朝食などリンゴ型肥満に効果的な食事は?サプリは有効?
体型を表す言葉の一つにリンゴ型というものがありますが、そのリンゴ型に効果があるダイエット方法というものがあります。
運動や食事において決まったやり方が存在し、レシピも存在しているようです。
同じような体型になっている人は、その背景に同じような原因が潜んでいると思われます。
その原因となっているものの対策を取れば、同じような結果を得ることができる可能性は高いでしょう。
自分はリンゴ型体型だと自覚されている方におかれましては、参考にしてみて頂けたらと思います。
本記事ではリンゴ型肥満とはどのようなものなのかの説明とダイエットにおける食事方法やレシピ、運動を中心にお伝えしたいと思います。
リンゴ型肥満の特徴は?
ポッコリお腹
リンゴ型肥満の人は内臓に脂肪が付く傾向にあるので、体型の大きな特徴としてポッコリお腹になっています。
暴飲暴食を繰り返す人は要注意です。
内臓機能が発達している
リンゴ型の遺伝子を持っている人は内臓の機能が発達している人が多いと言われております。
「内臓機能が発達している=消化能力が高い」ということなので、普通の人よりも消化機能なども強力で食欲旺盛な人が多く食べ過ぎる傾向にあるようです。
それ故、体がぽっちゃりしてくるのですが「あの人ぽっちゃりしてるね」と言われる人はリンゴ型である可能性が高いです。
早食いである
リンゴ型になる人は早食いの傾向にあります。
早食いだと食欲を抑制する満腹中枢への刺激が遅くなる為、どうしても食べる量が増えてしまいます。
そしてお腹周りに脂肪が付きます。
冷え性の人が多く基礎代謝が低い
リンゴ型の方は冷え性の方が多いです。
冷え性だと代謝が良くなく、基礎代謝量が200kcalほど標準より低くなる傾向があるので太る確率が高いと言われております。
甘い物や炭水化物が好物
リンゴ型肥満の方の食生活の特徴として、甘い物や炭水化物の他、アルコールも好きな傾向にあります。
こういったことも脂肪がつきやすい原因です。
糖質の代謝が悪い
りんご型肥満の遺伝子を持つ人は、糖質の代謝が悪いと言われています。
その一方で甘い物や炭水化物が好きなので、お腹に脂肪が蓄積されてしまいます。
インスリンの働きが高い
インスリンは血中の糖を体中の細胞に取り込む働きを行っています。
このインスリンの働きが高い為に少ない糖分でも効率よく体脂肪として蓄えてしまいます。
糖の代謝が悪く、蓄えやすいというのは、ある意味、食料不足の状態でも生き残りやすいタイプとも言えます。
リンゴ型ダイエットの朝食など食事方法は?
炭水化物の摂取量を控え目にする
リンゴ型肥満の人は炭水化物の代謝が良くないと言われております。
従いまして、ご飯やパンをたくさんに食べる人は危険ということです。
ということはリンゴ型の人は炭水化物摂取量を減らすようにすることから始めるといいでしょう。
ただし、ゼロにするのは栄養的に良くありませんので、量を減らすことをまずは意識して下さい。
ビタミンB1を摂る
炭水化物(糖質)の代謝が良くないということから、これを助ける栄養素を摂取するのも有効です。
ビタミンB1は炭水化物の代謝を助けます。
食材としては豚肉や大豆製品になります。
食べる順番としては初めに野菜や海藻類やスープ、次にビタミンB1やタンパク質を含んでいる豚肉や大豆類、魚なども良いでしょう。
パンやご飯、麺類といった炭水化物を最後に食べるようにしましょう。
最後に炭水化物を食べることで摂取量も減らせますし吸収率も抑えられます。
噛む回数を増やす
あとは、噛む回数を増やして早食いを阻止し、カロリー消費が少なくなる夕飯は量を少なめにしましょう。
パンを朝食にされている場合は野菜サラダやタンパク質を中心にされるといいでしょう。
腹7~8分目に留めておく
腹7~8分目の食事というのは健康的な食べ方です。
しっかりよく噛みゆっくりと食べる事で食べ過ぎずに満足感を得られるようになります。
1日3食腹7~8分目を毎日実行しましょう。
リンゴ型ダイエットのおすすめのレシピは?
それでは具体的にリンゴ型の人がダイエットをする場合におすすめとなるレシピを紹介します。
ほうれん草入り卵焼き
【材料】(1人分)
卵2個、塩コショウ適宜、白だし大さじ1、チーズ適量、ほうれん草1/2束
【作り方】
1.卵に塩コショウと白だしを入れてまぜる
2.焼く時に、チーズとほうれん草を入れながら焼く
リンゴ型の人は糖質をできる限りカットすることがオススメです。
但し全てをカットすることは良くありませんが、削れるところは削りましょう。
このレシピでは比較的ビタミンB1の多いほうれん草やたんぱく質の多い卵、チーズが使われています。
この卵焼きは砂糖を使わず、また簡単にも作れるのでおススメとなっております。
出典:cookpad https://cookpad.com/recipe/5890782
豚しゃぶ弁当
【材料】(2人前)
豚ロース薄切り肉150g、レタス4/1、きゅうり2/1、トマト1ヶ、甘酢ドレッシング好み、アーモンドスライス少々
【作り方】
1.豚肉は沸騰したお湯で1~2分ほど茹でて冷水で洗い水気を取る。
2.レタス、キュウリ、トマトを盛り豚肉をのせてドレッシング、アーモンドスライスをかければ出来上がり!
こちらは豚肉を使ってビタミンB1を摂取します。
カロリーも抑えられているので、お昼もダイエット食を意識したいという方にオススメとなっております。
出典:cookpad https://cookpad.com/recipe/3024289
リンゴ型ダイエットの効果的な運動など代謝アップ法は?
リンゴ型の体型の人は代謝が悪くてポッコリお腹になりやすく、内臓脂肪が溜まる傾向にあるということを踏まえて運動を行っていきましょう。
腹筋周りの筋トレ
動画は下腹をメインとした腹筋のトレーニングです。
リンゴ型の人は下腹が出るようになってしまいますので、動画のようなトレーニングが必須となります。
分類上は筋トレに入る(お腹の脂肪を取るには有酸素運動が有効)でしょうが、基本的にお腹が出ている人は筋肉が足りていない可能性が大きいのでピンポイントで腹筋関連のトレーニングを重ねて下さい。
リンゴ型の人はお腹から太ってしまい、ウエストからくびれが無くなってしまうので、ポッコリお腹になってくびれが無くなってしまった人はできる限り筋トレを行うようにしましょう。
筋肉がしっかりすると引き締まりますし、筋肉のついている所には脂肪が付きにくいということもあり、そういう意味でも腹筋はお腹の引き締めに効果的です。
他のやり方でも構いませんので、刺激を与えて筋肉をつけて、引き締めるということを忘れないでくださいね。
下腹ダイエットの方法【腹筋・運動・食事】へこますだけでもOK?
ランニングなどの有酸素運動
有酸素運動も欠かせません。
リンゴ型の肥満は内臓脂肪がたくさん溜まっているサインであるため、内臓脂肪を燃やす必要があるのです。
その方法は筋トレではなく有酸素運動となります。
ただし、有酸素運動のみを行えばよいのではなく、同時にしっかりと行う必要があるので、毎日確実に続けるようにしましょう。
特に有酸素運動は毎日実行しないと効率が悪くなるので、20分程度でもいいのでジョギング・水泳・サイクリングなど何でも良いので実行するようにしましょう。
ただし、運動をする順番は筋トレを先に行うようにしてください。
筋トレを行うと成長ホルモンの分泌が有酸素運動のみを行った時よりもはるかにたくさん分泌されるので、脂肪燃焼効果が良くなるのです。
そして、全身を使う筋トレを行うとより効果は高まるので、腹筋以外にもスクワットをこなすといいでしょう。
そうすれば体全体にプラスの作用が働くようになります。
ただし、外で行う有酸素運動は天候に大きく左右されるため雨の日は実行しなくなることが非常に多いです。
そうならないようにするためにも、ちょっとした段差を作ることで実行可能な踏み台昇降運動やエアロバイクを購入して使うのも有効と言えるでしょう。
室内で行える有酸素運動は天候に左右されないので家にさえいれば何時でも実行可能なのが大きなプラス材料となります。
リンゴ型ダイエットにおすすめの運動メニュー例
ではここで、何をやったら良いか分からないといった方向けに1日の中で行って頂きたいメニュー例を紹介したいと思います。
1.先ほど動画で紹介した下腹をへこます腹筋トレーニングを実施
2.スクワットを50回(50回までいかなくてもかなり疲れたら止めてOKです)
3.ウォーキング30分~60分(体力に応じて理想は1時間ですが、体力がなければ30分からスタートし徐々に時間を増やしていきましょう
スクワットにより足腰を鍛えておくことで、基礎的な代謝が上がりますので、おすすめです。
これらを毎日欠かさず実行しましょう。
スクワットのやり方は次のサイトを参考にしてみて下さい。
その他に取れる対策は?
入浴やマッサージ
代謝向上におすすめな入浴やマッサージを積極的に行いましょう。
入浴で湯船に浸かることで、体温が上がり血管が広がり、血行が良くなって代謝が向上します。
マッサージも一時的ではありますが、血流が良くなりますので、代謝アップが期待できます。
体を冷やさないようにする
腹巻をする、靴下を履く、温まりやすい服を着たり多めに服を着る、などの対策を行い体を温めるよう心がけましょう。
りんご型のダイエットにはサプリが有効?
リンゴ型のダイエットで必須となるのがビタミンB1でしょう。
ビタミンB1を摂取することで炭水化物の代謝が上がりますので、積極的に摂取していきたいところです。
このビタミンB1が含まれている食べ物として豚肉・たらこ・ハム・大豆等から摂取できますが一人暮らしの人ほど不足しがちになるので、サプリメントに頼るのも有効でしょう。
他にも糖質の吸収をカットしてくれるサプリメントもありますし、脂肪の蓄積を抑えるようなサプリメントもあります。
これらのサプリメントに頼り切るのは良くありませんが、足りない栄養素を補ったり、ダイエットの補助に使うのはOKでしょう。
次のサプリメントは脂肪の蓄積を抑えるもので、楽天市場さんやamazonさんで購入できます。
【楽天市場】
【amazon】
富士フイルム メタバリア プレミアムEX (90日分 720粒)
リンゴ型ダイエットに有効な漢方ってあるの?
リンゴ型の人たちは熱が溜まりやすくまた便秘になりやすく、さらには内臓脂肪も蓄積される傾向にありますので、それらの対策が必須となるのです。
その対策の一つが漢方になります。
具体的には「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」が有名でしょう。
これは、お腹に溜まった毒素を体の外に出すことに非常に長けている漢方なので、リンゴ型の方のダイエットには非常に向いているという声が多いです。
それ以外には「大柴胡湯(だいさいことう)」あたりも有名でしょう。
もちろん、漢方さえあればあらゆることが解決するというわけではありませんし、効果があるのかどうかは個人差があるようです。
原則的には漢方に精通したお医者さんと相談して選択するのが良さそうです。
遺伝子検査によるダイエット方法も有効?
人それぞれに固有の遺伝子がありますが、この遺伝子によって太りやすいとか太りにくいなどの体質があるようです。
そして肥満関連遺伝子と言われるものを調査して、自分に合っているダイエット方法を実践して痩せようというものが遺伝子によるダイエット方法です。
色々なダイエットを試したけれども痩せることができなかったという、いわゆるダイエット難民と言われる方の中に、どのようなダイエット方法が自分に合っているのかを知るためにこのような方法を選択されているようです。
本当に効果的なものなのか、信憑性は定かではありませんが、自分で何をしてよいか分からない方にとっては道しるべになるというメリットがあります。
リンゴ型ダイエットの内容をしっかりと実践すればリンゴ型体形からの脱出は可能と思いますが、こういった遺伝子分析によるダイエット方法に興味のある方は検討するのも1つかと思います。
遺伝子検査によるダイエット方法につきましては次のページを参考にしてみて下さい。
リンゴ型はなぜ女性より男性に多い?
男性は内臓脂肪が溜まりやすい傾向にあります。
具体的には胃や腸といった臓器のまわりに溜まるので、男性はお腹周りが膨らみリンゴ型になりやすいということです。
一方女性は皮下脂肪が溜まりやすく、洋ナシ型になりやすいと言われております。
リンゴ型ダイエット成功のポイント
リンゴ型の人がダイエットに成功するポイントをまとめると次のようになります。
・炭水化物を控え目にし、ビタミンB1を摂り、しっかり良く噛み1日3食腹7~8分目で食べる。
・お腹周りの筋トレを行い、その後にウォーキングなどの有酸素運動をたっぷり行う。
・入浴やマッサージで体を温め、日頃も体を温めるよう努める。
リンゴ型ダイエットに関するよくある質問
リンゴ型ダイエットに酵素を使ってもいいですか?
酵素を含む食品やドリンクを摂取することで、満腹感を得られやすくしたり、食欲を抑えやすくなったり、代謝を高めることで、脂肪燃焼を促進したり、むくみや便秘を解消したりすることが期待でき、これらの効果はリンゴ型ダイエットにおいても有用です。
ただ、これでダイエットが上手くいくかというと、決してそうではなく一助になるくらいに考えた方が良いです。
従いまして、酵素だけに頼るのではなく、バランスの良い食事や適度な運動も必要です。
また、酵素には個人差がありますので、自分に合ったものを選ぶことも大切です。
酵素はダイエットのサポート役として役立つ可能性がありますが、奇跡的な効果を期待するのは間違いです。
自分の目標や体調に合わせて、適切な方法で利用しましょう。
洋ナシ型って何ですか?
大雑把に説明すると、洋ナシ型の人は上半身よりも下半身に脂肪がついてしまうことで、洋ナシのような体型になってしまうことです。
もともと、女性は子供を産むために子宮があるため、その子宮を守るためにも脂肪が付きやすい体質になっているからです。
最初から下半身に脂肪が付きやすい状態なので、蓄積されてしまうことで洋ナシ型の体型になってしまいます。
りんご型ダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
HowB [エステティシャンが伝授]「リンゴ型」が痩せるコツは?ポッコリお腹を防ぐ5つのポイント
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事ではリンゴ型の人のためにダイエット法を紹介させていただきました。
リンゴ型は男性に多い体型ですが、このタイプの人たちは腹筋周りの筋肉が低下している確率が非常に高いので、有酸素運動以外にも筋トレを行って腹筋周りを引き締めることを意識しましょう。
同じ体重だったとしても筋肉量が違うとまったく見え方が異なりますので、体重を落とすというよりも、見た目をすっきりさせることを優先しましょう。
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