脳をダマしてヤセるテクニック!幸せ・快感ホルモンを刺激?
工藤孝文先生の特集記事が「からだにいいこと」7月号に掲載されました。
太る原因は脳にあり、脳をだますことでダイエットを成功させる!
といったお話です。
脳をだますって言ってもどうすればいいの?
脳をだますとどうして痩せられるの?
など疑問を持ってしまいますよね。
食べたいと思っている脳を食べたくないと思わせるなんていう魔法のような話なのでしょうか?
本記事ではその概要について触れてみたいと思います。
太る原因は脳にある?
本来は人間の体というのは自分が生きるために必要な食事量を本能で理解しています。
従いまして、食べ過ぎるということはないはずということなのですね。
冷静に考えてみますと、人間はある程度お腹が満たされたら「お腹ふくれたなー」と感じますので、そこで食べるのをやめ、1日適度に体を動かしていればおそらく太らないでしょう。
ところが、過剰なストレスを受けると脳が変調をきたし「もっと食べろ!」「甘いものを食べろ!」という誤作動を起こしてしまうようです。
その結果太ってしまうということですね。
脳をダマす方法
①満腹中枢への刺激
あなたはいつも買い物に行くときのお腹の具合はいかがでしょうか?
空腹?それとも満たされている?
空腹で買い物に行くとついついあれもこれもと必要のない物まで買ってしまいがちになるようです。
そこでおすすめなのが、出がけに豆乳を1杯のむことだそうです。
大豆の植物性たんぱく質が満腹中枢を刺激し、食欲を抑えてくれるとのこと。
豆乳で無駄な買い物を減らしましょう!
お金も少し浮きますしね。
あと、食事の器を小さめのものを使うのもコツだそうです。
容器が小さいと、食べ物がたくさん入っているように見えるので、脳が「こんなにたくさん入っている」と錯覚し満腹中枢が刺激されるようです。
②幸せホルモンを分泌させる
セロトニンというホルモンがあり、これは幸せホルモンと呼ばれています。
つまりこのホルモンが分泌されるとストレスから解放され精神が安定し食べ過ぎ防止に繋がるということですね。
では、この幸せホルモンを分泌させる方法は?というと一つ目はガムを噛むということだそうです。
セロトニンは一定のリズム運動(ウォーキングなど)で活性化するのですが、このガムを噛むという行為もリズム運動になるようです。
確かにガムを噛んでいると気持ちが落ち着くような気がしませんか?
二つ目は肯定的な言葉や人を褒めるような行為もセロトニンの分泌を活性化させるとのことです。
反対に否定的な言葉を使ったり、言い訳を言っているとセロトニンの分泌が減少するとか。
気持ちはちょっとマイナスでも少しの努力で使う言葉は変えられますよね。
プラスの言葉を使っていきましょうね!
③快感ホルモンを分泌させる
快感ホルモン?一体なんぞや?と思ってしまうかもしれませんね。
これはドーパミンのことで、このホルモンが出ると意欲が湧いてきます。
ダイエットへの意欲が湧いてきて、運動をしたい気分になるということですね。
ではどのようにしてドーパミンを分泌させるか?というと、毎日「体重折れ線グラフ」を付けることとのこと。
数値表ではなく、折れ線グラフにした場合、右肩下がりのグラフに脳が反応して快感ホルモンが分泌してくるそうです。
④ショック療法で食欲を減退させる
自分のお腹を鏡に映し出してみたり常に食事の時、鏡に自分の体を映し出しながら食べるということです。
食べ物が目の前にあると食べたくなるのは、脳が食べた時の快感を覚えていて興奮するからなのだそうですが、自分の姿に脳がショックを受け、冷静さを取り戻しその結果、無駄食いがなくなるということです。
これは効果がありそうです。
鏡を有効に活用しましょう!
工藤先生の太らない習慣
減量外来の医師であります工藤先生はお仕事柄、朝から晩まで座りっぱなしで、おまけに甘いものが大好きなのだそうです。
つまり、すごく太りやすい環境にいらっしゃるということですね。
でも工藤先生はとてもスリムでいらっしゃいます。
その理由としては太らない習慣4ケ条を実践されているからだそうです。
その4ケ条を以下に記載します。
①ちょこちょこ食べて血糖値を安定させる
空腹が長く続いた後に食事をすると血糖値が急上昇します。
血糖値が急上昇すると体内からインスリンという物質が大量に分泌され太りやすくなってしまいます。
それを防ぐためにちょこちょこ小まめに食べて血糖値を安定させているとのこと。
②毎日体重をチェックして増えたらすぐに調整
キロ単位ではなくグラム単位でチェックし、増えた分は必ず翌日に減らすように調整しているとのことです。
例えば400g増えた日は翌日の計測時には400g減っているような生活を送るという感じですね。
自分のベスト体重を決めておいて、それに対して毎日どうかを見て多い場合は翌日減らすといった生活習慣を定着させるといいですね。
もちろんダイエット中の方は毎日体重を量り、計画通りに目標体重に近づいているかをチェックしながら、日々の食事をコントロールすることが大切かと思います。
③お酒の席では会話に集中
お酒の席での大きな目的は人とのコミュニケーション!
つい食べてしまうことが気になる方は「食べ物」より「会話」に意識を集中させましょうということです。
④脳をダマして無駄な食欲をサヨーナラ
本記事で紹介した脳をダマすテクニックを使って無駄な食べ物摂取を控えるということです。
最後に
冷静に考えてみると太る原因は私たちの思考にあることは間違いないですね。
食べ過ぎるという行動は人間の意思で行っており、意思は脳で決定しているわけですからね。
脳をダマす技を身に着けて、ダイエットを成功させましょう!
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