ローズヒップの成分や効能とダイエット効果!飲み方は?
ローズヒップティーはダイエット効果があると言われているハーブティーの一つです。
ハーブティーには多種多様なものがありますが、ローズヒップティーには特別な効果効能があるのでしょうか?
サプリメントもあるとのことなのですが、ダイエットに有効なものなのでしょうか?
本記事ではローズヒップティーにはどのようなダイエット効果があるのかを中心に記載して参ります。
ローズヒップとは?
ローズヒップは狂犬病に効くハーブとしてヨーロッパでは使われていたという歴史があり、第二次世界大戦中は海上封鎖をされて食料輸入が出来なくなったイギリスがビタミンCの補給のために使っていたという歴史があります。
ローズヒップティーは基本的にはローズヒップのみで作られているハーブティーですが、ハイビスカスとローズヒップを混ぜるのもメジャーな飲み方となっています。
味の特徴はローズヒップ単体でもなかなか酸っぱいのですが、ハイビスカスの酸っぱさが混ざって、かなりきつめの酸味になっております。
この酸味が苦手という人も多いのでまずは口に合うか1回飲んでみましょう。
商品によってはハイビスカスではなくルイボスティーがブレンドされているものもあります。
ローズヒップティーのダイエット効果
ローズヒップティのダイエット効果はローズヒップ特有のポリフェノールである「ティリロサイド」によるものでしょう。
このティリロサイドは内臓脂肪を減らす効果と脂肪燃焼効果があると言われており、とにかく運動を主体とするダイエットとは相性がいいのです。
ただし、運動をしないと効果が薄いので、その点だけは忘れないようにして下さい。
また、ビタミンCが圧倒的に多く、このビタミンCはストレスによって亜鉛と同じように消費される性質があるので、ビタミンCが多ければ多いほどストレス耐性が上がります。
ダイエットで食事制限や嫌いな運動をすると、どうしてもストレスが溜まってしまいますが、この栄養があれば我慢しやすくなるのです。
主なダイエット効果はこの二つですが、脂肪燃焼効果アップや内臓脂肪を減らす作用の二つは非常に効果的なので、男性でも女性でも有効活用できるでしょう。
飲み方は?
このようにダイエット向けの効果効能があるローズヒップをどのように摂取することがよりダイエット効果を発揮してくれるのでしょうか?
まず、ローズヒップに含まれているビタミンCは水溶性で高熱に弱いという性質があるので、熱くしすぎてはいけません。
プロビタミンCという熱に強い形で存在は出来るようですが、それでも85℃以上で破壊されるので、煮出すときは85℃以下にしてください。
また、ローズヒップの栄養素は煮だした後の出がらしにも含まれているので、捨ててはいけません。
実も食べることでティリロサイドの成分もきちんと摂取できるようになります。
また、脂肪燃焼効果を向上させる作用は運動をする前に摂取しておかないと発揮されないので有酸素運動を行う30分前くらいに摂取しておくといいでしょう。
サプリメントで摂る方法も?
ローズヒップはサプリメントでも摂取できます。
特にダイエット向けに作られているようなサプリメントは脂肪燃焼効果や内臓脂肪を減らす作用があるティリロサイドが多めに配合されているようで、そのようなタイプのものを摂取するのも良いでしょう。
有酸素運動前に摂取する、といった使い方ができるようになります。
これもダイエットに使うローズヒップの活用法として実践しましょう。
先に記載したように、ローズヒップティーはかなり強烈な酸味があるので飲めない人も多いのです。
その飲めない人でも効果効能にあやかりたいのならばサプリメントをうまく使いましょう。
ローズヒップの成分や効能
ローズヒップティーは色々とブレンドして売られているものが多いですが、一応ここではローズヒップの効果効能及び成分を解説いたします。
ローズヒップに含まれている栄養素としてはビタミンやミネラルが非常に豊富で、特に多いのがビタミンC・ビタミンE・鉄分・食物繊維・カルシウムです。
それ以外にもポリフェノールやリコピン、βカロテンが含まれています。
これらの栄養素によってシワの減少・肌荒れ回復・シミの減少・たるみ解消・毛穴の引き締め・ストレス耐性強化・免疫力アップなどの効果が期待できるでしょう。
特に抗酸化作用が非常に強いので、この抗酸化作用に基づく肌荒れ防止や老化防止作用はかなり強力なようです。
ローズヒップには、レモンの20倍のビタミンCが含まれているので、この抗酸化作用目的で摂取している人もいます。
副作用は?
ローズヒップの副作用はあまりにも多いビタミンCによるものがほとんどです。
もちろん、摂取しすぎなければ気にする必要は無いのですが、1日に3000mgほどの量を摂取することで副作用が出るようになるとのことです。
具体的には胃腸障害・下痢・吐き気・胸焼けといった症状が発生するのですが、1日3杯でも1杯で1000mg以上のローズヒップティーをガブ飲みすることになるのであり得ない量でしょう。
つまり、副作用のことはほとんど気にしなくても良いと言うことです。
基本的にどのようなものでも大量摂取して発生するマイナスの作用というのは当たり前のことなので、飲み過ぎた場合は何らかのよろしくないことが発生すると考えましょう。
特に、ハーブを使っている飲みものは要注意で、未だに解明されていない効果効能や成分が含まれている可能性がかなり高く、大量摂取していたら実はかなり危険だったというパターンもあり得ます。
このような危険性を考えてハーブの異常な量の摂取は絶対にやめましょう。
ダイエット効果の口コミはある?
ローズヒップはローズヒップティーとしても売られていますし、サプリメントにもありますのでそれら両方の商品レビューを確認するのがある意味一番いい口コミの確認となるでしょう。
しかし、このローズヒップティーダイエットはダイエットサイトの口コミまとめにしっかりと記載されているのでそこから確認するのも正解です。
参考にしたのは「ダイエットカフェ」のここのページ(https://www.diet-cafe.jp/2015/07/post-4264_nomikata.html)で、これの総合評価は5段階で2.9点となかなかに厳しい評価で、どうも体脂肪を減らす効果や脂肪燃焼効果を実感できている人は少ないようです。
この評価は正確には「ヘルスエイド ローズヒップ」というサプリメント商品の評価になりますが、それでも効果効能を感じていない人はほとんどの方が低評価をつけています。
最後に
以上、いかがだったでしょうか?
本記事ではローズヒップティーを使ったダイエット効果を紹介いたしました。
ローズヒップティーのダイエット効果はある程度はあると思いますが、基本的に運動ありきの効果なのでサプリメントやローズヒップティーだけを飲んでいるという人はほとんど効果効能を実感できないでしょう。
抗酸化作用による効果を感じられたりするかもしれませんが、体重を減らしたいという方は運動とセットにしないと意味が無いと個人的には思っております。
そのためサプリメントの評価で「サプリを飲んだけど痩せなかった」というものが増えてしまうのはしょうがないのではないかと思います。
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