低炭水化物ダイエットの問題点!リバウンドしやすい?
低炭水化物ダイエットは非常に過酷である他、問題点がありながらも、すごく効果が出るダイエット法として有名です。
炭水化物の一日の摂取量はどのくらいなのでしょうか?
健康を保つには栄養バランスの良い食事を摂る必要があり、当然ながら炭水化物も大切な栄養素です。
これを絞るわけですから体への影響が懸念され、慎重に実行する必要があるでしょう。
本記事では低炭水化物ダイエットの一日の摂取量や効果および問題点を中心にお伝えしたいと思います。
低炭水化物ダイエットにおける一日の摂取量の目安は?
これは厳密な決まりはありませんが、ある程度の段階を分けて考えている人がいるのでそちらを参考にするといいでしょう。
この考え方はスーパー糖質制限・スタンダード糖質制限・プチ糖質制限と3つに分けて考えるというものです。
これらは考え方はすべて糖質摂取量を減らすというものなのですが、難易度が確実に異なります。
しかし、体重を本気になって減らしたい場合はスーパー糖質制限必要になりますので、糖質摂取量は1食で10~20g以下で、1日で30~60g以下となるでしょう。
すっごくわかりやすい数字を出すと、白米100gが糖質約37gなので白米を食べることは事実上不可能です。
しかし、この数字はあまりにも過酷なので短期間でおさえてください。
多少長期的に行う場合はスタンダード糖質制限が理想で、1食あたりの糖質は50〜60g以下に抑えて、1日あたり糖質は70〜100g以下となります。
ダイエット効果について
低炭水化物ダイエットの効果は非常にシンプルです。
体重が一気に減少しやすいです。
ダイエットをする人たちはいくつかの目的があるでしょうが、その目的ができる限りの体重減少だった場合には非常に効率的であり効果的であるといえるでしょう。
ただし、このダイエットはかなり体への負担が大きいので、期間をあらかじめ決めて実行しないと栄養不足になってしまう恐れもあります。
人によっては、低炭水化物ダイエットと称してほとんどの食べ物を食べないダイエットを実行している方もいます。
それはあまりにも危険なのでやめましょう。
問題点は?
低炭水化物ダイエットの本質は出来る限り糖質を摂取しないことにあります。
そのため、実は食物繊維の不足も招いてしまうので、便秘が発生しやすいです。
もともと、炭水化物とは糖質と食物繊維を足したものであるため、出来る限り炭水化物をカットすると食物繊維摂取量も急激に減ります。
その結果、食物繊維不足で便秘になる恐れが高いのです。
また、極端に糖質制限をする人はカロリーも気にする人が多く、脂質まで一気に減らしてしまうようになり、その結果便秘になる人もいます。
それ以外のデメリットは脳が栄養不足になるケースも増えるので集中力が急激に低下し、肝臓に蓄えられているエネルギーも枯渇するようになるので肝機能が低下しやすく、タンパク質摂取量が少なすぎると体内からタンパク質を得ようとして筋肉がなくなっていきます。
このように大きすぎるデメリットを抱えているのである程度、このダイエットのデメリットや欠点を理解していないと実行するのは危険です。
このダイエットで痩せない場合に考えられる原因は?
最も考えられるのは摂取カロリーが多すぎること、実は糖分を摂取していたこと、停滞期に突入してしまったことが考えられるでしょう。
いくら糖質を制限したところで、摂取カロリーが多すぎる生活をしている人はカロリーオーバーとなってしまいますので糖質を制限したところでなかなか体重が落ちません。
また、糖質は和風ドレッシングやみりんといった調味料にも結構含まれておりますし、野菜や果物の中にも大目に含まれているものがありますので、そちらから摂取している可能性もあります。
そして、ある程度体重の減少に成功している人が急に体重減少が止まってしまった場合は停滞期に突入した可能性が高いです。
停滞期になると糖質やカロリーを減らしてもなかなか体重減少が発生しないようになるので、ひたすら我慢して続けるしかありません。
コンビニで買える低糖質ダイエット向け食品は?
糖質が高い食品はダイエットにおいて敵であるという考え方は非常に多くの方々に広まっているので、コンビニといった大衆向けのショップでもその傾向が色濃く出ています。
つまり、糖質制限向けの食べ物や食材が昔と比べるとかなり増えたということです。
例えば、糖質をかなり制限されているブランパンはお勧めでしょう。
糖質制限系のダイエットの敵はパンやお米ですが、実は白いお米や食パンといった生成された白い炭水化物が敵なのであって、それらを考慮して作られたものなら問題ないのです。
他には、コンビニにもあるおでんの具の昆布や牛すじやこんにゃくといった食品もいいでしょう。
そのほかにも納豆やあたりめやチーズあたりが糖質が抑えられているのでお勧めとなってきます。
コンビニの種類にもよりますが、ミックスナッツやこんにゃくチップスなんかが置いてあればそれらも効果的です。
リバウンドしやすい?
リバウンドをしやすいかどうかで考えると、この低炭水化物ダイエットはかなりきついダイエットであり短期間で急激に痩せることも可能なのでリバウンド発生確率は高いと考えられるでしょう。
特に、痩せるためと我慢してひたすらストレスをため込んできた人たちはダイエット成功後に好きなものを大量に食べてしまう傾向にありますので、1週間のうちに一気に戻ってしまうことすらあります。
停滞期になって挫折してしまったという人も要注意で、停滞期は非常に太りやすい体になっているのでその状態で食事の量を戻してしまうと急激に太ります。
外食するなら何を食べる?
低炭水化物ダイエットと外食は相性がとっても悪いです。
可能ならしないほうがいいでしょう。
しかし、お店側は糖質を激しく嫌う人が増えていることを理解しているので、すき家の「ロカボ牛麺」や吉野家の「サラシア牛丼」といった糖質を控えめにしているメニューを用意してくれることが増えつつあります。
これらは出来る限り糖質をカットするために、サラシアが入っていたりこんにゃく麺を利用してくれたりしているので、どうしても付き合いが必要ならばこれを頼みましょう。
あとは、基本としてお米やパンや麺類といった炭水化物を徹底的に避けて、お肉や魚や野菜だけ食べるようにしてください。
口コミについて
低炭水化物ダイエットは非常に有名なダイエットなので、口コミ数もとっても多いです。
その口コミの中には「○○kg痩せた」という報告が非常に多く成功者も多いことがわかります。
しかし、このダイエットは脂肪ではなく筋肉が減ってしまう恐れもありますのでただ単に体重は減っているけど脂肪は減っていないという可能性もあるのです。
これは見た目ではわからないことが非常に多いので注意してください。
それ以外に書き込みでも「炭水化物を適当に抜くといった知識で実行するのは非常に危険」という声がいくつかありますし、低評価を付けている人は「効果があるのかもしれないがきつすぎる」というものもありました。
低炭水化物ダイエットにつきまして、次のような書籍がございます。
出典:amazon 低炭水化物ダイエット―ごはん、パン、パスタ…やめられない、やせられない人へ
低炭水化物ダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
gloco 糖質制限ダイエットってなに?そのメリット、注意点とは?
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回は低炭水化物ダイエットについて紹介いたしました。
このダイエットはとってもシンプルですが、どのような食べ物に糖質が含まれているのかを理解していないと実行できません。
また摂らなさすぎると、体への影響も気になりますし中途半端な知識では過酷なダイエットを長期化させるだけなのでリスクが大きすぎます。
なので、このダイエットを実行する人は今自分が食べているものの糖質は100gでいくらであるということを調べたうえで最低限の糖質は摂取し、全体的な栄養も不足しないよう注意して実行するようにしてください。
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