マロニーのカロリーや糖質!春雨やくずきりとの違いは?
春雨やくずきりと同じような扱いを受けているマロニーはダイエット効果が高いという声が多く、スープなどの料理のダイエット向けレシピを活用すれば、カロリーや糖質を効率的にカットできるようになり痩せやすくなるという指摘が多数あります。
よくお鍋に活用されるマロニーは歯ごたえが良く、好まれる方も多いと思いますが、ダイエット効果があるのであれば、有効活用したいものです。
本記事ではマロニーのダイエット効果やレシピを中心にお伝えしたいと思います。
マロニーのダイエット効果
マロニーの最大のメリットは低カロリー低糖質であることです。
かなりボリュームもありますので、これがメインとなった場合には白米やパンのカロリーを削ることができるようになります。
いわゆる置き換え系のダイエットで強い力を発揮すると言うことです。
それ以外にも、食物繊維が豊富なので体に溜まった老廃物を除去しやすくなり便秘が解消されやすくなるという効果もありますし、血糖値の上昇量を示すGI値もたったの30というかなり低い数字になっているので血糖値の上昇も非常に少ないということがわかります。
白米やパンは高糖質でGI値も高くダイエット中は食べない方が良い指摘されるのですが、マロニーはその真逆でダイエット中にも安心して食べられる一品になっているようです。
GI値については懐疑的な意見もありますが、血糖値の上昇量がダイエットに直結するという考え方は個人的にも信用できるものとなっておりますので、無視できるものではありません。
マロニーを使ったスープなどダイエット向けレシピ3選
最後にマロニーを使ったレシピを3つほど紹介します。
マロニーを使った料理と言えばスープ系が非常に有名ですが、それ以外にも何か良いレシピはあるのでしょうか。
ヒガシマルうどんスープで簡単!つくね鍋
まずはスープのレシピからです。
【材 料】(2〜3人分)
つくね(市販のもの)12個、白菜4〜6枚、長ねぎ1/2〜1本、人参2〜3cm、お鍋にポン(マロニー、春雨でOK)2〜3個、●水600ml、●ヒガシマルうどんスープ2袋
【作り方】
1.白菜はそぎ切りに。人参は5mm厚に切り、型で抜きます。長ねぎは斜め切りに。
2.鍋に水を入れて沸騰したら、ヒガシマルうどんスープを入れて溶かします。野菜とつくねを入れて、煮込みます。お鍋にポン(マロニー、春雨など)を入れて、透明になったら出来上がり〜
マロニーを使ったスープレシピはいくつかありましたが、比較的あっさりと食べられる鍋を選びました。
マロニーは説明したようにスープをかなり吸ってしまう性質があるので、できる限り低カロリーのスープに仕上げるようにしてください。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1070023189/?l-id=recipe_list_detail_recipe
野菜たっぷり簡単♪韓国チャプチェ
【材 料】(4人分)
牛肉100g、<牛肉下味>☆しょうゆ・砂糖・にんにく(すりおろし)各小さじ1/2、☆酒小さじ1、
春雨(または マロニー)70g、干ししいたけ(または しいたけ)2~3枚、玉ねぎ1/2個、にんじん1/3本、ピーマン1個、にら1/2束<調味料>◎しょうゆ・みりん各大さじ2、◎砂糖、酒各大さじ1、◎塩、こしょう適宜、白いりゴマ大さじ3、ゴマ油適宜
【作り方】
1.干しシイタケは水で戻し千切りにします。玉ねぎは薄切り、にんじん、ピーマンは千切り、にらは5~6cmの長さに切ります。
2.牛肉は細切りにし、☆の材料で下味をつけておきます。
3.春雨はゆでて水気をきっておきます。※ゆで時間は袋の表示を参考にしてください。
4.フライパンにごま油を熱し、ニラ以外の野菜を炒めます。
5.野菜に油がまわったら、牛肉を入れほぐしながら炒めます。
6.牛肉の色が変わったら、春雨を加えほぐしながら炒めます。
7.◎の調味料を加えます。ニラ、白ゴマを加え全体が混ざったら完成です。仕上げにごま油をひとたらしするとごまの香りがひきたちます。
材料に春雨またはマロニーという記載がある野菜たっぷりのチャプチェです。
主食としてももちろん食べることが出来ますので、野菜の成分もしっかり補給したいという方にはぴったりの料理でしょう。
味付けをちょっと変えたいという方はコチュジャンを加えてみてください。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1570002266/
簡単、肉豆腐
【材 料】(2人分)
牛肉細切れ150~200g、ネギ1本、椎茸1枚、豆腐半丁、マロニー(しらたき等)20gぐらい、*酒大さじ2、*みりん大さじ2、*醤油大さじ2、*出し汁100cc、七味唐辛子(お好みで)少々
【作り方】
1.ネギ、椎茸、豆腐は食べやすい大きさに切っておく。マロニーはお湯で戻しておく。
2.フライパンに油(分量外)を熱し、ネギと牛肉を炒める。色が変わったら椎茸、マロニーを加え、*を入れる。豆腐も加えて、好みの加減まで煮込んで完成!七味をふる。
これはある程度肉が含まれているので高カロリーになってしまいますが、肉類を一切食べないで痩せるというのもバランスが悪いのでたまに食べるのならば問題ない一品として紹介いたします。
気になるという方はレシピからアレンジするか材料を厳選しましょう。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1860004096/?l-id=recipe_list_detail_recipe
マロニーを使ったダイエットの方法は?
それでは具体的にどのように使うのかというお話なのですが、やはり主食の代わりにマロニーを食べるといった置き換えダイエットが基本になるでしょう。
食事の前に食べるという方法もありますが、より効果を求めるのならば高糖質で高カロリーの主食と置き換えるのが良いでしょう。
ただし、このマロニーはスープや調味料や油を非常に吸収しやすいという特徴があるので、こってりとしたスープに入れてしまうと高カロリー食品に早変わりしてしまいます。
それらを注意して薄味の鍋に使うようにしましょう。
また、その人の体質にもよりますがアミラーゼの炭水化物を分解するという作用が強く出てしまう人もいますので、マロニーを食べて下痢が増えたという方は体質的にあわないと考えて止めた方が良いでしょう。
あとは、意外に腹持ちが悪いという意見もありますのでお昼ご飯や夕飯にマロニーを使った場合はお腹が空いてしまう恐れもあります。
この空腹感に耐えられるかどうかも問題となってきますので、一度チャレンジしてから耐えられるのかどうかを判断してください。
栄養成分や効能について
マロニーはじゃがいものデンプンやトウモロコシのデンプンが主原料で小麦や大豆や卵を含みません。
そしてコンセプトがとけない春雨なので、非常に春雨に似た作りになっております。
栄養成分はナトリウムや炭水化物、脂質やタンパク質、そして食物繊維が主体となります。
この中でも圧倒的に多いのが食物繊維で腸内環境を改善して便秘解消に効果的という作用があります。
アミラーゼという炭水化物を分解して消化を促す成分も含まれているようです。
カロリーと糖質は?
このマロニーのカロリーは100gあたり349kcalで糖質は14.5gとなります。
しかし、マロニーは茹でて戻すと5倍程度に増えますので実質はこれの1/5となるでしょう。
つまり、食べる場合の糖質は100gでだいたい50kcalと糖質2gになるということです。
非常に低カロリーで低糖質であることがわかります。
マロニーの食べ過ぎは太る?
これはなんとも言えません。
マロニーは低カロリー低糖質な食品ではありますが、ひたすら大量に摂取し続けた場合はカロリーや糖質もオーバーする恐れもありますので太る可能性は大きいです。
ただその前に、食物繊維やアミラーゼの過剰摂取による弊害の方が先に発生してしまうでしょう。
消化できないほどの食物繊維が摂取されると人体は必要な栄養素を吸収する前に排出するような状態になってしまいますので、ビタミンやミネラルといった必須成分不足になる恐れもあります。
食物繊維をとり過ぎることでお腹の中で膨らんでむしろ便秘になるだろうという意見もあるようです。
その一方でアミラーゼを大量摂取するとお腹を下す可能性が高まってしまうので下痢が多発する危険性もあるようです。
太る可能性はありますが、下痢や便秘といったトラブルのほうが先に発生すると思われますので、それらの反応が出たらすぐにストップした方が良いでしょう。
マロニーと春雨、くずきり、しらたきの違いは?
マロニーと春雨、くずきり、しらたきの違いを何の文献も参考にせずにスラスラと言える人はなかなかに雑学の知識を持っている方と言えるでしょう。
答えは原材料が異なるということです。
マロニーは先に説明したようにじゃがいもやトウモロコシのデンプンが主体で、春雨はじゃがいもやサツマイモといった芋類のデンプン食品と緑豆のデンプンが主体なのです。
そして、くずきりは葛の根からとれるでんぷんが主体で、しらたきはこんにゃく芋が主成分であるという情報があります。
このように見た目や味が似通っていたとしても、主原料は異なりますので本質的には違う食品になっていると言えるでしょう。
主原料が違うことで糖質やカロリー、栄養価にも違いが出てきておりますが、使い方はある程度似ているので似たもの同士と考えることも出来ます。
マロニーとダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
暮らし一の マロニーのカロリーは?ダイエットでも気になる糖質や栄養成分などもご紹介!
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はマロニーを使ったダイエットについてお伝えいたしました。
マロニーは低カロリー低糖質な食べ物となりますが、ダイエットに活かす場合はひたすらマロニーを毎日食べることになりますので、結構しんどいものがあります。
マロニーはたまに食べるのならば問題ないでしょうが、毎日食べる場合は飽きてしまうかもしれません。
飽きが発生しないように、レシピはある程度の周期で変えていきましょう。
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