食べる順番ダイエットの効果とお酒や間食はOK?
食べる順番を意識するだけでダイエットに繋がるという食べる順番ダイエットというものがあります。
ただ、やり方をよく理解する必要があり、3大栄養素の他、果物や納豆など個別食品の順番、あるいはお酒や間食を摂ってもいいのかなど色々な点を把握しなければなりません。
本記事では食べる順番ダイエットの方法や効果を中心にお伝えしたいと思います。
食べる順番ダイエットの効果! 口コミは?
食べる順番ダイエットの効果はうまくいけば、栄養価が全く変わらないのに痩せることができるということでしょう。
しかし、量を変えているものではないので劇的な効果はなく一歩間違えると太る可能性だってあります。
しかし、やり方を正確に把握している人が実行すれば食生活が変わり、健康的に痩せることができるという効果を実感できるのです。
口コミでも結構評判で、体重が落ちるペースはそこまで早くはないが、お手軽で予算も変わらず成功率もかなり高めのダイエットとなっているのです。
もちろん、人によっては全く効果が無かったという意見を述べている人もいますが、それでも一定数以上の方が効果を上げているので優れたものの一つとは言えるでしょう。
他の有酸素運動を主体としたものと組み合わせれば、さらに効率的に痩せるという指摘も多くあり、そのようなやり方を実践している方は急激に痩せている人もいるようです。
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方法は?
基本的な考え方は食物繊維を多く含む野菜からタンパク質にうつり、最後は糖質を含む炭水化物などを食べるといった方法になります。
具体的にはサラダ→肉や魚→ご飯やパンといった流れになります。
みそ汁といった汁物があるのなら、水分はお腹に溜まりやすく満腹感を得やすいので一番最初に食べるといいでしょう。
外食の場合も考え方は同じで、牛丼といった物を頼んだのなら、味噌汁→サラダ→牛丼の具→ご飯といった順番で食べればOKです。
問題はファーストフードで、これはこのダイエットに当てはめることはできないので控えましょう。
とにかく避けていただきたいのは空腹時に食べると血糖値が急上昇する可能性のある炭水化物などを先に食べることです。
ついつい、ご飯やパンといった物から食べてしまいがちですが、それが一番太りやすい食べ方となっているので、しっかり注意をしていきましょう。
血糖値の上昇度合はGI値といったもので表されています。
GI値の高い食品は食事の後の方に、GI値の低い食品は最初の方に食べるのが良いということです。
ちなみに、野菜の中でもGI値が高く血糖値を上げやすいものもありますので、注意が必要です。
じゃがいもやニンジン、長芋、かぼちゃ、とうもろこしといった野菜はGI値が高いので、最後の方に食べる方が良いでしょう。
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バナナなど果物の順番は?
順番についてしっかりと理解していただくと何点か疑問が浮かぶと思います。
その中の一つが果物の扱いについてです。
実はこの部分はちょっと意見が分かれており、食物繊維が多いから野菜と同じ扱いにするべしという意見と、果物によっては最後に回したほうが良いというものがあります。
個人的には、糖質が多い果物は最後に回したほうが無難だと思いますので、バナナ・蜜柑・リンゴ・マンゴーといったものはできるだけ最後に食べるようにして、レモン・スイカ・いちごといった糖質が少ないものは野菜と同じタイミングで食べるようにされると良いかと思います。
また、加工されたドライフルーツといったものはかなり砂糖が含まれているので、こちらも最後のほうが良いでしょう。
ただし、ダイエットでは糖質が多すぎる食べ物は控えたほうが良いかと思います。
納豆や豆腐の順番は?
豆腐や納豆といった大豆食品は高タンパク質なので、食べる順番でいえば野菜の後になります。
つまり肉・魚・卵といったモノと同じという扱いです。
ただし、大豆食品などの食物性タンパク質は血糖値の上昇を考えた場合は肉や魚といった動物性タンパク質を含むものよりも先に食べたほうがいいでしょう。
つまり、先ほどからの意見をまとめると汁物→野菜や低糖質の果物→食物性タンパク質→動物性タンパク質→炭水化物や高糖質の果物ということになります。
芋類やトウモロコシといった食べ物も炭水化物が豊富な食材なので最後に回しましょう。
炭水化物が含まれている食べ物が何なのかを知ることはこのダイエットにおいて重要なものとなります。
ヨーグルトの順番は?
ヨーグルトやチーズといったものは野菜が食べ終わった後に食べると効果的となっております。
これは乳酸菌の働きを考えての順番で、おそらくはこの位置がベストでしょう。
先ほどの順番に加えると汁物→野菜や低糖質の果物→チーズやヨーグルト→食物性タンパク質→動物性タンパク質→炭水化物や高糖質の果物といった形になります。
意外とわかりやすくまとまっているのではないでしょうか。
野菜の代わりに野菜ジュースでもOK?
野菜の代わりに野菜ジュースやスムージーといったものを取り入れている人は多いと思います。
いろんな野菜の栄養素を吸収できるので、今では多くの方が愛用していることでしょう。
ただし、野菜ジュースの中には飲みやすさを重視するために糖分が意外と多くなっているものも多いので、糖分控えめの野菜ジュースを選びましょう。
一人暮らしの方は野菜を一切摂取しないで、野菜ジュースで補っているという方も多いので、そのような方たちは果物が含まれていない野菜だけのものを選んで代用しましょう。
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ビールなどお酒は飲んでも良いの?
お酒は禁止されてはいませんが、控えたほうが良いものであると言えるでしょう。
しかし、どうしても飲みたいという方は低カロリーかつ低糖質なウイスキーや焼酎といったものならいいでしょう。
基本的にお酒には醸造酒と蒸留酒があるのですが、醸造酒であるビールやワインは太りやすいので良くありません。
カクテルやチューハイといった物も飲むのを避けた方が良いでしょう。
焼酎やウイスキーといったものは蒸留酒に該当するのでこちらならある程度までは許されると思います。
ただし、おつまみといった物は食べないようにしてください。
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間食はOK?
こちらも、避けたほうが良いのは明白なのですが、我慢できないという方は種類を厳選してください。
まず推奨されているのがナッツ類です。
これは高カロリーなものが多いのですが、コレステロールを下げる作用がある不飽和脂肪酸が含まれており食物繊維も豊富なので、糖質吸収を抑える作用が強いのです。
硬いナッツならば噛む回数も増えるので、満腹感を得やすいというのも大きいでしょう。
他にはビターなチョコレートも良いと思います。
こちらもポリフェノールが多く含まれており少量なら問題ないという声もあるようです。
ただし、基本的な考えは控えたほうが無難なものということは覚えておいてください。
爆発の日って何?
爆発の日というのは停滞期を乗り越えるための方法の一つなのですが、個人的にはあまりおすすめできないと思っています。
理論は体内の炭水化物や糖質が不足することで脂肪燃焼効率が低下し痩せにくくなるので、それを阻止するためにあえて炭水化物を補給し、エネルギーをちゃんと補給していることを身体に見せつつ、後はまた炭水化物や糖質の吸収を抑えることで痩せるようになるという理論です。
ただし、この理論が通用するのは体脂肪率が25%以下の人限定とのことなので、それを上回っている方は避けるようにした方が良いでしょう。
個人的には、停滞期は一ヶ月に体重の5%を超えて痩せることで身体のホメオスタシスの機能が働くことが原因だと推測しているので、体重を落とすスピードを抑制すれば停滞期はなかなか訪れずこのような爆発日を設ける必要はないと考えております。
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食べる順番ダイエットにおける注意点
食べる順番ダイエットはやり方さえわかれば誰だって実行できるダイエットなので、難易度は低めでしょう。
しかし、次のように注意点がいくつかありますので、それらを守れないと効果が発揮され難いのです。
①良く噛む
ポイントの一つは良く噛むことです。
噛む回数が多い方が満腹感を得やすいのでダイエットが成功しやすいのです。
食べる量の調整も楽になります。
できる限り意識して30回は噛むようにしてください。
あえて、タコやイカなどの噛む回数が多くなりそうな料理を選ぶのも有効です。
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②量に注意する
食べる順番ダイエットはやり方がシンプルではありますが、摂取カロリーなどには気をつけないと効力がなかなか出てきません。
できる限り摂取カロリーや糖質は減らした方が成功しやすいので、満腹になるまで食べ物を摂るのは止めましょう。
成功確率が下がってしまいます。
腹7~8分目にしましょう。
③調味料
食べる順番ダイエットにおいて食事の量や噛む回数も意識して貰いたいですが、摂取カロリーや糖質も減らしたいので、調味料もある程度は厳選した方がいいです。
マヨネーズや油を使う量は減らしましょう。
調理で油を使う必要があるのならオリーブオイルに切り替える等の工夫も考慮してください。
食べる順番ダイエットの書籍につきましては次のamazonさんのページをご参考にしてみて下さい。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は食べる順番ダイエットのやり方についてできる限り詳しく紹介させて頂きました。
これはかなり有名なダイエットではありますが、有酸素運動といったものを加えることで、もっと痩せることができるようになるので、他のダイエットと組み合わせるようにするとより効果的となります。
深い知識さえあれば簡単に実行できるダイエットなので、万人におすすめできるものと言えるのではないでしょうか。
コメント
カボチャや、さつまいもは食べるのは、いつですか?
野菜の中でも血糖値を上げる食べ物がある旨の記載がなく申し訳ございません。
カボチャにつきましては糖質が多いので最後の方に食べるのが良いと思います。
さつまいも自体はそれほど血糖値を上げるものではないのですが、焼きいもなど調理をすると血糖値を上げる食べ物になってしまうようなので、やはり最後の方に食べた方が良いと思います。