腹八分目とはどれくらい?健康・ダイエット効果と食べ過ぎの影響
腹八分目を意識して生活をし続けることで、1ヶ月すれば少しはダイエット効果が現れるという話がありますが、果たして本当なのでしょうか?
痩せたという口コミはあるのでしょうか?
そして腹八分目で抑えるコツがあれば知りたいという方もいるでしょう。
分かってはいるけど、腹八分目で食事をやめることなんてできない!
そういう方は多いものです。
本記事では腹八分目のダイエット効果と腹八分目で食べるコツおよび口コミを中心にお伝えしたいと思います。
腹八分目のダイエット効果
このように健康的な効果は確かに存在しているのですが、ダイエット効果は果たして存在しているのでしょうか。
これはシンプルに摂取カロリーや摂取する糖質の量が減らせるのでダイエットに繋がるというものでしょう。
また、満腹になるまでの食事は脂肪燃焼効果が低下するのですが、腹八分目ならばそのようなことは起こりにくいので運動などの効果も出やすくなります。
腹八分目でダイエットするコツ
これはある程度シンプルです。
ゆっくりとよく噛んで食べることを意識してください。
この二つを徹底的に行えば必然的に食事の量は減らせるでしょう。
ゆっくりとよく噛んで食べれば胃の消化率も上がりますし満腹感も出やすいので腹八分目で自然と止められるようになります。
あとは、味噌汁といった汁物を最初に飲んで野菜も最初の方に食べるようにすればそれだけコントロールがしやすくなります。
あとは、箸をずっと持ち続けないようにすれば食事が自然とゆっくりになりやすいのでおすすめです。
また、料理の量をコントロールするときには大きな皿に色々と盛り付けるのではなく、小さな皿に盛り付けた方が見た目的にはボリューム満点に見えるので食事の量が減らしやすくなります。
そして、テレビやスマホや雑誌を見ながら食事をするとダラダラと食事を続けられてしまうので、満腹感を得にくくなるので良くありません。
1ヶ月で効果が現れる?
1ヶ月で効果が出るという話がありますが、これは個人差があるでしょう。
常に満腹になるまで食べ続ける習慣のあった人は、1ヶ月である程度の効果が出る可能性が大きいです。
しっかり意識して1ヶ月間腹八分目にすれば1ヶ月で少なくとも1kg程度は痩せると思われます。
更に効果を高めるには運動を合わせて行うと良いです。
一方、満腹まで食べないように意識している人の場合はそこまで急激に効果は表れないでしょう。
ただ1日3食で、何れも満腹まで食べていない方は肥満になっているということはない可能性が高いと思います。
そういう方が更なる体の引き締めを望む場合は運動をする必要があるでしょう。
腹八分目のダイエットで痩せた成功者の口コミはある?
ネット上の書き込みなどを見ると腹八分目ダイエットをひたすら続けて1年で12kg減ったといった書き込みがありました。
これは成功と言えるでしょう。
ただ、効果が出ている人たちは、積極的に摂取カロリーや糖質を減らす努力もしている傾向があり、ちゃんと食べる物を考慮しながら、腹八分目の食事を行っている感じです。
あとは、1ヶ月で500gずつの減少で半年続けたら3kg程度痩せたといった報告もありましたので、ジワジワと健康的に確実に痩せたいという方には有力な手法であることもわかります。
全くお勧めしませんが、非健康的でもいいから痩せたいという方は続かないかもしれません。
以下にツイッターから拾った「痩せた成功者の口コミ」と言えるものを1つ記載致します。
ダイエット成功者に聞くと食べないと痩せないと言う
一食置き換えは3キロは痩せるがそれ以上は痩せない
炭水化物抜きは成功者が多いが野菜に飽きてダメだった笑
腹八分目の3食と運動で効果が出た
体質と自分に合ったやり方次第✨
運動は代謝も上がり筋肉量が増えエネルギー消費もUPし痩せやすいよ💗— ひより🌸心を満たす愛と光の心理カウンセラー (@hiyori2020101) March 30, 2021
リバウンドしやすくはない?
この腹八分目ダイエットは即効性が低いので1ヶ月でそこまでの効果は出ませんが、確実に摂取カロリーを抑えることができるようになりますので1年といった年単位で続けることができれば最終的には5kg程度なら痩せることが可能なようです。
このようにじっくりとした痩せ方ならば体からしても無理をしていると判断されないので、停滞期に陥ることはほとんどなくリバウンドすることも少ないでしょう。
もちろん、痩せた後にどか食いするような食生活に戻ったのならば話は別ですが、腹八分目の生活が当たり前のものとなって染みついた方ならばダイエットをした後でも似たような生活ができるのでリバウンドはしにくくなります。
腹八分目とはどのくらい?
腹八分目に抑えることは健康面でもプラス効果があるとテレビ番組でもご紹介されることがありますが、この腹八分目とはいったいどのくらいなのでしょうか。
これは人によって全く異なるので量で決めることはできませんが、感覚としては「ある程度満腹感を覚えたところ」となります。
食事中になんとなくでもいいので「ある程度満腹になったかな?」とか「そろそろお腹いっぱいかも」と思ったラインが腹八分目と考えればいいでしょう。
それ以上食べて「もう食べられない」となったら食べ過ぎとなってしまいます。
ただし、食べ物を食べているという情報が脳にはっきりと届くのは20分程度かかるといわれているので、早食いで20分以内にすべて食べてしまう人は満腹中枢が刺激される前に食べきってしまうようになるため腹八分目の感覚がほとんどつかめないと言われております。
つまり、ある程度はゆっくり食べないとこの腹八分目に気がつけない可能性があるということです。
食べ過ぎのデメリットは?
食べ過ぎることのデメリットは腹八分目によるメリットをすべて受けられないことがまずあげられます。
そして食べ過ぎによって体調不良になってしまう人もいるでしょう。
いわゆる気持ち悪いとか吐き気がするとか便秘になるとか下痢になるというものです。
特に、冷たいものや油っぽいものをひたすら食べた場合は高確率で胃にダメージが加わるので下痢になってしまいます。
また、食べ過ぎるとそれだけ食費がかかってしまいますのでお金がかなり浪費されていくでしょうし、食べ過ぎれば過ぎるほど消化に時間がかかるようになるので胃に血液が集中するようになり肌に回る血液がしばらく滞るようになるので血行不良になる確率が上昇し、新陳代謝がそれだけ悪くなって脳や肌の機能が低下する状態が続く恐れがあるのです。
また、満腹になるまでひたすら食べるとそれだけ消化活動期間が長くなるので、脂肪燃焼が起こりにくくなってしまって、結果的にエネルギー消費効率の低下に繋がって痩せにくくなります。
健康効果は?
腹八分目には健康効果があるとよく言われますし、「腹八分目に医者いらず」という言葉が作られるくらい現代ではおすすめされている食べ方となっております。
この腹八分目の効果は細胞の老化を遅らせることができるということでしょうか。
実際にマウスを使った実験では腹八分目にして生かしたマウスは食べ放題のマウスに比べて寿命がなんと1.6倍も延びたというデータがあります。
これはインスリン抵抗性の改善による作用とか、サーチュイン遺伝子と呼ばれるものが活性化することで引き起こされる作用とのことです。
実際にインスリン抵抗性の改善は糖尿病などが引き起こされなくなるとのことなので、病気になりにくくなるというメリットに繋がると言われております。
また、免疫力向上効果や細胞の老化防止効果によってアンチエイジングにも繋がりますし、病気になりにくい健康的な体にもなりますので、「腹八分目に医者いらず」という言葉が本物であることがよくわかります。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は腹八分目ダイエットについてお伝えいたしました。
このダイエットは即効性があまりないですが、慣れと我慢によって長期間続けることができた人ならば高い確率で恩恵が受けられるダイエットとなります。
体重が減るスピードはその人次第ですが、それでも概ね確実に減らしていくことはできますので年単位で考えて実行されると良いでしょう。
もうちょっと確実性がほしいという方は消費カロリーを増やすために運動を行ってください。
コメント