ボルダリングの女性の効果や鍛えられる筋肉!体は引き締まる?
ボルダリングは2016年くらいから急激に流行し始めて、ダイエットにも効果があるのではないかという声も上がり始めました。
仮にダイエット目的で行おうとした場合、その頻度や、ランニングより減量効果が期待できるのかなど、色々と疑問が生じるかと思います。
かなりハードな運動なので、効果は高そうに感じますが、いかがなのでしょうか?
本記事ではボルダリングのダイエット効果や行う頻度を中心にお伝えしたいと思います。
ボルダリングとは?
ボルダリングとはロープを使わないでだいたい3~5mの壁や岩を登るというフリークライミングの一種です。
人工的な壁を用意して登ることが出来ることから室内スポーツの一環としても流行し始めています。
クライマーのトレーニングの一つとして扱われていたものが普通のクライミングよりも流行し始めた特殊な競技でもあるのでなかなかに面白いルーツを持っているのです。
山を登るにはいろんな準備が必要ですが、これはあくまでも山登りのためのトレーニングの一環であるため、山登りと比べても必要な用具が少なく、手軽にクライミング体験をすることが出来ます。
また、ジムによってはどのように登り切るのかの課題が設定されているので、その課題をクリアするパズル的な要素もあり、知力と体力と時の運を要求される一昔前の高校生クイズの様相があって大人にも人気になっているようです。
ダイエット効果は?
問題はダイエット効果があるかどうかです。
競技として楽しいという声も圧倒的に多いのですが、痩せるためにやるスポーツではありません。
はっきり言って瞬間的な筋肉が必要な種目に該当するので、無酸素運動に近いです。
登る→休憩する→登る→休憩する、この動作を繰り返すスポーツになりますので、ダイエット向きの有酸素運動ではないのです。
ただし、かなりいろんな部位の筋肉を使うことになりますので脂肪が落とされると言うよりは、筋肉が引き締められることで体全体が引き締まるようになると考えた方がいいでしょう。
実際に連続して登り続ければ多くのカロリーを消費することも可能ですが、トレーニングがてらゆっくりと登っていく人もいるのでカロリー消費もまばらで比較することも出来ません。
筋肉が満遍なくつくようになるので、結果として体が引き締まるようになって痩せられる可能性が増えると考えるのがいいでしょう。
頻度は?
ボルダリングは筋トレに近い要素があり、慣れていないうちは筋肉痛になる可能性も高いので毎日通うのはやめた方がいいでしょう。
ただし、間隔を空けすぎると体型維持も出来ませんので、理想は1週間に3回程度、時間が無い人は1週間に1回程度と考えた方がいいです。
とにかく前腕や広背筋を使うので、慣れないうちは痛みを感じるくらい筋肉痛になってしまいますので、日を開けた方がいいです。
人によってはすぐに筋肉痛が回復しないで2日から3日ほど痛みが発生するとのことなので、痛みの度合いを考えながら頻度は調整しましょう。
決まった回数はありませんので、自分で決めてくださいね。
女性にとって嬉しい効果がある?
ボルダリングは普段の生活では鍛えられないような筋肉を満遍なく鍛えることになりますので、継続することで全身の筋肉が満遍なく鍛えられます。
筋肉比率が多くなればなるほど、リンパの流れや血流が筋肉によって押し出されるようになり体の中を効率良く循環するようになるので、栄養の摂取効果が高まったり冷え性が改善される効果も期待できるでしょう。
筋トレが苦手な女性でも楽しみながら体を鍛えることが出来るというのもメリットになってきます。
ルールも難しくないのにゲーム性も高くなんとなく楽しんでいると理想的な体に近づけるという種目なのです。
鍛えられる筋肉は?
ボルダリングで必要になるのは、石や岩をつかんで自分の体重を支える握力登り切るための腕の力です。
そのため、圧倒的に鍛えられる筋肉は前腕屈筋群となるでしょう。
この前腕屈筋群とは前腕にある手首を曲げる時に使われる筋肉のことで円回内筋や橈側手根屈筋などで成り立っております。
ボルダリングはとにかく前腕を使うので慣れていない人はすぐにパンパンになるでしょう。
また、上腕二頭筋や上腕三頭筋も体を引っ張る動作や体を押すための動作に必要になるのでとにかく腕周りの筋肉が鍛えられるようになります。
また、自分の体を引っ張るためには背中の筋肉である広背筋も使いますので、たくましい背中を手に入れることも出来るでしょう。
他には移動の上で使う筋肉であるバランス感覚を司る体幹も関わってきます。
あとは、脚を引っかけて体を支えることもありますので、ハムストリングあたりも鍛えられるでしょう。
ボルダリングとランニングではどちらが減量する?
ボルダリングはどの程度行うのか、どのようなルートを辿ったのかで消費カロリーが大きく変わるスポーツなので、ランニングとの単純比較はできません。
しかも、無酸素運動と有酸素運動の比較になりますので、単純比較はなかなか難しいところがあります。
単純に痩せるかどうかで考えてみましょう。
ランニングを毎日継続的に実行して消費カロリーを稼いでいる人ならば、一気に痩せることも可能なので爆発力はランニングの方が上だと思います。
しかし体をしっかりと嫌える要素はボルダリングの方が上なので、ある程度の筋肉が欲しいという方はボルダリングの方がいいでしょう。
正直一長一短なので、個人的には筋トレのような感覚でボルダリングを実行して、それ以外に有酸素運動のランニングを実行すればいいと考えています。
ボルダリングでダイエットを成功させる秘訣は?
やはり継続性でしょう。
どの程度まで続けられるのかが鍵になります。
筋トレに近いのでとにかく筋肉はつけられますので、基礎代謝は増えると考えましょう。
しかし、脂肪燃焼効果はそこまで高くはないので、溜まっている脂肪を除去したいという方は別に有酸素運動を取り入れた方がいいです。
ボルダリングとランニングといった無酸素運動と有酸素運動の組み合わせが出来れば、概ね痩せることができるようになります。
ボルダリングは消費カロリーがかなり多いので両方で消費カロリーを稼げれば一気に痩せていくことも可能でしょう。
ボルダリングだけすれば痩せられるという考えではなく、筋トレの一環として考えてダイエット向けのランニングといった運動も必要であると考えてください。
ボルダリングの始め方は?
基本的にボルダリングはボルダリングが出来るジムに会員登録をするところからスタートします。
そして、いきなり登ることからチャレンジさせてくれるところは少なく、ある程度のトレーニングをして筋肉をつけるところからスタートするようです。
つまり、どこかのジムに登録して月謝や入会金を払って通い続ける必要があるということになります。
なので、今から始めたいという方は最寄りのジムを探すところからスタートとなります。
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はボルダリングを使ったダイエットについて調べて参りました。
ボルダリングは筋トレに近いものがありますので、ボルダリングのみで痩せるのはちょっと難しいです。
本気で脂肪をどうにかしたいという方は、脂肪燃焼効果がある有酸素運動を取り入れた方がいいでしょう。
ある程度の筋肉を満遍なく手に入れたいし楽しみたいという方むけのスポーツがこのボルダリングなので、ダイエットをしたいという方は別のスポーツから入ることをおすすめします。
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