食べないダイエットで痩せないどころか太る?筋トレ・運動について
食べないという行動はカロリーや糖質を制限するための究極的な方法でダイエットに取り入れることがあります。
しかし長期的に継続すると健康面での危険性が高く、そうでなくてもリバウンドする確率も高いので成功させるのは難しい所があります。
食べないでダイエットしようと考えた場合、成功する為にはどのラインまで食べなくするのかという境界線をきちんと認識した方が良いでしょう。
本記事では常識的なレベルでの食べないダイエットを成功させる方法についてお伝えしたいと思います。
食べないダイエットを成功させる正しい方法ってある
食べないダイエットは効果がかなり高く、急激に痩せることが可能ですが、非常にリバウンドをする確率が高くなっております。
1ヶ月で体重の5%以上痩せた場合に発生しやすく、これは食べないでダイエットを行うと起こりやすいので、リバウンドなどを避けたいという人は急激に痩せないようにコントロールしながら痩せたほうがいいでしょう。
食事をしないで痩せるのは簡単ですが、サプリや運動などの対策を実施しないと健康を害してしまう可能性が高いので、ある程度の栄養管理は出来るような人が実行しないと危険です。
栄養バランスを理解し、有酸素運動を取り入れ、食事に対して体重減少後も自制できるような人が成功するといえるでしょう。
本来は健康的にダイエットすることは可能なものですので、できれば1日2~3食・腹7~8分目で栄養バランスを考えた食事を摂り、適度な運動を行う健康的なダイエット法がおすすめです。
食べないダイエットでリバウンドしやすい理由
まず筋肉量が低下すると基礎代謝が低下するので、ダイエット終了後に食事の量をダイエットの前に戻してしまうと、結果的に栄養分が余分な脂肪となってリバウンドをしてしまうことがあるでしょう。
また、食べないダイエットで起こりやすい停滞期になっている状態でダイエットをやめてしまった場合は、消費カロリーが極端に減らされているので、食事の量を戻すと糖質やカロリーオーバーになって急激に太ります。
食べない系のダイエットはこのようにリバウンドをする可能性が非常に高いのです。
ダイエットをするために我慢をし続けるという気持ちもわかりますが、ダイエットをして手に入れた体をキープするためにはキープするための努力が別途必要になるということを忘れてはいけません。
1週間でどのくらい痩せる?
食べないダイエットは非常にシンプルではありますが、かなりの効果があります。
人にもよりますが1週間で3kg程度なら痩せることも可能でしょう。
ただし、ここでいう「食べない」というのは隙間の時間にちょっとしたものを食べるという行為もなくすので徹底的に行います。
例えば、朝食に青汁を飲んでその日一日はほとんど何も食べないという方もいました。
その人はダイエットにも成功して問題なく生活しているようです。
全ての食べ物を否定するのは怖いという方は、夕食を一切食べないというダイエットも推奨されており、そちらから導入するのもいいでしょう。
ただし、長期間におよぶと健康を害する恐れがあることは否めませんので、おすすめはできません。
見た目が悪くなるかも?
食べないダイエットは非常に簡単ではありますが、デメリットもかなり強く出たりします。
この食べないダイエットで運動を一切していないという方は、タンパク質摂取量も確実に不足しているので、筋肉量もかなりの速度で低下します。
1週間で3kgほど痩せたという人は、脂肪ではなく筋肉か老廃物が一気に低下している可能性が実は高いのです。
ダイエットの目的は体重を減らすのか、脂肪を減らすのか、見た目を整えるのかで別れるものではありますが、この食べない系のダイエットは体重は減少するが、脂肪が減らないで見た目が整わない可能性が高いので、筋肉を残した状態で痩せたいのなら工夫を凝らす必要があります。
病気になる危険性も?
これはやり方により意見がかなり分かれております。
例えば、消化器官は常に過酷な消化活動を強いられており、常に動かされている状況下においているほうが危険であり、免疫力がむしろ低下するため3日程度の断食だったらむしろ免疫力が上昇するという意見もあるのです。
その情報以外にも「食べ物が体に入ってこない」という状態を体に知らせることができれば、1週間から10日は白血球の数が1.5~2倍に増加して免疫力が高まるというデータもあるのです。
つまり、生存本能が高まることで免疫力が高まるということなのでしょう。
逆に、食事を一切しない状態になると体に必要な栄養素が不足するので、その分だけ免疫力が低下して風邪をひく確率が上がるという意見もあります。
個人的には両方とも真実だと思いますので、食べないダイエットとは栄養不足の状態が続くと病気になる可能性は十分あると心得た方が無難でしょう。
痩せないどころか太ることも?
食べないダイエットというのは本当に一切何も食べないダイエットというわけではありません。
例えば夕飯を食べない、おやつを食べないという簡単なものから、プチ断食のように1日や3日間ほど酵素ドリンクや青汁のみで生活するというダイエットもあります。
仮に、食べる量を極端に減らして毎日を過ごしていた場合、最初の2週間程度は急激に体重が減るでしょうが、それ以降は体が飢餓状態になり停滞期になります。
停滞期になるとホメオスタシス効果が働くようになって、消費カロリーが一気に低下します。
この状態になると体重が非常に減りにくくなるので、ちょっとした食べ物を摂取しただけでも太ることがあるでしょう。
また、タンパク質摂取量が少なかった場合は筋肉量も急激に少なくなるので基礎代謝が低下します。
基礎代謝が低下するとカロリー消費量が少なくなるので、どうしても太りやすくなるでしょう。
また、筋肉が少ないと運動がつらくなるので、今度は運動量も低下する恐れがあります。
こうなると、消費カロリーはますます低下して少ない食事量でも太ってしまう可能性があるのです。
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食べないダイエットでの食事内容はどうすべき?サプリを活用?
食べないダイエットは出来る限り食事の量を減らすシンプルなダイエットです。
そのため、栄養不足になる確率が非常に高く、危険な状態になることもしばしばあります。
本気で断食に近いレベルでダイエットをしたいという方は、3日が限界だと思った方がいいでしょう。
それ以上は専門家の方が一緒ではないと危険な領域ですし、3日でも人それぞれの体調によって危険が伴う可能性があるでしょう。
簡易的な食べない系のダイエットはそれでも栄養不足になることがしばしばありますので、足りなくなりやすいビタミン・ミネラル・タンパク質はサプリを使って摂取するようにしましょう。
筋トレなど運動はやらない方が良い?
食事制限系のダイエットは脂肪を燃焼させやすい状態にできるので、有酸素運動とは相性がとってもいいです。
ただし、食事の量が少ないことで持久力も普段と比べてかなり低下しております。
そのため、ある程度は実行する時間を制限して運動をすることをおすすめします。
ただし、強度の高い筋トレは食べない系のダイエットを実行しているときは、普段の力を発揮できないことになってしまうので、避けたほうがいいでしょう。
下半身を細くするには食べないより何かを食べた方が良い?
これは難しい題材です。
下半身を本気で細くしたいという方は、あまり食べない状況でもある程度食べながら鍛えている人でも効果は出るでしょう。
ただし、あまり食べない状況で痩せたという人は筋肉もかなり減少することになるので体力も低下して歩くのがかなりしんどい体になってしまいます。
つまり、生活するためにも必要な部分もそぎ落として痩せていくので細くしたとしてもデメリットが大きくなります。
逆に、ある程度栄養を摂取しながらも消費カロリーを増やして痩せるスタイルならば、必要な筋力は維持されますし、むしろ体を動かしている時間が増えたという人は筋肉が増えて美しい痩せ方をしてくれるでしょう。
食べながらでも痩せられますし食べないでも痩せることができますが、確実に食べながらの方が綺麗に細くなりますので、食べながら痩せることを推奨します。
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食べないダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
エステティック MISS PARIS 痩せたい人がやりがちな「食べないダイエット」っていいの?
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は食べないダイエット、いわゆる食事制限系のダイエットについての考察をしてまいりました。
食事制限系のダイエットは実行するまでの難易度が低く、メンタル的に持つ限りは実行し続けることが可能なダイエットです。
しかし、簡単すぎるがゆえに運動や必要な栄養素の摂取を怠ると、不健康な体になりかねないので十分な注意が必要です。
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