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ステッパーはダイエット効果がない?毎日1時間なら痩せる?

有酸素運動
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ステッパーにはダイエット効果がないのかと痩せるための活用法の検討

最近SNSでも話題になっているステッパーですが、ダイエットに効果がないという意見もあるようです。

でも、有酸素運動である以上は、毎日1時間も行えば何かしらの効果は出るように思うのですが、なぜ効果がないという声が挙がるのでしょうか?

本記事ではステッパーを活用してダイエット効果を出す方法はないのか?といった点を中心に記載してみたいと思います。


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エクササイズの定番!ステッパーとは?

ステッパーは、専用の器具の上に立ち、左右交互に足踏みすることで下半身を効果的に鍛えることのできるトレーニング器具です。

これは、フィットネスジムに通わなくても、自宅で手軽に行える利便性があり、場所や時間を気にせずに運動できるため、多くの人に支持されています。

また、雨風はもちろん夏の暑さや冬の寒さなど、外での運動が難しい状況でも、ステッパーなら安心して自宅でトレーニングができます。

ステッパーは特に高齢者や運動初心者にとっても、取り組みやすい特長があります。

その使い勝手の良さから、広い年齢層の方々に利用されています。

ステッパーの特長とその利点をまとめてみると次のようになります。

特長 利点
自宅で利用可能 外出不要で天候に左右されずに気軽にトレーニングが可能
自宅で有酸素運動が可能 忙しいスケジュールでも手っ取り早く健康的な運動が継続可能
高齢者や初心者に適している 安全かつ運動が難しくなく取り組みやすい
下半身を重点的に鍛える 全身の約7割を占める下半身の筋肉を強化することが期待でき効率的

これらの特長により、ステッパーは現代のライフスタイルに合わせた理想的なフィットネスツールと言えるでしょう。

ステッパーの効果と運動のポイント


ステッパーを運動に取り入れることで、以下のような効果が期待できます。

ステッパーの主な効果

効果 内容
ダイエット 有酸素運動なので、脂肪燃焼に効果的。ウォーキングよりも消費カロリーが多い(1時間あたり:ウォーキング160cal消費、ステッパーは200~300cal消費)。

参考情報)TENTIAL https://tential.jp/journals/exercise/stepper/006

筋力アップ 太もも、お尻、ふくらはぎなどの下半身の筋肉を引き締める。基礎代謝アップにもつながる。
心肺機能向上 持久力がつき、息切れしにくくなる。不規則な階段も楽に上れるようになる。

運動のポイントは以下の通りです。

・無理のないペースで、自分の体力に合わせて行う

・正しいフォーム(上体の姿勢、足の置き方など)で行う

・warmup、cooldownをしっかり行い、ケガを予防する

はじめは週2回30分くらいからスタートし、体力がついてきたら少しずつ頻度を増やし、毎日行えるようになるといいでしょう。

とにかく無理せずに継続することが大切です。

ステッパーはダイエット効果がない?と感じる理由


ステッパーダイエットを行っても、効果を感じられないという方もいらっしゃっています。

上記のようにステッパーは有酸素運動であり、消費カロリーもそれなりにあるので、ダイエット効果はあるはずなのに、なぜ効果がないと感じられる人もいるのでしょうか?

その理由を挙げていきたいと思います。

ステッパーを踏むペースが速すぎる

ステッパーで足踏みする際、速すぎるペースは筋肉強化には役立ちますが、脂肪燃焼効果が得にくくなります。

速いペースでの運動は無酸素運動になりやすく、ダイエットにおいては長時間の有酸素運動が効果的です。

運動の強度と時間のバランスを保つように心がけましょう。

今までよりも食べ過ぎている

運動後に多く食べてしまうと、努力が水泡になり兼ねません。

ステッパーによる運動を始めたことで、以前よりお腹が空きやすくなる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、「運動を始めたからちょっとくらい多く食べてもいいや」なんて思って多く食べてしまうとダイエットは上手く行きません。

ダイエットの鍵は摂取カロリーと消費カロリーのバランスにあります。

ステッパーを利用した日でも、適切なカロリー管理が重要です。

また反対に食事制限のし過ぎは体調を崩しかねず危険です。

栄養バランス良く適量を食べましょう。

ステッパーを始めたばかり

ステッパーを含む運動の効果が即座に現れるわけではありません。

ダイエットにはそれなりの時間がかかります。

ステッパーを使い始めても、1週間や2週間では効果を感じにくいことがあります。

少し長い視点で、ステッパーを継続してみましょう。

ステッパー運動を行う頻度が少ない

ステッパーを利用する頻度が少ない場合、効果が表れにくいでしょう。

週1回の利用よりも、週4回や5回の頻度で使うことで、消費カロリーが増加し、痩せやすくなります。

理想は毎日利用することです。

忙しい日常でも、隙間時間を利用して頻繁にステッパーを活用することで、効果が期待できます。

それでも効果を感じられない場合は食べ過ぎていると思います。

食事の調整を適切に行いましょう。

むくみが生じている

むくみがあるということは血流が悪くなっており、ダイエット効果が出難くなります。

不規則な食事や高塩分の摂取はむくみの原因となります。

睡眠不足など不規則な生活も、むくみを生じさせる原因になります。

生活習慣を正し、食事の改善やマッサージ、ストレッチを取り入れて、むくみを解消することが重要です。

ステッパー運動以外で体を動かす量が少ない

ステッパーを利用する以外でも、体を動かすよう心がけることが大切です。

ステッパーで疲れて日常での動きが減ると、消費カロリーが十分に増えません。

運動前後の行動量を維持・増大させることで、ステッパーの効果を最大限に引き出せます。

毎日1時間ステッパーを踏めば痩せる?


消費カロリーは多くなるので痩せる可能性はかなり高まりますが、痩せる要素は先の説明でもお分かりの通りステッパーでの運動量だけではないので、必ず痩せるとは言い切れません。


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基本的にはステッパーを踏む以外でも、それなりに体を動かし、本来あるべき量の食事を摂れば、標準体重にはなるはずです。

この至ってシンプルナ基本的な生活スタイルが取れれば、BMIが25を超えている方においては痩せる可能性は極めて高いでしょう。

ステッパーダイエットでより効果を得やすくするポイント


ではここで、より効果を得やすくするポイントをまとめてみましょう。

ただ、これはすぐにできるかどうかはこのダイエットを始める前の個々人の生活スタイルによって変わってくるでしょう。

出来ない方は無理なくこれらのポイントに少しずつ近づけ、実践できるようになるまでは早い効果を求めず、コツコツ体力がついてくるまで続けていきましょう。

無理に行ってステッパーダイエットを行うのが苦痛になって止めてしまうのは本末転倒です。

当面ダイエット効果を感じられなくても、健康効果はありますし、将来のダイエットに繋がることなので、前向きに捉えて継続して行っていきましょう。

もちろん、すぐに実践しても苦にならない方は実践されれば良いです。

1日30分以上行う

連続で行ってしまうのが理想でしょうが、何回かに分けて合計30分でもいいので、1日30分以上できるようにしていきましょう。

適切な心拍数で行う

脂肪燃焼効率が最も良い心拍数というものがあります。

「(最大心拍数ー安静時心拍数)×40~60%+安静時心拍数」という計算式で求まります。

最大心拍数というのは1分間に心臓が収縮できる最大の値になります。

この最大心拍数は個々人によって違っている上、測るのが難しい為、一般的に次のような計算式で求められます。

【最大心拍数=220-年齢】

安静時心拍数は体を動かさずに安静にしている時の自分の心拍数を測れば良いです。

これらのことから安静時心拍数を65として40歳の人の脂肪燃焼最適心拍数を求めると

【(220-40-65)×40~60%+65】= 111 ~ 134

となります。

参考情報)glico https://cp.glico.jp/powerpro/sports/entry114/

毎日行う

やはり最も効果を出すにはステッパーを習慣化して、毎日行うことです。

もちろん、毎日行うことが習慣化された中で、たまに1日休んでも、全く問題はありません。

体力がついてくれば、毎日30分のステッパーは苦にならなくなり、反対にやらないと気持ち悪いくらいになることも十分考えられます。

こうなれば太らない状態になるでしょう。

食事をしっかりコントロールする

ダイエット成功の鍵は運動だけでなく、バランスの取れた食事にもあります。

何も我慢してきつい食事制限をする必要は全くありません

至ってシンプルに健康的な食事を行えば太るなんてことはないのです。

理想の体を手に入れるために糖分たっぷりの甘い食べ物の誘惑に負けないよう、コントロールしましょう。

ダイエットが上手く行けば、たまに甘い食べ物を食べたところで、太るなんてことはないでしょうし、年末年始などで食べ過ぎて太ってしまったとしても、また普通の食生活に戻れば、体重もすぐに元に戻るでしょう。

筋トレもして筋肉を付ける

ステッパーだけでは筋肉がつきにくいため、筋トレも取り入れましょう。

筋肉の増加は基礎代謝の向上につながり、効果的なダイエットをサポートします。

ウエイトトレーニングや自重トレーニングを取り入れ、全身のバランスよく鍛えましょう。

例としては「腹筋」「背筋」「腕立て伏せ」「スクワット」「ダンベルを使った運動」などがあります。

筋トレの30分前くらいに「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」といったアミノ酸を摂り、筋トレの直後(30分以内)には少量のたんぱく質を摂ると筋肉がよりつきやすくなります。

筋トレ後にステッパーを取り入れる

筋トレ後にステッパーを行うことで、成長ホルモンが分泌されて脂肪が分解され、脂肪の燃焼が促進されます。

少しでも効率良く脂肪を燃やすてめに筋トレを先に行いましょう。

3ヶ月以上継続する

ステッパーの効果は即座に現れるものではなく、継続が肝要です。

通常、ダイエットの効果が現れ始めるのは3ヶ月目からであり、この期間を意識してステッパーを続けてみましょう。

ここまでのポイントを実行して、3ヶ月が経過しても効果が現れない場合は、ステッパーの時間を増やすか、食事の量を減らすなど調整をすれば必ず効果は出てくるでしょう。

ステッパーを踏む理想のタイミングは?

朝にステッパーを利用することは、ダイエット目的の方にとって理想的です。

寝ている間に摂取した栄養が使われて身体を作り上げているので、朝の時間帯はグリコーゲン(筋肉に蓄えられた糖質)が枯渇しています。

この状態でステッパーを利用すると、身体は脂肪を主にエネルギー源として活用し、脂肪燃焼が促進されます。

ただ、ステッパーのタイミング選びは生活リズムや体調によって個人差があるため、自分にとってやりやすいタイミングを見つけるのが最良です。

朝の運動ではなくてもダイエット効果は十分望めますので、第一優先は無理せずに続けられるタイミングを選ぶということを認識して頂けたらと思います。

ステッパー運動を行う時の注意点

ステッパーを利用する際には、いくつかの注意点があります。

これらを遵守することで、より安全で健康的なトレーニングを実現できます。

以下、ステッパーを利用する際の主な注意点を紹介します。

 水分補給の重要性

ステッパーを利用すると、運動によって多くの汗をかくことが予想されます。

このため、適切な水分補給が不可欠です。

脱水症状を予防するために、ステッパー利用中や前後にこまめに水分を摂りましょう。

特に夏場や暑い日には、水分補給を重点的に行うことが大切です。

ストレッチの実施

ステッパーを利用する前後には、適切なストレッチを行うことが勧められます。

事前のストレッチはケガ予防に寄与し、冷え込んだ季節に急激な運動を始めることからくる筋肉への負担を和らげます。

一方で、利用後のストレッチは筋肉のケアやリラックス効果が期待できます。

参考になる運動前と運動後のストレッチの例として以下に2つの動画をご参考までに紹介致します。

1.【8分準備運動】全身温める動的ストレッチで運動前に代謝をあげよう!!柔軟性不要!!

2.運動後のストレッチ クールダウンの方法

体重変動への対応

ステッパーを利用した後、体重が減少していることがあります。

これは主に汗による水分の損失によるものであり、デヒドレーションを防ぐためにもステッパー利用後に適切に水分補給を行いましょう。

 

ステッパーダイエットのやり方などの詳細は次のページをご覧下さい。

ステッパーダイエットで効果が出るまでの期間や成功するやり方

 

最後に

ステッパー運動の効果の他、実行してもダイエットの効果が得られない場合の理由や対策を中心にお伝え致しました。

効果が出ない背景には、運動のペースが速すぎたり、継続期間が十分でなかったり、運動頻度が低かったりする可能性が考えられます。

また、運動する一方で食事を摂り過ぎることも影響しています。

ステッパーを使ったダイエットでは、脂肪燃焼効率の良い心拍数のペースで、長く踏むことが大切です。

最初は体力に応じたペースや頻度で行い、徐々に理想的なペースや時間でステッパーが踏めるようになるよう継続していきましょう。

もしステッパーを利用しているにもかかわらず痩せられない場合は、この記事を参考にして方法を見直してみてください。


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