平日だけ食事制限や糖質制限・運動を行うダイエット効果は?
平日ダイエットはダイエットが長続きしない人にとって非常にありがたいやり方の一つです。
多くのダイエットでは日々食事制限や糖質制限、運動といったものが必須になりますし、お酒が大好きな人には辛い禁酒も待っていたりするわけですが、それが平日だけならば乗り越えられる可能性が高まるでしょう。
本記事ではこの平日ダイエットのやり方を中心にお伝えしたいと思います。
平日ダイエットとは?
平日ダイエットとは平日だけダイエットを実行して、休日はダイエットを休むというオンとオフの切り替えがあるダイエット法です。
通常のダイエットは目標に到達するまでひたすら我慢し続ける必要がありますが、このダイエットは休日は休むことが出来るので好きなものを食べられますし運動も休めます。
もちろん、このダイエット理論にはメリットとデメリットがありますので、実行する人は両方ともしっかりと理解しておく必要があります。
比較的難易度の低いダイエットではありますが、個人的にはその分効果に関してはちょっと疑っているダイエット法ではあります。
やり方について
平日ダイエットのやり方は結構複雑なので、ポイントごとに分けて解説いたします。
禁酒は必要ですが、断食といった要素はありませんのでそこまで厳しいものでは無いでしょう。
平日だけ食事制限
基本的な考え方として、消費カロリーを上回るような食事はしていけません。
必ず摂取カロリーが消費カロリーよりも下回るように調整しましょう。
とにかくカロリー・塩分・糖質・脂質の何れもが控えめな食事を平日は続けましょう。
平日だけ糖質制限
体重を減らす方法としても非常に重要なのが、摂取カロリーを減らすことと糖質摂取量を減らすことです。
そのため、できる限り糖質が多い炭水化物は平日の間我慢する必要があります。
とにかく、白いお米やパンや麺類は徹底的に平日は避けましょう。
具体的には炭水化物には玄米を用い、和風の定食がいいでしょう。
平日だけ運動
できる限り効率的に痩せるためには消費カロリーを増やさないといけません。
そのためにも必須となるのが有酸素運動です。
有酸素運動は消費カロリーを増やせますし、余分な脂肪を燃焼できるので必須と言えます。
また、痩せたあとに更にスタイルを良くするためにも筋トレも必須と考えた方が良いでしょう。
理想としては、ストレッチ→筋トレ→有酸素運動という流れを毎日実行することです。
昼間は仕事の人が平日の夜に行う運動メニュー例3選
それでは具体的に昼間が仕事で平日の夜にしか運動が出来ないという方向けの運動を紹介いたします。
ジムすら空いていない時間と考えて、自分一人で出来るもののみをピックアップします。
サーキットトレーニング
とにかく時間が無いけど身体を鍛えて美しく痩せたいという方は、かなり濃密な短時間を過ごす必要があります。
その方法の一つがサーキットトレーニングです。
このサーキットトレーニングは無酸素運動を連続して行うという特殊なトレーニングでかなりキツイですが、全部連続して実行できれば有酸素運動のように脂肪を燃焼させることが可能となります。
ビリーズブートキャンプ
一昔前に流行ったダイエット向けのトレーニングですが、これはめちゃくちゃ短期集中型の軍隊式エクササイズで室内でも可能なので本気で痩せたいという方にはおすすめとなります。
ただし、本当にきつくて続けられないという気持ちになりやすいというデメリットがありますが、休日は休むことができるので乗り越えられる可能性は高いのではないかと思います。
色々なプログラムがありますが、このプログラムは5分と短いのでやり易いです。
ただ効果がなかなか出ない場合は、もう少し時間を増やす必要があるかと思います。
フラフープ
フラフープを購入しなければいけないというデメリットはありますが、室内でも出来る効率的な有酸素運動なので、こちらもかなりおすすめとなります。
先に挙げたサーキットトレーニングやビリーズブートキャンプに比べるとそこまで強度的にキツイものではないので続けやすいというのはメリットの一つでしょう。
土日は何でも食べてOK?
平日ダイエットは基本的には休日は好きに食事ができ、また身体を休めることもできるということです。
ある程度好きに食事が出来るので、ダイエット特有のストレスからは解放されやすいという大きなメリットがあります。
ただし、この好きに食事が出来るというのは「自分にとって好きなものをお腹がいっぱいになるまで好き勝手に食べる」という話ではないので注意しましょう。
実際に好き放題食べてしまっては、平日で頑張ったダイエット結果を全て台無しにしてしまいます。
いわゆる、無かったことになってしまうのです。
あくまでも休日は平日のダイエットによるストレスを解消するための期間として設置してください。
あらゆる行動が好き勝手に許されている解放された期間ではないのです。
いつもより少しダイエットへの意識を緩め、炭水化物が大好きという人や甘い物が大好きという人は、1人前といった制限をつけて摂取するようにしましょう。
基本的には1日の摂取カロリーは個々人の標準にしましょう。
ここでの制限をおろそかにすると高確率で失敗しますので、要注意です。
平日ダイエットのメリット・デメリット
この平日ダイエットのメリットは休日をダイエットからの解放期間として設けることが出来るということでしょう。
ダイエットは今までの生活に比べ制限が出てきてしまい、ひたすら我慢する修行のようなものなので、ずっと我慢し続けるといつか暴発したりします。
しかし、この我慢から解放される期間があれば、ダイエットによるストレスが発散されるので失敗確率が低下するのです。
また即効性がない代わりに、少しずつ体重が減り、リバウンドがしにくいというメリットもあります。
デメリットは、休日の過ごし方があまりにも自堕落だと全く効果が無いと言うことです。
休日に好き放題することで平日の努力が全て無駄になるので、努力が嫌いで自堕落すぎる人は失敗する確率が高くなります。
つまり、努力が嫌いで楽をしたいという人向けのダイエットではありますが、あまりにも怠けると失敗するダイエットということです。
他のダイエットと変わりません。
それ以外には、このダイエットの痩せるまでの期間が長いというのは人によってはデメリットと感じるかもしれません。
平日ダイエットに関するよくある質問
朝何したら痩せる?
朝にこれをしたら必ず痩せるというものはないですが、朝目覚めた後は交感神経が活発になる時間帯なので、エネルギーを消費しやすい体になっています。
従いまして、10分でも20分でもいいので、この記事で挙げた運動やウォーキングといった有酸素運動を行うと、痩せやすくなるでしょう。
手っ取り早くその場で足踏み運動もいいです。
もちろん、たくさん時間を確保できる方は30~60分くらい有酸素運動を行うと痩せる可能性はより高まります。
ちなみに朝は体内の水分が不足ぎみなので、運動をする際は脱水症状にならないように、しっかり水分を摂りましょう。
太らない時間帯はいつですか?
15時くらいは脂肪細胞に脂肪を溜め込むたんぱく質のBMAL1(ビーマルワン)が最も少なくなります。
ですので「3時のおやつ」というのは理にかなっているのですね。
一方22時を過ぎるとBMAL1が増加します。
そして一般的にはこの時間帯は体を休める時間なので、運動量が少ないことも加わって脂肪が付きやすく太りやすい時間帯になります。
なお、基本の3食の太りにくい食事のタイミングは朝食は6時から7時くらい、昼食が12時から13時、夕食は18時から19時と言われています。
ただ、こういった知識を持っていても、食べる量が多くて太っている人もいれば、こういった知識が全く無くても、日々適量を食べ、良い体形を維持している人がいるのも事実です。
「この時間帯なら太りにくいので大丈夫!」と思って食べ過ぎてしまっていては本末転倒です。
このような知識を踏まえつつ、毎日適量の食事を摂ることが大切であることは言うまでもありません。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事では平日ダイエットについてお伝えいたしました。
このダイエットは個人的にあまり好きではありません。
平日と断言しているのに休日もある程度の制限が結局は生じているので、名前負けしていると感じているのです。
また、休日のだらけ具合ですぐにダイエットが意味のないものになってしまいがちなので、効果を見いだせていないという部分もあります。
本気で痩せたいという方は、日々節制した食生活を慣れるまで続けて運動もし続けることこそが大切なので、短期間でも集中してダイエットし続けた方が個人的には楽と考えています。
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