つま先立ち運動の消費カロリー!効果のある筋肉の場所は太もも?
つま先立ちはダイエットに効果的であるという口コミはかなり昔からありました。
しかし、方法を間違えるとふくらはぎが太くなるのでやめた方がいいという噂も流れています。
動作としては簡単なものであり、いつでもどこでもできるので誰にでも取り入れやすいかと思います。
正しい方法を覚えて時間のある方はしっかりと、時間の無い方はちょっとした空き時間に取り入れられてみてはいかがでしょうか?
本記事ではつま先立ちダイエットの効果や口コミおよび方法を中心にお伝えしたいと思います。
つま先立ちダイエットの効果は?
つま先立ちダイエットの効果はふくらはぎを含めた下半身全体を鍛えることができること、普段ふくらはぎを全く鍛えていない人は老廃物の流れの改善にも繋がり血行促進にも繋がるので基礎代謝の向上にもつなげることができます。
また、お腹周りもしっかりと力を入れられた場合は、お腹周りの引き締めにも繋がりますし、内臓が正常な位置に戻りやすくなるので便秘解消に繋がるケースもあります。
ふくらはぎは第二の心臓といわれており、ポンプの役割も担っているので、この部分の筋肉が劣化するとどうしても老廃物が溜まりやすくなります。
特にどこの筋肉に効果がある?
つま先立ちダイエットにおいて最も効果があると言われている部位は、ふくらはぎです。
しかし、このふくらはぎ以外にも太ももを含む脚全体が鍛えられるので、脚全体を気にしている方にとってうれしい効果をもたらしてくれます。
また、お尻周りや腹筋も意識して実行した場合はその部分も鍛えられるようになるので、下半身が鍛えられると考えるとわかりやすいと思います。
その効果を最大限に活用したのが、つま先立ちで実行されるスクワットで、これはお尻の大殿筋・中殿筋・小殿筋がより強く鍛えられるので、下半身をかなり美しくすることができます。
腹筋が自然に鍛えられるようになるので、ウエスト周りも引き締めることができるでしょう。
下半身を中心に理想的なボディラインを入手することができます。
口コミは?
つま先立ちダイエットの口コミはネット上でもそこまで多くはないようです。
それでもいくつか意見がありましたので、それらを確認してみるとやはり効果が無かったという人とあったという人に分かれております。
効果があったと答えた方の意見は、「大変きついけど脚がなんとなく細くなった」とか「脂肪の引き締めには使える」といったもので、体重がいくら減ったというものはあまりありません。
あくまで、部分やせに成功したというものが基本となります。
逆に失敗したといったネガティブな意見は「簡単だがこれだけでは痩せない」とか「あまり効果が無い」などの、痩せるものではないといったシンプルなものです。
痩せないという評価をしている方でも、お金がかからないですぐに実行はできるという部分はほとんどの方が評価している人が多く、その一方で単純に痩せられなかったという部分が不満となっているようです。
ダイエットとして実行しているものなので、元手がかからなくても痩せなければやっぱり駄目と言うことですね。
つま先立ちダイエットの方法は?
つま先立ちダイエットは電車の中でもできる非常に効率が良いダイエットです。
名前の通りつま先立ちをするだけなので、足の脂肪が気になる方にとって最適なダイエットとなってくれます。
やり方をおさらいすると、歩くときも顎を引いてお腹を引き締めるように意識しながらつま先立ちにするとか、立ち仕事をしている時も意識してつま先立ちを行ってください。
椅子に座っているときでもつま先立ちを行うと効果が出てくれます。
また、つま先立ちをするとどうしても足に力を入れてしまいますが、足よりもお腹とお尻に力を入れるように意識してください。
もっと細かく指定すれば、つま先立ちは足の親指で床をつかんでおへその下とお尻に力を入れて実行するものとなります。
誤って足の外側に力を入れるようになるとO脚になってしまう恐れもありますし、脚に力を入れすぎると筋肉がつきすぎてしまう可能性もあるのです。
場合によってはダイエットスリッパのようなつま先立ちを補助してくれる道具もありますので、そちらを利用するのも良いでしょう。
つま先立ちをするとふくらはぎが太くなることも?
つま先立ちダイエットはふくらはぎがむくむような筋肉が不足している人ならば、ある程度の筋肉がつけられると言うことで推奨されるのですが、特に問題ない方が実行した場合はふくらはぎが筋肉太りしてしまう可能性もあります。
よくあるのが、ハイヒールをはき続けた結果、ふくらはぎの筋肉がとっても発達してしまったという女性です。
それを避けるためには、足首関節だけを使って行うつま先立ちを行わないようにすることです。
しっかりとお尻とお腹に力を入れて立つようにしてください。
また、一度記載したように足の指全体で床をつかんで立ちましょう。
内側や外側に偏ってしまうのは良くありません。
消費カロリーは?
問題はこの動作でどれくらいの消費カロリーが発生するのかです。
いくつか数値がありましたが、最も具体的なものを参考にすると歩きをつま先立ちに変えて実行した場合、1分で2.7kcalになるとのことです。
1時間で約150kcalになります。
普通に歩くのとあまり変わりません。
要するに、このダイエットは単純な消費カロリーアップを気にしては駄目と言うことでしょう。
ふくらはぎにある程度の筋肉がつけられることで、血行が良くなりむくみや冷え性が改善し、新陳代謝が活発になることから消費カロリーが上昇することも狙っているものと考えられます。
本当にもっと消費カロリーを増やしたいという方は、もう少しきつめの有酸素運動を実行した方が効果的と言えるでしょう。
ただし、脚も綺麗に痩せさせたいという方には効果的な方法となっています。
ふくらはぎ痩せダイエットの方法【運動・マッサージ・筋トレなど】
つま先立ちで行うダイエット向けエクササイズ3選
ではもう少しダイエット効果を高めるためのつま先立ちで行うエクササイズを紹介したいと思います。
やりやすいかどうかも重要となりますので、自分に向いているのかどうかも注目しましょう。
①つま先立ちスクワット
(【足の冷え解消、太もも&ふくらはぎ引締めに】つま先立ちスクワット)
一般的な方法の一つがつま先立ちスクワットです。
いくつかやり方がありますがこちらの動画がわかりやすいので紹介いたします。
難易度も非常に低いので、誰にでも実行できる運動となります。
とりあえずやってみたいという方にはおすすめです。
②つま先立ちスクワット(高難易度)
(ふくらはぎ&太ももをキュッと引き締め!つま先立ちスクワットで下半身痩せ♪)
こちらも同じようなスクワットではありますが、難易度は先に紹介したものよりも高めです。
負荷を感じるポイントは膝を閉じたまま膝の角度が90度になるまで腰を落とす部分です。
これをゆっくり行いますのが、慣れていない人は90度にすることはできないでしょう。
③バレエのルルベ(つま先立ち)の基本
(バレエのルルベ(つま先立ち)の基本)
こちらはダイエット目的ではありませんが、バレエで行われる手法となっております。
ただ単に立って待っているタイミングなどで実行すると良いでしょう。
健康効果は?
健康効果で考えると、ふくらはぎの老廃物除去によるむくみ解消でしょう。
ふくらはぎに筋肉がほとんど無い人は、老廃物を送り返す力がほとんど無いので、高確率で足がむくみます。
しかし、しっかりとふくらはぎを鍛えることができれば、その流れを正常のものに戻すことができるのです。
また、血行不良もある程度改善されるようになるとのことですので、冷え性などの血行不良から来るちょっとしたトラブルも発生しにくくなります。
あとは、腹筋周りを意識しながらトレーニングできた方は、メタボ予防となってくれますので、成人病予防効果も発揮してくれるでしょう。
腹筋周りの筋肉も意外と使われないこともあるので、引き締めたお腹を手に入れたい方にもやり方によっては有効な方法なのです。
体幹トレーニングのダイエット効果は?女性・男性別メニューは?
つま先立ちダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
feely つま先立ちダイエットが人気の理由と効果的なやり方
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はつま先立ちダイエットについてお伝えいたしました。
非常に簡単に実行できるものではありますが、それ故にそこまでダイエット効果は強くないシンプルなダイエットです。
本格的に痩せたいという方は軽い食事制限と有酸素運動が必須でしょう。
このダイエットはふくらはぎに筋肉が全くない方ならばかなりの効果を得ることができるでしょうが、特に問題ない方は恩恵が少ないと思われます。
実行する方は自分の下半身とふくらはぎの筋肉量を見てから判断しましょう。
やり過ぎた場合は筋肉むきむきになってしまうかもしれません。
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