ミリタリーダイエットの効果とアプリや方法!4日目以降は?
ミリタリーダイエットというのはその名前から昔はやった軍隊式トレーニングのビリーズブートキャンプを思い返してしまいますが、どうやらやり方は全く異なるようで、食事を主体としているようです。
その方法や体験談はもちろんリバウンドの有無などは気になるところです。
本記事ではこのミリタリーダイエットについて紹介いたします。
※ミリタリー:陸軍の軍服のデザインをインスピレーションにしたスタイルの総称
ミリタリーダイエットとは?
ミリタリーダイエットは軍隊さんの体重調整のやり方を取り入れているダイエットですが、ビリーズブートキャンプ並のキツさはありません。
このダイエットはあくまでも食事による制限が主体で、運動が主体ではないのです。
元々は軍隊に入っている体重オーバーの人たちに、短期間で体重を減らすために考案されたプログラムで、これが私たち一般人に実行しやすいように簡略化されたのがこのミリタリーダイエットとなっています。
実行期間は3日間なので、3日間ダイエットと呼ばれることもあります。
厳しい運動が無いことから注目度が高まっています。
食事方法について
それでは具体的なやり方について説明します。
このミリタリーダイエットは3日間の食事メニューがある程度決まっており、代表的なものを紹介していきましょう。
ミリタリーダイエットの考え方の基本は1日目の摂取カロリーは1400kcal、2日目が1200kcal、3日目が1100kcalとなっており、それを考慮したメニューとなります。
①1日目
朝食は全粒粉パンと無塩ピーナッツを使ったピーナッツバターとグレープフルーツとコーヒーです。
昼食は全粒粉パンとツナ缶とコーヒーで、夜はトランプカードサイズの肉85gとバナナといんげんとりんごとバニラアイスクリームです。
②2日目
2日目の朝食は全粒粉パンとゆで卵とバナナになります。
お昼は全粒粉パンとゆで卵とカッテージチーズです。
夜はタンパク質補給用のハムとブロッコリーとにんじんとバナナとバニラアイスクリームとなります。
③3日目
3日目の朝はクラッカーとチェダーチーズとリンゴです。
お昼は全粒粉パンとゆで卵です。
夕飯はツナ缶とバナナとバニラアイスクリームとなります。
このように全部の夕飯でバニラアイスクリームが入るのです。
リバウンドは大丈夫?
このダイエットは3日間で終わらせる考え方がありますが、リバウンドを抑えるために7日目までカロリーを抑えることから、リバウンドはしにくいとされているようです。
個人的にこの説明文を見た限りでは、はっきり言ってこれだけでリバウンドを抑制できているとは言いがたく、7日目が終わって摂取カロリーを戻した場合に高確率でリバウンドをすると考えています。
基本的に食事内容や量を変えて行うダイエットは筋肉量の増加といった基礎代謝を上げて消費カロリーを増やすファクターがないので、リバウンドをする確率が高いのです。
もちろん、体形維持のためには運動主体のダイエットもダイエット終了後に運動を続ける必要がありますが、同様に軽い食事制限もずっと続けていく必要があるのです。
7日目で「はい、終了!」となっていきなり食生活が従来のものに戻ったらリバウンドすると考えた方がいいでしょう。
体験談はある?
インターネットで調べれば「実践して痩せました!」という声はたくさん出てきます。
その中にはブログ形式で紹介しているものも多いので、そちらから確認するといいでしょう。
基本的には食事で何を摂取して、体重がどれぐらい減少したのかを記載しているものが多いです。
文字にすると1行ちょっとになります。
ただ、個人的にはリバウンドするのかどうかが非常に重要だと思っていますので、1週間だけ継続したものではなく、1週間後にダイエット前の食事に戻してリバウンドをしているのかどうかまで記載してあるものを見たいと思っていましたが、そのような記載をしている人はほとんどいないので参考にならないと考えた方がいいです。
ダイエット効果は?
ミリタリーダイエットは食事制限が基本で、3日間ではありますがかなりカロリーと糖質が搾られます。
その結果、一気に体重が減るのです。
ただし、食べるメニューなどもほとんど決まっているので、自由度は低くなっています。
効果はシンプルで短期間である程度体重が落とせる可能性が高いというものになっています。
短期集中型なので失敗する確率も低く、前向きに捉えられるというのも効果を出しやすい要素と言えるでしょう。
気軽にチャレンジすることが出来るのです。
4日目以降はどうする?
このダイエットは短期集中型のダイエットで3日で終わります。
基本的には終わりなのですが、実は4日以降も続いており、7日目までは1日1500kcal以内に抑える必要があるのです。
何を食べなければいけないという決まりはありませんが、カロリー摂取量をとにかく制限するダイエットなので、この数字は守らなければいけません。
細かいルールがないダイエットなのですが、個人的には消費カロリーを増やすことや糖質を制限することも必須だと感じているので、糖質が高めのものを避けるといった対応も必要になるでしょう。
ミリタリーダイエットでは何故アイスを食べる?
バニラアイスクリームはダイエット中は敬遠されますが、実はアイスクリームはリラックス作用や食欲抑制作用を発揮してくれるので、ダイエット向けと言えたりもするのです。
特に高脂肪バニラアイスになれば、カリウム・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンD・ビタミンE・βカロテンなどが補給できるので栄養素的にもかなりバランスがとれているのです。
これらの栄養成分の補給にも役立ちますし、空腹も抑えられるようになるので、夕飯のメニューに含まれているのでしょう。
アプリがある?
基本的にこのダイエットはアメリカを中心に流行っているので、英語対応のミリタリーダイエットアプリはいくつかあるようです。
一応カタカナで検索してもアプリは引っかかるので入れることは簡単ですが、英語が苦手な人はちょっと使うのは難しいでしょう。
それでも使い方は簡単なので、その日のメニューを参考にしたいという方はそれらのアプリを使うといいでしょう。
このダイエットはカロリー計算が主体なので、どのようなメニューにすると目標のカロリー以下に抑えられるのかが分かります。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事ではミリタリーダイエットについてお伝え致しました。
このダイエットははっきりいって短期間だけカロリーを極端に抑える食事制限ダイエットなので、高確率でリバウンドするように思います。
個人的にもタンパク質の摂取などの指摘がなく運動の推奨もないので、あまり信用できません。
食事制限のみかつ短期間なので、難易度は非常に低いのですがいい点はそれだけと考えています。
タンパク質の補給という指示がない時点で、痩せたとしてもそれは筋肉が減少している恐れがあります。
それを避けるためにも筋トレとタンパク質補給は加えないといけないのではないかと思います。
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