモーショナルイーティング」と言います。

忙しくて疲れた時やイライラした時に甘いものが欲しくなる、夜に仕事や勉強をしていたら何かを口にしたくなる、誰にでもあることかと思います。

ですので、自覚なくエモーショナルイーティングに陥っている人も多くいるでしょう。

影響について


多くの人に引き起こっているエモーショナルイーティングですので、特に問題があるわけではないと言えるものとも考えられますが、現代ではこのエモーショナルイーティングによって悪影響が及ぼされている人が多いと考えられます。

痩せたいのにダイエットに取り組んでもなかなか痩せられない!」このような悩みを持つ人はたくさんいるでしょう。

その大きな理由にエモーショナルイーティングがあると考えられます。

そしてそのレベルだけでなく、肥満による生活習慣病が原因で色々な疾患に悩まされている人も多いでしょう。

こういったことからエモーショナルイーティングの度合によって、特に何ら問題のない人もいますが、その一方でかなりの悪影響が及んでしまっている人もいて、酷い場合は過食症にもなり兼ねないので、決して軽視できるものではないと言えます。

エモーショナルイーティングをやめるだけでも痩せられる?


では、エモーショナルイーティングがなくなれば痩せられるのか?ということですが、基本的には体の空腹(代謝性食欲)に基づいて食事をすれば標準体型を維持することができます

体は生命維持の為に必要な分だけのエネルギーを欲します。

従いまして、エモーショナルイーティングがなくなるだけで痩せられると言えるでしょう。

原因について


エモーショナルイーティングを改善するにはその原因を知る必要があります。

エモーショナルイーティングの原因は2つあるようです。

最も大きいのはストレスです。

イライラ感、悲しみ、怒り、不安、寂しさなど満たされない感情を食べることで満たそうとするために、お腹が空いていないにも関わらず食べ物に走ってしまうということです。

子供の頃、家族団らんで楽しく食事をしていた記憶が蘇るというのもストレスから解放される要因かもしれません。

ちなみに甘いものを食べると、幸せホルモンと言われるセロトニンが出るので、心の状態が安定されやすくなります。

特にチョコレートを食べると気分を高揚させる効果があるとされています。

それが故に、一旦気分が和らいでも、またしばらくしたらストレスを感じ、それを解消する為に甘いものを食べてしまうという悪循環に陥ったりしてしまいます。

一例としては「ストレスを感じる→安らぎを求める→食べる→一旦落ち着くが、その後食べた罪悪感と体重増加でストレスを感じる→安らぎを求める→食べる」

このようなパターンもあるようです。

もう一つは子供の頃からの習慣

頑張ったらご褒美に甘いもの、3時になったらおやつ、夜の勉強や仕事には夜食、受験に合格したらごちそうを・・・などなど。

この背景には子供の頃の幸福な思い出と食べ物がセットになっていて、幸福感を味わいたいという思いがあるケースもあるようです。

幸福感を味わいたいと感じるということは、その裏にはやはりストレスが隠れている可能性があります。

改善法について

まず、前提として自分がエモーショナルイーティングであると認識しており、それを改善したいと思っていることが前提となります。

その上での改善法は心に潜むストレスを根本的に解消する(これが根本的な改善法)、あるいはストレスを感じた時に上手く逸らす食べたくなった時に意識を他に逸らすといったことが挙げられます。

そして、この方法を選択すれば誰でエモーショナルイーティングを改善できるという完璧な方法は無く、色々な改善法を試し、自分に合った方法を見つけ出す必要があるようです。


Sponsored Link


以下に試してみて頂きたい改善法を挙げさせて頂きます。

①ストレスの明確化と対処


自分の心を見つめ、何がストレスになっているかを明確化します。

ストレスを受ける原因はその人自身の考え方にあったりしますので、ちょっと考え方を変えることでストレスから解放されないか冷静に考えてみます

ストレスの元は人間関係が多く、そして他人は変えられないけれども、自分は変えられるという心理学的な考え方もあることから、この考え方を変えるという方法は最も重要なものと言えるでしょう。

とは言えストレスの元に対して何か行動を起こすことによって、そのストレスから逃れられないかを考えてみるのも悪くはないでしょう。

例えばストレスの元になっているのが、ある人物であれば、その人物と冷静に話し合うことで、解消に繋がりそうならば、そいうった行動を起こしてみるなどです。

それから、自分を責めるタイプの方も多いでしょう。

自分は〇〇だからダメなんだ・・・とついつい考えていまう。

全ての人は完璧ではありません。

完璧でない自分を責めたとしても、何のメリットも生まれないことからも受け入れて肯定的に考えていくしかないのではないでしょうか?

「でも自分は普通の人と違って酷すぎる」と言われる方もいるかもしれませんが、ここまで何とか人生を生きてきたわけです。

まずはその状態でOKと考え、そこをベースに少しでも理想の自分を目指していく、こういった考え方に切り替えてみてはいかがでしょうか?

場合によっては心理カウンセラーなどの第三者の力を借りることも有効でしょう。

②ストレスを感じたら、逸らすよう努める


自分の心の状態を監視し、怒りや悲しみ、寂しさ、イライラ感など負の感情(ストレス)を感じたら、他のことに意識を逸らすよう努めます。

自分の好きなことをする、友人と話をする、散歩するなど自分なりに気を逸らす手段の引き出しを持っておくと良いでしょう。

呼吸に意識を向けてみて、速いか、ゆっくりか、浅いか、深いかなど観察してみるのも有効な方法です。

③日記を書く


自分の困っていること、気になっていることを書き出すというのは自分の感情を平穏にさせる有効な方法と言われております。

紙に書くことで、感情をまた別の視点で見つめられるよになり、冷静になりやすくなります。

その結果、感情的な原因によって食べることが抑えられる可能性が高まります

日記は習慣化することが大切で毎日同じ時間に書くと良いようです。

そして書き方としては過去の感情、今の感情を書き出し、この先についてどう考えるかなどを書くというのが目安となります。

④お腹が空いたら食べる


「食べたい」と思った時に「本当にお腹が空いているのか?」と一度問いかけて冷静に判断します。

そこで、本当に空いているわけではないと判断し、食べずにいられればそれでOKですが、「空いている」と思っても一旦5~10分くらい食べずに待ってみましょう

その間、何か集中できることを行いましょう。

先ほどの呼吸に意識を向けるでも良いですし、掃除をする、昔のアルバムを見るなど思いつくものに集中してみましょう。

そして5~10分くらいたっても「空いている」と感じたなら食べましょう。

やっぱり「本当に空いているわけじゃなかった」と思うケースが多いかもしれませんよ。

⑤フードダイアリーを付ける


自分の食べた物を全てメモすることで、自分は意外と食べているなーと感じたり、食事の際にこれは適切な量なのか、何かをつまもうとした時に今これは今食べるべきものなのか、など食べることへの意識が高まります。

食べることへの意識が高まることで、適切な食事量に近づいていくことが期待できます

⑥腹七分目で食べることを毎食意識する


お腹がいっぱいになっているにも関わらず食べてしまうという行為を抑えます。

よく噛んでゆっくり食べ、少し物足りないなと感じるくらいのところで止めておきます

お腹が膨れているにも関わらず食べたい衝動にかられた場合は「体に失礼」「飢餓で苦しんでいる人たちに思いを馳せる」「太るよ」など衝動を抑えることに繋がりそうな思いを抱いてみます。

食べ過ぎは体に不必要に負担をかける行為になります。

体にとってみれば必要以上に働かせられ迷惑な話です。

体を自分の良き友人と考えたら、負担をかける行為は控えてあげようという気持ちも湧いてくるかもしれません。

 

エモーショナルイーティングに関連する書籍として次のようなものがございます。

スーザン・アルバース (著), 西 悠彩 (翻訳) お腹がすいていなくてもつい食べてしまうあなたへ

 

エモショナルイーティングにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。

イーティング 満腹なのに食べ続けてしまうのは、心のサイン?――気づかないうちにはまる「エモーショナル・イーティング」とは

 

最後に

エモショーナルイーティングというのは誰にでもあることだと思いますが、その度合いが強いと細くなりたいのになかなかダイエットが上手くいかなかったり、酷い場合は病気に繋がってしまったりする場合もあります。

エモショーナルイーティングの背景には怒りや悲しみ、寂しさ、不安などのマイナスの感情、いわゆるストレスが潜んでいるようです。

自分は影響を受けているなと感じる方は是非、改善法を1つ1つ試してみて頂けたらと思います。

 

 


Sponsored Link


コメント

タイトルとURLをコピーしました