ギムネマのダイエット効果や摂取量など方法【食後に飲む?】
お茶にはダイエット効果が強いものも多いですが、その中でもこのギムネマ茶は特に推奨されています。
サプリメントも出ていますが、どのような効果や効能があるのでしょうか?
適切な摂取量や副作用についても押さえておきたい所です。
人間、水分補給は必ず行いますので、それをダイエット効果の高いものに代えるだけでもプラスの効果がありそうですね。
本記事ではギムネマのダイエット効果や摂取量を中心にお伝えしたいと思います。
ギムネマとは?
ギムネマはインドや東南アジアが産地として有名なお茶の一つで、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダにも登場しています。
2000年以上前の歴史があるお茶であり、血糖値の上昇を抑える効果があることから砂糖を壊すものという意味の「グルマール」という呼ばれ方をすることがあります。
このギムネマを摂取した後は甘味を感じにくくなるので、この甘味を破壊する様子からこのように言われているのでしょう。
ちなみに、お茶にするときはギムネマ・シルベスタというガガイモ科の葉を乾燥させてお茶にする必要があります。
このようないわれがある故に、ダイエットに効果があると様々なところで拡散されて、実際に効果効能を堪能した人も登場したことで日本でも広まりました。
ギムネマの摂取方法【お茶の他にサプリ?】
このようにダイエット効果が強いギムネマですが、どのように摂取するのが正解なのでしょうか。
その方法の基本はお茶ですが、その他にサプリがあるでしょう。
ちなみにお茶にするかサプリにするかで摂取方法やタイミングが異なる点には注意してください。
詳しくは以下の項で記載いたします。
ダイエット効果は?
先ほど説明した、糖質の吸収を阻害するので太りにくくしてくれるのが大きいでしょう。
中性脂肪の低下作用や血中コレステロールの低下作用もあると言われておりますので、甘いものや炭水化物を摂取しても太りにくいのです。
また、便秘解消にも繋がりますので、それだけでもダイエットに繋がるでしょう。
炭水化物が吸収されずに大腸に比較的多く進むようになるので、腸内への滞在時間が延び腸内にいる善玉菌のエサになるのも大きいと思われます。
それ以外には、ギムネマにはグルグロン酸による甘味を感じにくくする作用も取り上げられます。
これは味蕾に接することで甘みを感じる能力が一時的にストップさせる作用があるのです。
だいたい1時間程度の効果ですが、甘いものを食べたいという気持ちを抑えることが出来ますのでダイエットに役立たせることが可能となっております。
食後に飲む?摂取量は?
基本的な摂取方法はお茶として摂取する場合には食後に摂取するか食前20分程度前に摂取する、サプリメントとして摂取する場合もどちらかというと食後ではなく食前20分程度前に摂取するとなります。
ただし、お茶として食前に摂取すると味覚が麻痺して甘味を感じなくなるので、食事がまずくなる危険性があります。
これがなかなかにしんどいので、お茶の場合は食後の方がすすめです。
もちろん、食前に摂取したほうが効果的ですが、食事が出来なくなるというデメリットを考えると食後のデザートを抑止する目的に切り替えて食後に摂取するというやり方にした方がいいのです。
お茶の方がサプリメントよりもいいという人も多いのですが、食前に摂取すると味が変わるというこのデメリットの部分がかなり強烈なので、お茶にしたいという方は注意しましょう。
食事が続けられないと不健康な痩せ方をしてしまうようになります。
また、これはハーブなのでお茶とした場合の摂取量の決まりはされていません。
サプリメントとして摂取する場合もサプリごとの用法用量を守ればいいでしょう。
副作用は大丈夫?糖尿病の方の注意点は?
ギムネマは先ほど説明したように、炭水化物や糖分が吸収されない状態を作り出してしまうので、どうしても便の量が増えてしまいます。
これが良い方に作用して便秘解消に繋がったという人もいますが、大腸にとどまる時間が延びることでお腹の張りがひどくなって下痢や腹痛に切り替わってしまったという人もいるのです。
これは胃腸の強さといった個人差がかなり影響されますので、ギムネマを摂取して腹痛や下痢になってしまったという方は合わないと考えた方がいいでしょう。
また、ある意味危険なのが糖尿病患者です。
ギムネマは糖質の吸収を阻害しますがこれは糖尿病の薬の効果と似ているところがあるので投薬治療で処方される薬の量や種類に影響をあたえてしまいます。
そのため、糖尿病患者がギムネマを摂取する場合は医師と相談する必要があるでしょう。
また、小腸による鉄分吸収を妨害してしまうようになるので、貧血などのトラブルに繋がるケースもあります。
ギムネマの口コミは?
ギムネマの口コミはダイエットの掲示板ではなかなか見つからないので、ギムネマを使ってダイエットに効果があると宣伝されている商品の口コミを見るといいでしょう。
そちらはたくさんあります。
たとえば、DHCから発売されている「DHC ギムネマ 20日分 60粒」などが参考になります。
そちらの商品レビューを見てみると、ダイエット目的で購入した人たちはチラホラいます。
その人たちの評価は「ダイエット中のお守り」といったダイエットに役立てられるという効果狙いの人もいましたが、冷静な人は「あくまで糖分の吸収を抑えるだけで、飲めば痩せるものではない」と記載している人もいます。
健康効果は?
ギムネマは先ほど説明したように古くから医学で用いられるものであり、糖分の吸収を抑制して糖尿病を予防する効果がありました。
血糖値の急上昇を抑える効果があるということを昔の人たちも知っていたのです。
これはギムネマに含まれているギムネマ酸が小腸内で糖分を運ぶ輸送体に先に結合してしまうようになるので糖質が運べなくなり吸収できなくなるという仕組みです。
糖質の吸収を阻害する能力が高いと考えてください。
また、吸収できなかった糖質は排出する必要があるため、結果的に便の量が増えます。
こうなると胃腸による便を促す働きも促進されるので便秘解消効果も高まるのです。
それ以外には、ギムネマにはグルカンの合成を抑えるという作用があり、この作用は虫歯の原因となっているグルカンを阻害する効果となりますので虫歯予防にもなると言われております。
一説には中性脂肪の低下作用や血中コレステロールの低下作用もあるとのことなので、肥満対策にはもってこいなのです。
メタボリックシンドロームが社会現象となってしまっている国にとっては非常にありがたい飲み物となってくれます。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はギムネマによるダイエットについてお伝えいたしました。
ギムネマはダイエットと言うよりも、これ以上太りにくくするという作用や糖尿病予防のために摂取するのが正解でしょう。
糖分の吸収を阻害したところで、脂肪が燃焼するわけではないので、体重を減らしたいという方は運動などが必須となってしまいます。
この部分を理解した上で、ギムネマを使う人は運動とセットにすることを絶対に忘れないでください。
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