ヨーグルト入りなどナタデココのダイエットレシピや効果
こんにゃくはダイエット向けの食品として非常に有名ですが、このこんにゃくに似ているナタデココにはダイエット効果があるのでしょうか？
糖質やカロリーはどのくらいのものなのか、ダイエット向けのレシピはあるのか、ちょっと食べ過ぎても大丈夫なのかなど、このダイエット法について知りたいといった方も多いでしょう。
ナタデココは甘くして食べるイメージがありますが、ダイエットに用いるにあたっては味付けは気になる所です。
本記事ではナタデココのダイエット効果やカロリーおよびレシピを中心にお伝えしたいと思います。
ナタデココのダイエット効果は？
ナタデココのダイエット効果はナタ菌が作り出す「微生物セルロース」によるものが大きいでしょう。
これはコリコリとした特殊な食感のほかに、糖分の吸収を緩やかにする働きや悪玉コレステロールの吸収を抑える作用があるのです。
血糖値の急上昇が抑えられればそれだけ太りにくくなりますし、脂肪が蓄積されにくくなりますのでダイエット効果が高まります。
また、ナタデココに含まれる食物繊維は腸内に長くとどまって腸内を掃除しながら腸壁を刺激することで便秘解消効果や腹持ち効果があり、おやつなどを食べにくくしてくれます。
また、ナタデココはなかなか食べきれない特殊な食感があるので必死に顎を動かす必要があり、満腹中枢が刺激されやすくなります。
もともと、低カロリーで低糖質の食品なので、これらの作用がうまくかみ合えば、腹持ちが良くなって糖質が吸収されにくくなり、満腹感も得られる魔法の食材と感じられるようになるかもしれません。
ナタデココとは？栄養や効果は？
ナタデココとはフィリピン生まれの食品で意味は「ココナッツでできた浮いた皮」となります。
つまり、減量はココナッツなのです。
このナタデココはココナッツの果肉やココナッツウォーターに酢酸菌の一種であるナタ菌を混ぜて発酵させます。
すると、湯葉のような膜ができるので、その膜がだいたい15mm程度になったら取り出してカットするという作り方なのです。
このような作り方をされるナタデココは99％が水分で残りの1％は食物繊維となっております。
この食物繊維には便秘解消効果がありますが、発酵させるために使われているナタ菌によって「微生物セルロース」となっております。
これが悪玉コレステロールの吸収を阻害する作用や発がん性物質を吸着して除外する作用もありますので、健康効果ももたらしてくれると言われております。
腸内環境を整える作用もありますので、便秘気味の方にも役立つでしょう。
カロリーや糖質は？
ナタデココとは説明したようにココナッツの果肉やココナッツウォーターに酢酸菌の一種であるナタ菌を混ぜて発酵させて出来た膜です。
そのため水分が99％で食物繊維が1％となっております。
だいたい予想されているかもしれませんが、このナタデココはカロリーが0kcalで糖質は100gでだいたい2gです。
これはシロップなしの数字なので、これにシロップを加えると一気に糖質が高まります。
ヨーグルトを加えてもＯＫ？
ナタデココは単品では味が薄くなかなか食べられません。
しかし、シロップなどと組み合わせてしまうと一気に糖質やカロリーが跳ね上がるのでダイエット効果が薄くなるのです。
そのため、カロリーや糖質を抑えた組み合わせを見つけ出す必要があります。
その方法の一つがナタデココとヨーグルトを組み合わせるという方法です。
作り方も非常に簡単で、ナタデココをザルに空けてお好みのヨーグルトを器に空けてナタデココを混ぜるだけです。
10秒もあれば出来ます。
ただし、ヨーグルトでも糖質やカロリーが多めのものもありますので、できる限り低糖質ダイエットに使えるようなヨーグルトを厳選してください。
もちろん、他の食べ方もあります。
あくまで、ヨーグルトを使った食べ方がかなり主流となっているだけであり、カロリーや糖質を抑えられる組み合わせを発見したのならば、そちらも活用しましょう。
人によってはコンブチャをかけてナタデココを食べていたので、ヘルシーならばOKという気持ちで行きましょう。
ダイエット向けレシピ3選
ナタデココはいろんな使い方をマスターしないと飽きてしまうかもしれません。
ヨーグルトが定番ですが、ヨーグルトのみを使い続けるのもちょっと無理があるのです。
それを避けるためにも活用レシピをご覧ください。
①ミックスベリーとナタデココのヨーグルト
【材料】
ミックスベリー（冷凍） 40～50ｇ、ナタデココ（缶またはパウチ） 1個、ヨーグルト 大さじ4
【作り方】
1.ナタデココは汁を捨てる。
2.1とミックスベリーにヨーグルトを混ぜ合わせたら器に盛る。
いわゆるヨーグルトとナタデココにミックスベリーもセットになったレシピです。
具体的なレシピを見ないと安心できないという方向けに用意しました。
出典：レシピブログ http://www.recipe-blog.jp/profile/201871/recipe/1033393
②アガーでぷるん♪パインとナタデココのハニーゼリー
【材料】WECK200ml4個分
・パイナップル（缶詰） ── 6枚、・ナタデココ ── 15g、・アガー ── 10g、・グラニュー糖 ── 50g、・蜂蜜 ── 小さじ1、・水 ── 500cc
【作り方】
01.パイナップルは 8等分づつに切って、ナタデココと一緒に容器に入れておきます。
02.ボウルにアガーとグラニュー糖を入れて、泡立て器でよく混ぜます。
03.鍋に水を入れ、2.をダマにならないように泡立て器でかき混ぜながら、少しづつ加えて、弱火にかけます。
04.フツフツと沸騰してきたら、更に1分くらい混ぜて火を止め、蜂蜜も加えてよく混ぜ合わせます。
05.1.の容器に4.を手早く加え、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めて出来上がり♪
はちみつの効果効能も本物なので、そこにパイナップルとナタデココを加えたというレシピです。
冷たいゼリーとして非常においしい仕上がりになっています。
出典：レシピブログ http://www.recipe-blog.jp/profile/164278/blog/16065555
③ヨーグルトゼリー～みかんとナタデココ入り～
【材 料】（4人分）
無糖のヨーグルト200ｇ、牛乳100ｇ、砂糖大さじ2～３、缶詰のみかん100ｇ、ナタデココ（あれば）50ｇ、☆粉寒天5ｇ、☆水大さじ3
【作り方】
1.☆を耐熱の容器に合わせて粉寒天をふやかしておく。
2.秤で重さを計ったヨーグルト、牛乳、砂糖をボウルに入れて泡立て器でよく混ぜる。
3.手順２がよく混ざったらナタデココとみかんを入れて今度はへらを使って軽く混ぜる。
4.手順１をレンジ（５００Ｗ）で４０秒くらい温め、寒天をよく溶かしておく。
ただ単にヨーグルトにナタデココや果物を突っ込んだだけでは飽きてしまう、という方向けのレシピです。
いわゆるヨーグルトゼリーなので夏の暑い時期などは食が進むこと間違いなしでしょう。
出典：楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1820002383/
ナタデココを食べ過ぎるとデメリットが？
ナタデココはかなり特殊な食物繊維によってそのダイエット効果が支えられていますが、食べ過ぎると食物繊維が大腸の中に残ってしまう確率が上昇するので便秘になる確率が一気に上がります。
また、脂質や糖質以外の吸収も妨げるようになってしまうので、体に必要な栄養素も吸収されなくなってしまって、栄養不足になる恐れがあります。
はっきり言って後者はかなり危険なので、食べ過ぎは気をつけましょう。
食べ過ぎではなくても、市販されているナタデココに入っているシロップは砂糖と水の組み合わせなので、カロリーがかなり高いです。
このシロップを全部摂取してしまうとダイエットにならないので、洗い流すようにしてください。
また、ナタデココには栄養素がそこまで含まれていないので、1食を置き換えるといったやり方をした場合は、他の2食でしっかりと栄養を補給しましょう。
ダイエットのやり方は？
具体的なやり方はいくつか示唆されていますので、それぞれ紹介いたします。
まずは食前に食べることで満腹中枢を刺激させて食べる量を減らすといった作戦です。
食後にナタデココを食べるという人も多いでしょうが、ダイエット効果狙いの方は食前に食べた方がいいでしょう。
また、おやつに食べることでも腹持ち効果を発揮してくれるようになるので、ダイエット効果を発揮してくれるでしょう。
おやつはどうしても高カロリー高糖質のものが選ばれがちですが、ナタデココならば低カロリー低糖質なので通常のおやつよりは圧倒的にダイエット向けと言えます。
もちろん、おやつはストレス無くなくせるならば、なくした方がいいのは言うまでもありません。
あとは、夕食をナタデココに置き換えるといったやり方もいいでしょう。
ダイエットは無駄なカロリーや糖質や脂質を削ることが大切なので、たくさん食べてしまいがちな夕飯をナタデココにしてカロリーや糖質を抑えるのは有効的な方法です。
但し、先にも触れましたが、この場合は朝食と昼食で必要な栄養素を摂取する必要はあります。
ナタデココを使ったダイエット方法につきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
大人女性向けのライフスタイルマガジン BELCY ナタデココダイエットの効果とやり方とは？美味しく痩せれるの？
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はナタデココを使ったダイエットを紹介いたしました。
ナタデココのダイエット効果はかなり高いと思われますが、料理として用いると使い勝手があまり良くないので、レシピがかなり限られます。
レシピサイトで検索すると、ヨーグルトとセットになっているものばかりがヒットするのも、このように考えてしまう原因です。
ここら辺をもっと解消できればダイエット食品としての人気も高まるのに、もったいないという気持ちもあります。
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