ブランリッチと他のシリアルを比較!ダイエットに一番おすすめは?
オールブランのブランリッチはシリアルの中で最もダイエットに有効という声があります。
基本的にシリアルは手っ取り早く食べることができ、栄養補給もできるということで、朝食に用いる人が多いようですが、中にはダイエット目的で食べている方もいます。
元々シリアルはアメリカのケロッグ博士によって、療養食として開発された栄養価の高い食品だったようですが、今では美味しさの追求が進み、糖分をたっぷり含むシリアルも増えているようです。
ですのでシリアルをダイエット目的で食べる場合はそれに相応しい商品を選ぶ必要があるのですが、ブランリッチが最良なのでしょうか?
本記事ではブランリッチのダイエットへの有効性を中心にお伝えしたいと思います。
オールブランのブランリッチとは?
オールブランのブランリッチとはアメリカのケロッグ社100%出資の日本ケロッグ合同会社が提供するシリアル商品の1つです。
ケロッグ社は複数のシリアルを提供していますが、オールブランというブランドのシリアルには5種類あり(2022年12月現在)、その中の1つがブランリッチとなっています。
5種類のシリアルにつきましては次のサイトをご覧ください。
ケロッグ・オールブラン) https://www.kelloggs.com/ja-jp/products/all-bran.html
オールブランブランリッチのダイエット効果は?
ブランリッチの1食分40gの中にはカロリーが141kcal、糖質が19.9g、食物繊維が11.0g含まれています。
カロリー、糖質ともにかなり低いと言えるでしょう。
食物繊維においては1日に必要な量が約20gと言われているのですが、ブランリッチ1食分でその半分が摂れてしまうというのはかなり多い量と言えるでしょう。
そしてこのブランリッチの食物繊維は善玉菌を増やし、腸内環境を改善する働きがあり、良好な腸内環境は代謝アップ効果や便秘解消効果といったダイエット効果をもたらしてくれます。
このような点からオールブランブのブランリッチはダイエット効果がある食品と言えるのです。
シリアルの種類は?
シリアルの中でブランリッチが最もダイエット効果があるのかを見て行きたいと思いますが、その上でまずシリアルの種類についてみて行きましょう。
シリアルの大まかな種類としては「コーンフレーク」「オートミール」「ミューズリー」「グラノーラ」「ブラン」があります。
それぞれの特徴を見て行きましょう。
コーンフレーク
とうもろこしを砕いて作った粉末を水で練り、加熱して成型したシリアルです。
チョコレートやストロベリー味など甘い味が付いているコーンフレークが一般的で、牛乳をかけたり、ドライフルーツやナッツ類を入れたりと食べ方のバリエーションが豊富です。
オートミール
オーツ麦を脱穀して潰して作られるシリアルです。
糖質が少なく、食物繊維が白米の19倍も含まれていることから、ダイエットにも活用できると言われています。
ミューズリー
ミューズリーは、オーツ麦、小麦、大麦、ライ麦など数種類の穀物とドライフルーツ、ナッツなどが入ったシリアル食品のことを言います。
シリアルは硬い食感のものが多いですが、ミューズリーは非加熱の穀物を使っていることから比較的食感が柔らかめになっています。
グラノーラ
オートミールや麦、玄米、トウモロコシなどの穀物の加工品にナッツ類などを混ぜ合わせ、植物油や砂糖、ハチミツなどの甘味料を使ってオーブンで焼き上げたシリアルの一種です。
甘味料が使われていることから、シリアルの中でも非常に食べやすくなっているのが特徴です。
加熱処理が行われているので素材が持つ栄養素によっては壊されるものがあり、他のシリアルに比べて栄養価は低くなっていますが、メーカーによってはビタミンを添加していることもあるので栄養バランスは悪くないものが多いようです。
ブラン
「ふすま」という小麦の表面の皮で作られたシリアルです。
小麦ひと粒は「胚乳」「表皮」「胚芽」からできていますが、一般的な小麦粉はこの中の胚乳という部分だけを使って作られています。
あとの表皮と胚芽は取り除かれてしまうのですが、ブランとはこの表皮の部分を言います。
食物繊維やカルシウム、鉄などの栄養素を多く含んでいるのが特徴です。
オールブランはこのブランの分類に入ります。
ダイエットに効果的なシリアルとは?
では次にダイエットに効果的なシリアルとはどのようなものなのでしょうか?
基本的な項目を挙げると、低カロリーで低糖質、そして食物繊維が豊富なものになります。
低カロリーで低糖質の食品がダイエットに有効なのは多くの方がご存じのことでしょう。
食物繊維には先に触れた腸内環境を整える働きの他、血糖値の上昇を抑えることや消化に時間がかかることから腹持ちを良くするという特徴があり、これらもダイエットに有効となります。
結論としては低カロリー・低糖質で食物繊維が豊富なシリアルがダイエットに効果的と言えます。
シリアルの中で最もダイエットに効果的な種類は?
では低カロリー・低糖質で食物繊維が豊富なシリアルという観点から、先に紹介したシリアルの種類の中で最もダイエットに効果的と言えるものを挙げてみましょう。
先に記載のとおりブランリッチはブランに属し、さしあたりここでは他のブランの商品との比較は省かせて頂きます。
コーンフレーク
コーンフレーク40gあたりのカロリー、糖質、食物繊維量をみてみましょう。
商品により差はあるかもしれませんが、概ね次の通りとなっています。
カロリー: 152kcal、糖質量:32.5g、食物繊維:2.4g
オールブランのブランリッチと比較すると、カロリーと糖質は高く、食物繊維は低くなっています。
従いましてブランリッチの方がダイエット向きということになります。
参考資料)文部科学省「エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)」
オートミール
オートミール40gあたりのカロリー、糖質、食物繊維量はそれぞれ152kcal、23.9g、3.8gとなっており、コーンフレークよりはダイエット向きと言えますが、こちらもブランリッチの方がよりダイエット向きです。
参考資料)文部科学省「エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)」
ミューズリー
ミューズリー40gあたりのカロリー、糖質、食物繊維量はそれぞれ148kcal、23.9g、3.5gとなっており、オートミールとほぼ同じ値になっています。
従いましてブランリッチの方がよりダイエット向きと言えます。
参考資料)株式会社メグカンパニー メグミューズリー http://www.megcompany.jp/products/muesli.html
グラノーラ
グラノーラに関しましては上記種類の中でお伝えしていますように甘い味付けがなされており、詳細を記載するまでもなく、糖質が多く、食物繊維に至ってはブランリッチより少なくなっています。
従いまして、ブランリッチよりダイエット効果が低いのは明らかです。
結論
ブラン以外のシリアルとブランンリッチを比較した場合、最もブランリッチがカロリーおよび糖質が少なく、食物繊維が豊富なので、一番ダイエット向きと言えます。
やはりオールブランのブランリッチが最もダイエット向き?
あと残るはブランリッチがブランの分類の中で、最もダイエット向きなのかどうかということになります。
まずケロッグのオールブランにはブランリッチの他に「ブランリッチ ほっとひといきショコラ」「フルーツ ミックス」「ブラン チョコフレーク」「ブランフレーク」といった商品がありますが、どれよりもブランリッチの方が、カロリーと糖質が少なく、食物繊維が豊富となっています。
従いまして、オールブランの中ではブランリッチが最もダイエットに効果的と言えます。
ではケロッグ社の商品以外にブランのシリアルで候補となるものがあるのかということで、有力な商品をピックアップしました。
それぞれの40gあたりのカロリーと糖質および食物繊維の量を見て評価してみましょう。
まるごと有機のブランチップス
カロリー:約152kcal、糖質:約21.4g、食物繊維:約6gと想定。
糖質と食物繊維の具体的な数値表記がなされている情報が見つからないのですが、炭水化物が40gあたり27.4gとの表記があり、「1食分(40g)で、成人女性の1日に必要な食物繊維(18g以上)の約1/3を摂ることができます」とあるので、ここから食物繊維は約6gと見ています。
炭水化物の中の約6gが食物繊維と見ることができるので、糖質は約21.4gと算出しています。
この商品もかなりダイエット向けだと思いますが、数値的にはブランリッチの方がダイエット向きと言えます。
参考情報)
桜井食品株式会社 https://www.sakuraifoods.com/product/512300.html
amazon シリアル オーガニック 徳用 1kg まるごと有機のブランチップス
アララ クランチ ブラン ミューズリー
カロリー:約163kcal、糖質:約27.4g、食物繊維:約3.4gとなっています。
この商品でも十分ダイエットに用いれると思いますが、食物繊維の量はかなりブランリッチの方が多いですので、やはりブランリッチの方がダイエット向きと言えるでしょう。
参考情報)amazon アララ クランチ ブラン ミューズリー 800g
日清シスコ シスコウェルネス 1日分の食物繊維
カロリー:約132kcal、糖質:約17.6g、食物繊維:約14.9gとなっています。
日清シスコさんから出ているこちらの商品はすごいです。
40gあたりのカロリーおよび糖質はブランリッチを下回っています。
そして食物繊維は上回っています。
この商品の1食分は50gとのことで、50gあたりの食物繊維は18.6gとなっており、1日の必要な食物繊維が摂れてしまうという優れものです。
ブランリッチよりも更にダイエット向きと言えるでしょう。
参考情報)amazon 日清シスコ シスコウェルネス 1日分の食物繊維 200g ×6袋
ファミリア スイスチョコビッツ
カロリー:約180kcal、糖質:約32g、食物繊維:約2gとなっています。
食物繊維の量が英語表記の部分でしか確認できないのですが、100gあたりの「Dietary fiber」の箇所に5gと記載があり、これは食物繊維の表記で相違ないと見ています。
やはり、ブランリッチの方がダイエット向きと言えます。
参考情報)amazon ファミリア スイスチョコビッツ 375g
エルサンク・ジャポン 有機ブランチップス
カロリー:約126kcal、糖質:約13.6g、食物繊維:約12.5gとなっています。
原産国がフランスですが、こちらも優秀なダイエット向きの商品となっています。
カロリーおよび糖質ともにブランリッチを下回り、食物繊維は上回っています。
大差はないですが、こちらの商品の方がよりダイエット向きと言えます。
では「日清シスコ シスコウェルネス1日分の食物繊維」と比較してどうかということですが、カロリーと糖質は下回っており、食物繊維も下回っています。
これは甲乙つけがたく、どちらでも良いというレベルですが、ほんの少しカロリーと糖質が少ない分、よりこちらの方がダイエット向きと言えるかなーと思います。
参考情報)amazon エルサンク・ジャポン 有機ブランチップス 200g
アララ ブランベリー ミューズリー
カロリー:約145kcal、糖質:約29.2.g、食物繊維:約5.2gとなっています。
こちらもダイエット向きのシリアルですが、ブランリッチと比べると、カロリーおよび糖質は高く、食物繊維は少ないので、ブランリッチの方がよりダイエット向きと言えるでしょう。
参考情報)amazon アララ ブランベリー ミューズリー 300g×6個
エルサンクジャポン 有機シリアルハイファイバー プレミアム
カロリー:約153kcal、糖質:約20.8.g、食物繊維:約4.4gとなっています。
先に紹介したフランスのエルサンクジャポン社さんの別商品ですが、先ほどの「有機ブランチップス」よりもカロリーと糖質は高くなっており、食物繊維は少なくなっています。
そして、この数値を見る限りではブランリッチの方がダイエット向きとなっています。
参考情報)amazon エルサンクジャポン 有機シリアルハイファイバー プレミアム 480g
結論
カロリー、糖質、食物繊維という観点から見た場合、最もダイエット向きと言えるのはエルサンク・ジャポンさんの「エルサンク・ジャポン 有機ブランチップス」と判断致します。
次は日清シスコさんの「シスコウェルネス 1日分の食物繊維」。
そしてオールブランのブランリッチは3番目と考えます。
ただ、この項で挙げた商品は何れもダイエット向きですので、あとは味の好みとお値段で決められるのが良いのではないかと思います。
シリアルを用いてダイエットを行うにあたっては、次のオールブランを使ったダイエットに関するページが参考になると思いますので、よろしければ参考にしてみて下さい。
オールブランダイエットのやり方は夜が効果的か!痩せた口コミは?
オールブランは次のサイトで購入ができます。
amazon ケロッグ オールブラン ブランリッチ210g ×6袋 機能性表示食品
最後に
以上いかがでしたでしょうか?
本記事ではオールブランのブランリッチがシリアルの中で最もダイエット向きかという観点で、他のシリアルと比較してまとめてきました。
シリアルのメリットはそれなりに栄養が摂れ、手っ取り早く食べられるという点が大きいかと思います。
上手くシリアルを活用して、ダイエットに生かして頂ければと思います。
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