シナモンのダイエット効果や栄養と効能!過剰摂取の副作用は?
シナモンを日頃から摂っている人は少ないかもしれませんが、摂取量を守ればダイエット方法の一つになるという話があります。
シナモンを食べたことのある方は甘いイメージがあるかもしれませんし、レシピとしてはちみつ入りのものもあったりして、本当にダイエットに繋がるのか疑問に思ってしまうかもしれません。
シナモンとはいったいどのような物で、どのようにダイエットに生かすのでしょうか?
本記事ではシナモンを使ったダイエット方法やレシピを中心にお伝えしたいと思います。
シナモンとは?
最初にシナモンについてですが、別名桂皮と呼ばれていて、香辛料の一種でありながら漢方にも使われる特殊な存在になっております。
中国南部でも取れますが、インドやスリランカからも供給されている代物となっております。
どうやら品質の良いスリランカ産とインド産のものをシナモンとしてほかのインドシナ産や中国産のものはキャッシャーと呼ばれているようです。
薬用として使われているだけあって、独特な香りを楽しんで香辛料として使う以外にも健康作用も高く、日本でも常備されている方も増えています。
スパイスの王様と呼ばれている香辛料ではありますが、摂取のし過ぎは薬の大量摂取のように副作用が出てしまうので要注意となっております。
クミンなど香辛料はダイエットに有効という話があり、その1つであるシナモンに関しても活かせると考えられております。
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シナモンの摂取量とダイエット方法
シナモンをダイエットに使う場合に注意すべきは摂取量です。
1日あたりの摂取量は0.6~3.0gという報告もあれば、2~3日に1~3gが適量という報告もあります。
上限が設けられている理由の1つにシナモンに含まれるクマリンという成分が関係しているようです。
ドイツ連邦リスクアセスメント研究所では健康への影響上問題ないとされるクマリンの1日当たりの摂取量が体重1kgあたりに0.1mgと発表しているのと同時にシナモンの種類別の摂取量について次のように報告しているそうです。
セイロンシナモン:364.58g、カシア:1.53g、ベトナム産カシア:0.92g
シナモンの摂取にあたっては種類としてセイロンシナモンが好ましいと言えます。
摂取方法は何でもよさそうです。
コーヒーや紅茶やココアにシナモンパウダーを入れるというやり方もありますし、シナモンヨーグルトやトーストにしてしまうのもいいでしょう。
上記の目安量をオーバーしないように調整しながら摂取してくださいね。
参考サイト:ひらつかスパイス農園 https://hiratsukaspice.com/cinnamon-side-effects/#BfRTDI
シナモン&はちみつのドリンクがよりダイエットに効果的?
はちみつとシナモンをセットにするとより優れたパワーを発揮するということで、この蜂蜜とシナモンのセットは合わせてよく推奨されております。
免疫力の向上作用や抗酸化作用アップによるエイジングケア能力アップ作用もありますし、風邪をひいているときにシナモンと蜂蜜を溶かしたものを摂取するとのどの痛みなどが取れるので効果的という声もあります。
更にシナモンと蜂蜜をセットにすると基礎代謝がより向上しやすくなるので、ダイエット効果も上がるという情報もあるのです。
蜂蜜を摂取する場合には100%天然オーガニックのもの、そしてシナモンもオーガニックのものを用意して一緒に食べるようにしましょう。
シナモンを使ったダイエットレシピ3選
それでは最後にシナモンを使ったダイエットレシピを3つほどご紹介させていただきます。
①糖質オフ♪おからとバナナの米粉ケーキ
【材料】5人以上分
米粉 40g、おからパウダー 15g、ベーキングパウダー 4g、卵 1個、黒糖(粉末) 30g、太白ごま油(サラダ油OK) 40g、豆乳 50g、バナナ 100g、シナモンパウダー 適量
【作り方】
1.オーブンを170度にあたためておく。パウンド型に敷き紙を敷いておく。(私は今回細身の型を使用しています)
2.卵に黒糖をいれてよく混ぜる。太白ごま油、豆乳、潰したバナナをいれて混ぜる。
3.米粉、おからパウダー、シナモンパウダー、ベーキングパウダーをいれて混ぜる。
4.型にいれる。170度のオーブンで25分くらい焼く。竹串でさして何もついてこなかったらOK。
いわゆるダイエット効果の高い糖質オフの米粉ケーキです。
おやつのような感覚で摂取できますが非常にヘルシーなので間食が我慢できないときに食べるようにしましょう。
出典:レシピブログ http://www.recipe-blog.jp/profile/33453/recipe/716633
②ホットヨーグルト
【材料】1人分
ヨーグルト 200ml、水 30ml、ハチミツ 小さじ1、シナモン 少々
【作り方】
1.耐熱性のマグカップにヨーグルト、水、ハチミツを入れてよく混ぜる。
2.電子レンジで1分40秒温める。
3.シナモンをふる。
ヨーグルトとシナモンを合わせて摂取することは多くの場所で推奨されており、その代表となるレシピと言えるでしょう。
食欲がないときやダイエット中の朝ご飯にどうぞ。
出典:レシピブログ http://www.recipe-blog.jp/profile/110260/recipe/893372
③ダイエット中のおやつに♪こんにゃくde黒蜜きな粉
【材 料】(2~3人分)
板こんにゃく1枚、砂糖大さじ4、水200cc、☆きな粉大さじ2、☆シナモン小さじ2、☆砂糖大さじ1、☆塩ひとつまみ、黒蜜適宜
【作り方】
1.こんにゃくは5mm程の厚さの薄切りにし、中央部縦に2cmほどの切り込みを入れます。片方の端を切り込みにくぐらせます。
2.手綱こんにゃくができます。
3.鍋に水、砂糖(大さじ4)を入れ煮溶かし、こんにゃくを加え沸騰させ4~5分煮ます。火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。
4.ボウルに☆の材料を混ぜ、水分を切ったこんにゃくを加えまぶします。
5.器に盛り、食べる時にお好みで黒蜜をかけていただきます。
こちらもシナモンを使ったダイエットおやつです。
こんにゃくを使っているヘルシーおやつなので、こちらも間食を低カロリーにしたい人向けと言えるでしょう。
出典:楽天レシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1570005589/
シナモンのダイエット効果について
シナモンのダイエット効果としては血糖値を安定化させる作用が挙げられます。
これはシナモンに含まれているプロアントシアニジンという成分がインスリンの分泌を活性化し血糖値を安定化させてくれるとされています。
血糖値の急上昇がなくなればそれだけ糖が脂肪になりにくくなりますので、ダイエットしやすい状態にしてくれるのです。
また、シナモンには抗バクテリア作用があり腸内にいる悪玉菌を駆逐する作用や毛細血管を活性化させることでむくみが軽減される作用もありますので、便秘解消によるおなかの張りの減少やデトックス効果による脚足痩せにつながります。
参考サイト:CYAN https://cyanmag.jp/19
過剰摂取による副作用は?
クマリンによる健康への影響という話を先にしていますが、副作用としてどのようなものがあるのでしょうか?
この成分は大量に摂取することで肝臓に大きな負担をかけるようになってしまいますので、肝機能障害になる恐れがあるとのことです。
このクマリンが毒というわけではないのですが、大量摂取が危険と考えてください。
その他にシナモンに対してアレルギー症状を引き起こす人もいますので、アレルギー反応が出てしまった人はすぐにでも摂取をストップしましょう。
そして一番気を付けてもらいたいことが妊婦さんで、シナモンの香りの素となっている桂皮アルデヒドは子宮収縮を促し早産を発生させる恐れがあり、胎児に悪影響をもたらす可能性もあると言われております。
そのため、妊婦さんは絶対に摂取してはいけない香辛料となっているのです。
シナモンの買い方は?
シナモンはシナモンパウダーとしてスーパーといったお店で問題なく購入できますし、Amazonといったネット通販でも問題なく購入できますので、初めて購入するという方はお気軽にネット通販を使うといいでしょう。
Amazonや楽天の消費者は人気商品にかなりのレビューを載せていますのでそちらを参考にしましょう。
Amazonの有名どころは「マスコット セイロンシナモンパウダー」といったところでしょうが、それ以外にもいろいろとありますので自分でピンとくるものを探してくださいね。
栄養や効能について
シナモンティーとして毎日摂取して健康効果を感じている人も多いでしょうが、このシナモンは本当に人体にプラスとなる作用が多いのです。
このシナモンに含まれている主な栄養素はビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分・亜鉛などで、このように成分を見るとある程度効能も見えてくるでしょう。
具体的な効能は血行改善・血糖値の安定化・抗酸化作用・抗菌作用・むくみ解消作用・便秘軽減・美肌作用といったところでしょうか。
シナモンに含まれる桂皮アルデヒドは毛細血管を丈夫にする作用があり血管を拡張してくれますし、アラキドン酸によって血液をサラサラにする効果が期待されるので、血管トラブルには非常に強い香辛料なのです。
また、シナモンの甘い香りは鎮静作用もあり気持ちを落ち着かせてくれるので、ストレス対策にも使えるでしょう。
シナモンを活かしたダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
TOPLOG シナモンを取り入れたダイエット方法とは?効果ややり方、注意点
最後に
以上、いかがだったでしょうか。
今回はシナモンを使ったダイエットについて記載しました。
シナモンは漢方に使われるくらい非常に栄養満点な香辛料となっています。
しかし、摂取しすぎると副作用が発生してしまうので、必ず量は制限したほうがいいでしょう。
ただし、シナモンを摂取するだけで体重が減少するというシンプルなものではありませんので、出来る限り食事の量のコントロールや糖質やカロリーの制限、そして消費カロリーを増やすためのちょっとした運動を取り入れてくださいね。
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