辛いものを食べると汗をかくので痩せる?それとも痩せない?
辛いものを食べると、まるで運動をしているように体が熱くなり汗が出てきますよね。
それだけで「痩せるんじゃない?」と思ったりします。
ダイエット効果は高いのでしょうか?
そして辛いもの好きなお国柄として韓国が有名かと思いますが、2017年5月21日に経済協力開発機構(OECD)が発表した「肥満アップデート2017」によると、OECDの平均肥満率は19.5%に対し韓国は5.3%と低いデータが出たそうです。
これは辛いものの効果なのかもしれません。
本記事では辛いものを食べて汗が出ることで痩せるのかということをお伝えし、ダイエット効果について触れたいと思います。
辛いものを食べると汗をかき痩せるって本当?
辛いものを食べて汗がたくさん出る!
痩せるのか?
というと、単純に食べる前後を比較すると食後の方が体重は減っているでしょう。
こういった視点で見ると痩せると言えるかもしれません。
ただ、これでダイエット成功と言えるかというと、ただ単に体の水分が抜けただけなので、また体が抜けた水分を取り戻そうとして、水分摂取をすれば、すぐに元の体重に戻ってしまいます。
そして、この抜けた水分というのは体にとって必要なものなので、摂取する必要があります。
つまり、体の脂肪が燃焼され無くならないと、根本的に痩せたことにはならないので、辛いものを食べて汗をかくと、根本的に痩せるとは言えないという結論になります。
じゃあダイエット効果はないの?真相は?
では辛いものを食べることはダイエットには繋がらないのでしょうか?
これに関しては決してそのようなことはありません。
ダイエット効果はあります。
辛いものの代表である唐辛子にはカプサイシンという成分が含まれています。
このカプサイシンを摂取すると、アドレナリンの分泌が増えます。
アドレナリンがたくさん分泌されると体温が上がり代謝が良くなります。
代謝が上がると脂肪が燃えやすい状態になります。
この時に有酸素運動を行うと、普通に有酸素運動を行った場合に比べ、少なからず脂肪燃焼効率が上がることが期待できます。
ですので、ダイエット効果がないという分けではありません。
ダイエットの基本
ダイエットの基本はちゃんとした食事のコントロールと運動に尽きます。
運動をする時間が無いほど、忙しくされている方は、正しいダイエットを行うのが難しいかもしれませんが、少なからずあるという方は運動を取り入れたダイエットを行いましょう。
体の脂肪というのは筋肉が活動する上で、必要なエネルギーとして使われます。
筋肉が使われれば鍛えられ、より多くのエネルギーを必要とする体になりますので、更に脂肪燃焼効率がアップします。
そして、食事に関しても本来、我慢して苦しい思いをして痩せるなんていう必要は全くないのです。
体に必要な適切な量を摂れば太ることはありません。
甘いものも適切な量を摂取する分には全く我慢する必要もありません。
本来は体に必要な分量の食べ物を摂るということは、有り難いものであり、満足できるはずのものなのです。
でも、人によっては必要以上に食べたいという欲求が出ることもあるのも事実でしょう。
でもここは上手くコントロールしなければなりません。
このコントロールは、それほど苦労せねばばらないものではないはずです。
この、ちょっとした辛抱ができないことの結果として「太る」というのは至極自然なことなので、受け入れるしかありません。
そして、体というのは人間にとって動くことのできる大変有り難いものです。
運動ができなきなったら大変です。
体を動かせる有り難さをかみしめ、日々適度な運動を行い、食べられる有り難さをかみしめ、感謝して適切な食事を行う、本来あるべき行動を取る(あたりまえのことをあたりまえに行う)ことで、太らずにいられると思いますので、痩せたいという方におかれましては、ぜひ意識改革を行って頂ければと思います。
そのダイエットの一助として、辛いものを食べるのは良いのではないかと思います。
最後に
辛いものを食べると汗をかき痩せるって本当か?ということをメインテーマに書き綴って参りました。
汗をかいたからといって、痩せる分けではなく、唐辛子に含まれるカプサイシンによって代謝がアップし、痩せやすい状態になります。
この状態で、有酸素運動を行うことで、少なからず脂肪燃焼効率が上がるということでした。
正しくダイエットをするにはやはり王道である運動と適切に食事のコントロールを行う。
これに尽きます。
その中で、王道のダイエット法の一助として、辛いものを活用するのは良いのではないかと思います。
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