料理のレシピや成功するこんにゃくダイエットのやり方
ダイエットのお伴として用いられるこんにゃくは正しいやり方を理解し実践すれば非常にダイエットに効果を発揮してくれます。
ただ、腸閉塞といった症状を引き起こす可能性もあると言われているので注意が必要です。
何に注意すれば良いのでしょうか?
本記事ではこんにゃくダイエットの正しいやり方および効果や口コミを中心にお伝えしたいと思います。
こんにゃくダイエットは腸閉塞に注意?
こんにゃくダイエットの最大の注意点が腸閉塞になることです。
この腸閉塞になる最大の理由はこんにゃくを食べ過ぎることにあります。
食べ過ぎると消化しきれなくなってしまい、腸で溜まって逆に便秘になってしまうということなのです。
症状としては急激な痛みが表れて自然に治るものではなくひたすら続くというものなので、腸閉塞になってしまったかもしれないと思ったら病院に行って診てもらわねばなりません。
症状がひどい場合は即入院&手術といった流れになるようです。
腸閉塞になってしまう最大の要因はこんにゃくに含まれるグルコマンナンの摂り過ぎです。
一日の上限がだいたい4~5gと言われているのでこれを超えてはいけないと思ってください。
だいたい糸こんにゃく250gでこの量になってしまうので、日々のこんにゃくは摂取は200g程度で抑えるようにしましょう。
人によっては腸閉塞になかなかならない人もいるでしょうが、グルコマンナンは摂り過ぎると脂肪やコレステロールの吸収阻害効果も薄れてしまって、他の栄養素の吸収が阻害されるようになり、ダイエットにおける弊害となってしまうので何事もやりすぎは良くありません。
ダイエットにありがちな弊害につきましては次のページを参考にしてください。
ダイエットでめまいや吐き気が!原因は糖質制限や炭水化物抜き?
こんにゃくダイエットは一週間で効果が出る?
こんにゃくダイエットのやり方次第なので1週間ではっきりと効果が出るとは断言できません。
かなり無茶なやり方で「毎日こんにゃくだけを食べ続ける」というダイエットをしていた人は1週間で4kg程度痩せています。
しかしこれでは確実に栄養不足により消費カロリーが圧倒的に上回ったのでこのような減り方をしたのでしょう。
これは確実に脂肪ではなく筋肉が減少しているので絶対にマネしてはいけません。
便秘解消効果だけで考えるならば1週間で2~3kg程度は減ったりしますが、脂肪をしっかり減らして体重を落としたいという人は筋トレを取り入れて1カ月でも2~3kg減が妥当だと考えた方がいいでしょう。
無茶なダイエットは筋肉が落ちる可能性が圧倒的に高いです。
筋肉をキープするというのはとても重要なのです。
筋肉が減ってでも体重だけ減らせればいいという方は1週間で5kg程度ならば落とせます。
いわゆる、運動は一切しないで食事はこんにゃくのみというやり方です。
これなら1日の摂取カロリーが500kcal以下になるので、基礎代謝を余裕で下回り筋肉が急速に減っていくので体重は減るでしょうが危険です。
ダイエット効果について
このこんにゃくは95%が水分で2%が食物繊維とお腹に溜まりやすく100gあたり約7kcalと低カロリーなのが特徴で、食物繊維のグルコマンナンの作用で食前に食べるとお腹の中で膨らんで食欲を抑えられます。
さらに、便も柔らかくなりやすいので便秘解消につながり、コレステロールや脂肪もつきにくくなるので太りにくくなります。
そして、カルシウムも含まれているので、乳製品が苦手な方はこのこんにゃくからカルシウム摂取を行うことで、骨も丈夫になりイライラを抑えやすくなるでしょう。
正しいやり方は?
こんにゃくはカロリーが非常に少なく、このこんにゃくを主体にしたダイエットではなくても、痩せたいという意識がある人たちにとっては愛用されるものとなっております。
しかし、実際に試したことがある人なら気が付いているでしょうが、味に飽きることが本当に多いのがこのこんにゃくです。
こんにゃくダイエットのやり方はこんにゃくを食事の前に食べるかメインにして食べて摂取カロリーを減らすというシンプルな方法で、ご飯やパンといった主食の代わりにこんにゃくを食べる形になります。
ただし、飽きがくる確率が非常に高いのでいろいろな工夫をして飽きさせない努力を行い続ける必要があります。
経験者である筆者は、ひたすらこんにゃくをメインにして我慢しながら食べていたら、2週間ほどで食べることができなくなってしまい、こんにゃくが嫌いになってしまいました。
成功しやすい?口コミは?
口コミや評価を確認すると「少しずつは効果がある」とか「1ヶ月で2kg痩せた」といったものはたくさんありましたが、「便秘が悪化して腸閉塞になった」とか「下痢が悪化して止めた」「味が淡白過ぎて無理」や「飽きるから続かない」といった意見もかなり多かったです。
成功者も確実にいるのですが、失敗者もかなりの数がいるダイエットとなっておりました。
特に味に関する報告が多く、飽きてしまったという人がたくさんいるようです。
やはり成功させるためには板こんにゃく以外にも糸こんにゃくといった別の形のものを取り入れて工夫するしかないでしょう。
後述しますが、板こんにゃくや糸こんにゃく以外にも粉こんにゃくというものもあるので、糸も板も飽きてしまったという人は粉こんにゃくに頼ってみるといいでしょう。
こんにゃく関連のレシピは大量にありますが、逆に言えば工夫しなければ続けられないものなので、何にでも混ぜられる粉こんにゃくをうまく利用すると良いでしょう。
低カロリーの食材に寒天があります。
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こんにゃくの栄養やカロリーは?
改めてになりますが、前述したとおり、こんにゃくは100gあたり10kcalもありません。
料理の仕方次第で変わってきますが、こんなに元のカロリーが少ないので多少の調味料を加えたところで他の炭水化物系統のものより圧倒的に少なくなるでしょう。
他に栄養素はヨウ素・亜鉛・鉄分・マグネシウム・カルシウム・カリウム・食物繊維といった物が含まれており、この中でも多いのはカルシウムになりますのでカルシウム不足の方にもオススメとなるでしょう。
また、もう記載していますが、このこんにゃくに含まれる食物繊維はグルコマンナンと呼ばれる水溶性食物繊維でこれはお腹の中で膨らむ作用があるのです。
粉こんにゃくの方が効果的?
粉こんにゃくはこんにゃくダイエットの中でも最も効果的と言われているもので、その理由は胃の中で膨らむ量が普通のこんにゃくよりも圧倒的に多いからです。
さらに、この粉こんにゃくは普通のこんにゃくと違っていろんな料理に混ぜることができるので、味に飽きることも少なくなります。
そのことからも、こんにゃくダイエットは粉こんにゃくをすすめている人も多いのです。
こんにゃくダイエットにおいて失敗する最大の要因は食べ飽きることなので、アレンジが自由な粉こんにゃくは非常に役に立つものとなるのです。
他にも板こんにゃく以外に糸こんにゃくやしらたきがあるので、麺の代わりに使うことでダイエットを続けやすくなるでしょう。
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ダイエット中におでんを食べる場合にもこんにゃくは有効です。
こんにゃく料理のレシピは?
このこんにゃくを使ってダイエットをする人は多いですが、味を理由に挫折する人も多いのがこんにゃくダイエットなので、アレンジレシピは非常に多くなっております。
皆さんいろんな工夫を成されているようです。
その中でも人気があるのが、「ピリ辛こんにゃくとエノキ」のような、エノキとこんにゃくと醤油と唐辛子やかつお節やゴマ油だけでできる非常に簡単なレシピと、煮なくても炒めるだけでしっかりと味つけができる「蒟蒻とさつま揚げの甘辛」といったものですね。
他にも「大根とこんにゃくの煮物」や「コンニャクの味噌ダレ和え」や「こんにゃくと竹輪と野菜の煮物」など、様々なレシピがあり、クックパッドで検索したところ2万品以上出てきたので、参考にしてみて飽きが来ないよう毎日別の物を作ってみるといいでしょう。
オススメというよりは、飽きが来ないように毎日別なものを作るようにされると良いかと思います。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はこんにゃくダイエットについてやり方や効果、そして口コミをまとめてきました。
まず、このダイエットではこんにゃくばかりを食べて腸閉塞になることは絶対に避けねばなりません。
そして、こんにゃくをダイエットに用いたことがある人はたくさんいるものと思われますが、どうしても飽きる可能性が高いので、何とかして工夫するしかありません。
この工夫を怠ると、「ダイエットのために苦しいけど続ける」といったストレスが非常に溜まる状態が続いてしまうので、このこんにゃくダイエットは料理の腕次第で成功する確率が非常に変わってきます。
いろんな方に推奨されてはおりますが、一筋縄ではいかないダイエットと言えるでしょう。
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