サートフードダイエットはリバウンドしない?食材ややり方
サートフードという定義は知らない人にはよくわからないものです。
いろんな食材に存在しているようですが、ダイエットに効果があると言われてもよくわからないでしょう。
具体的なやり方やレシピを示唆してもらいたいところです。
そこで、今回はこのサートフードについてお伝えし、具体的なダイエットのやり方についてもお教えします。
サートフードとは?
サートフードとは「サーチュイン遺伝子を活性化させる食材」です。
これを「サーチュイン活性化物質」のことなのですが、こう言われても意味がわからないでしょう。
もっとかみ砕いて説明すると、サーチュイン遺伝子とは長生きするために役立つ遺伝子の一つでありこの遺伝子を活性化させることで生物そのものの寿命を押し上げてアンチエイジング効果や脂肪燃焼効果、そして筋肉の発達硬化などを促してくれるとのことです。
もっともっとかみ砕いて説明すると、ダイエット効果も持っている人間にとって役立つ遺伝子を活性化させることができるのがサートフードということです。
また、よく間違われるのですが、「サートフード」であり、「サードフード」ではありません。
英語の「三番目」とは全く別の意味なので間違いないようにしましょう。
サートフードのダイエットなど効果は?
「遺伝子活性化すれば痩せると言われても意味がわからない」と感じる人も非常に多いでしょうが、このサーチュイン遺伝子を活性化させることで筋肉がつきやすくなって体脂肪も減らしやすくなるというデータがマサチューセッツ工科大学で発見されて発表されているのでそれこそが証拠となっているようです。
サートフード中心の食生活にしてカロリーカットと糖質カットを意識した食生活を用意した実験結果では多くの方々筋肉がついてダイエットになったという結果が出ております。
このサートフードの食材については後で紹介いたしますが、身近なものもかなりありますので摂取難易度そのものは高くないのです。
ただし、糖質制限ダイエットやカロリーカットも必須になってくるのでそちらの知識も重要になってきます。
サートフードを含む食材は?
具体的に何を食べればいいのかというお話になるのですが、それは以下のとおりになります。
オリーブの実(オリーブオイル)・ターメリック・リンゴ・ケール・ラベージ・ケッパー・パセリ・緑茶・タマネギ・ウコン・ココアパウダー・味噌・大豆製品(豆腐)・セロリ・ストロベリー・クルミ・デーツなどなど意外と多いのです。
どうやらチョコレートやワインに含まれているポリフェノールも当てはまるようで、色々と種類があるようですが、野菜と果物が基本的には中心なのでそれらを中心にした糖質制限ダイエットやカロリーカットを実行すると自然とサートフードダイエットになるとも言えるでしょう。
これらの食べ物だけ食べれば100%痩せるとは個人的に全く思えないので、カロリー計算や糖質摂取量の計算をしっかりした上で、ダイエットに有効活用した方がいいでしょう。
サートフードダイエットのやり方は?
具体的なサートフード中心のダイエットというのはあくまでサートフード中心の食事に切り替えてカロリーと糖質摂取量を抑えるダイエットです。
サートフードのみを食べるダイエットではありません。
偏りすぎるので確実に栄養不足になります。
実際のやり方の参考例の一つを記載すると、1週間の最初の3日間は1日1000kcalに抑えつつグリーンジュースを1日3回摂取して、残りの4日間は1500kcalに抑えつつ1日にグリーンジュースを2回は飲むというやり方になります。
ただし、夕飯が遅くなればなるほどダイエット成功確率は低下するので、可能であれば19時までには食事を終わらせてください。
社会人で帰宅が毎日22時といった人は夕飯を食べないという選択肢も入れるしか無いでしょう。
食事制限はかなりキツイダイエットとなります。
このサーチュイン遺伝子というのは活性化するための条件に「出来るだけお腹が空いている状態が長い方がいい」というものがあるので間食はもってのほかですし、できる限り食事の量を削る必要があります。
飢餓の恐れから細胞が健康状態維持のために活発化してサーチュイン遺伝子も元気になるという理論のようです。
リバウンドは大丈夫?
このダイエットは結構キツイ食事制限があるので、リバウンドの心配がかなりあります。
「サートフードダイエットはリバウンドをしません」という声がありますが、結局は運動がない食事制限が主体のダイエットになりますので食事の量を急激に減らしてしまった場合の反動は出てしまうでしょう。
このサートフードダイエット以外に有酸素運動を主体としたダイエットをして筋肉もつけたというやり方ならばリバウンドの確率はかなり少なくなりますが、なんだかんだで食事制限のみのダイエットは怪しいと考えてください。
脂肪燃焼効率を上げて筋肉がつきやすい体質になることでリバウンドはなくなるという記載がありますが、身体が飢餓状態になってしまうことでホメオスタシスが発生してしまった場合、ちょっとのカロリー量で一気に太ってしまうのでこの矛盾の解決法があるのかどうかが非常に心配になります。
筋肉がつけば体質的に基礎代謝が向上して太りにくくなって痩せやすくなるのは事実ですが、筋肉量が多少増えたところで基礎代謝量が一気に増えるわけではないので、筋肉がつけばリバウンドの心配は無いと信じ切ってしまうのも非常に危険なのです。
このダイエットは1週間といったスパンで区切っていますが、本格的に痩せるためにカロリー制限と糖質制限をして痩せ続けると高確率で停滞期が発生してしまうので、食事制限のみで痩せるという考え方は捨てましょう。
停滞期に一回はまってしまうと高確率でダイエットは失敗してしまいます。
サートフードを使ったレシピ3選
このサートフードダイエットの致命的な弱点はレシピ検索サイトで「サートフード」と検索しても殆ど引っかからないことです。
日本最大手の「クックパッド」でも検索結果がゼロ件になります。
これが非常にレシピを探しにくくしているので日本ではこのダイエットが流行っていないということの証明にもなっているのです。
そのため、先に紹介した食材を使ったサトーフードに近いレシピを紹介するという形をとります。
皮ごとりんごのコンポート レシピ・作り方
【材料】(2人分)
りんご1個、砂糖大さじ2、レモン果汁(お好みで)大さじ1、
【作り方】
1.りんごの芯を除いて一口大にカットし、砂糖をかけ、スチーマー(又はラップをしたお皿)に入れて電子レンジで3~5分加熱します。
2.火が通ったら、レモン果汁をまんべんなく回し掛けます。
3.熱々のまま、又は冷蔵庫で冷やして頂きます。
画像にあるのはリンゴを使ったレシピの「皮ごとりんごのコンポート」でリンゴの皮にあるポリフェノールを摂取するために皮がと食べることを考えたものとなっています。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1530002946/
ターメリック入りオムレツ
【材料】(1人分)
卵1個、ひき肉30g、たまねぎ1/8個、ターメリック少々、塩・こしょう少々、オリーブオイル大さじ1、付け合せの野菜お好みで適量、ケチャップ適量、
【作り方】
1.付け合せの野菜は適当な大きさにたまねぎはみじんぎりにします。オリーブオイルをひき、付け合せの野菜を炒めます。
2.次にたまねぎと挽肉を炒め、最後に塩、こしょう、ターメリックをいれます。卵をボールに割り、かき混ぜます。
3.フライパンをさっと拭き、オリーブオイルをひき、卵を流しいれます。卵の上に炒めたひき肉、たまねぎを入れ、2つに折ったら出来上がり。
サートフードであるターメリックやオリーブオイルを使ったダイエット向けのレシピになります。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1380000176/?l-id=recipe_list_detail_recipe
ケールたっぷりなのに飲みやす〜いジュース;酵素注目
【材料】(4〜6人分)
生ケール3〜4本、グレープフルーツのパック(代用明記)1個、マンゴピューレ冷凍半分、冷凍にしたバナナ1〜2本、水2カップ、
【作り方】
1.フレッシュケールをよく洗い、茎の部分もちぎってシューサーに入れます。
2.黒くなったので冷凍にしておいたバナナ。生のバナナでも良いです。
3.むいたグレープフルーツと汁ごと一緒に入れます。代用;生のグレープフルーツ1個分と砂糖か蜂蜜大さじ2
4.冷凍マンゴピューレも入れます。
5.水を2カップ入れてシューサーにかけます。
6.6カップ強で来ます。
このようなケールを使ったスムージーもありますので好きなものを選びましょう。
個人的にはスムージーが一番です。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1660005278/
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はサートフードダイエットについて記載いたしました。
このダイエットはあまり日本では浸透しておらず、個人的にもそこまで信用できるものではないので糖質制限ダイエットやカロリーカットを主体としつつ、運動を混ぜたいつも通りのダイエットの方が安心できると考えております。
口コミも少ないですし、参考にしにくいという欠点もありますので、このようなダイエットも一応あるという認識でいいのではないかと思っています。
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