GLP-1ダイエットの効果や方法!運動や食事制限なしで痩せられる?

GLP-1

GLP-1ダイエットってどんなダイエット法なの?

ダイエットというと「運動をしたり食事内容を変えることで行うもの」というのが一般的な考え方かと思います。

運動面では筋トレをしたり、何かしらの有酸素運動をしたり、食事面では量を制限したり、カロリーや糖質の少ないダイエット食品に置き換えたり。

ところが、運動や食事を変えずにダイエット効果があり痩せられるというというのが東京GLPクリニック院長の深堀純也ドクターが提唱するGLP-1ダイエットです。

いったいどのようなダイエット法なのか調べて記載したいと思います。


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GLP-1って何?


私たちが食事をすると、その食べ物が消化し吸収される過程の中で、小腸が刺激されて分泌されるホルモンがあります。

その中にこのGLP-1というものがあり、このホルモンは膵臓のβ細胞にあるGLP-1受容体に結合します。

この時、血液中のブドウ糖濃度が高ければ、インスリン(下記参照)の分泌を促します

インスリン(インシュリン)は膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一種です。
膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる細胞の集まりがあり、その中のβ細胞から分泌されます。

食後に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。細胞の表面にはインスリン受容体があり、インスリンがこの受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこみ、エネルギー源として利用します。余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられますが、その合成を促進するのもインスリンの働きです。

厚生労働省 e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-011.html)より

GLP-1の働き

インスリンの分泌を促進する以外のGLP-1の働きをいくつか紹介したいと思います。

食欲を抑え、神経細胞を保護する


GLP-1は脳の食欲中枢の機能を抑える働きがあるとのこと。

この機能により肥満解消に多大な効果があるとされています。

その他にもアルツハイマーの予防にも効果があるのでは?と言われ始めており、現在研究が進んでいるそうです。

胃の蠕動運動が抑制されて、食欲ダウン


GLP-1には胃の蠕動運動を抑制する働きがあり、そうなると消化力が落ちますので、空腹になるまでに時間がかかります。

そのことで食欲が落ち食べる量が減るとのことです。

ブドウ糖の産生を抑える


過剰な糖質や脂質は中性脂肪に変わり、肝臓に蓄積されます。

肝臓の脂肪蓄積量が30%を超えると脂肪肝となり、狭心症や心筋梗塞などの心疾患につながる確率が高まるとのこと。

GLP-1はブドウ糖の産生を抑え、このような脂肪肝の抑制効果が期待されているそうです。

余分な脂肪を燃やしてエネルギー代謝をアップ


皮下や内臓には白色脂肪細胞と言って、体内の余分なエネルギーを脂肪として蓄積させる働きを持つものがあります。

GLP-1はこの白色脂肪細胞の分解を促す一方で、褐色脂肪細胞という脂肪を分解して熱を発生させる働きを促進するので、エネルギー代謝の向上が見込めるとのこと。

GLP-1のダイエット効果

GLP-1のダイエット効果としては体重が重い人の方がより効果が出やすいとされています。

平均的には2~3か月でスタート時の5~10%の減少が可能とのことです。

上記のGLP-1の働きにありますが、確実に食欲が抑制されるので、体重が落ちやすいということです。

運動や食事制限をすることなく、これだけの効果が見込めるとことが、このダイエット法の魅力かと思います。

従いまして、今まで何をやってもダイエットが上手くいかなかったという方でも効果が出る可能性が高いのが、このダイエット法の特徴となっています。

但し、10㎏以上痩せたい場合は、GLP-1だけでは限界があるかもしれず、その場合は運動を加えるとか別の療法を医師と相談しながら、進めていくそうです。

やり方は?


ダイエットのやり方は医師にGLP-1受容体作動薬を処方してもらい、毎日1回腹部に自分で注射をするとのことです。

医師の指導のもと、最初は少量からスタートし、食欲抑制効果の度合いを見ながら体重に応じて必要があれば量を増やして様子をみていくそうです。

デメリットとして副作用的なものも出る可能性があるらしく、それは胃や腸の蠕動運動が抑制されることで、吐き気やむかつきといった症状とのこと。


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ただ、このような症状があるがために食べ過ぎ防止になるという利点に繋がっているようです。

ダイエット中に心がけること

ただ単にGLP-1の注射をするだけでなく、合わせて次のような、ちょっと意識して欲しい事項もあります。

しっかり水分を摂り便秘を抑制する


便秘がちな人には1日2リットルの水分摂取が推奨されているとのこと。

何を飲んでいいわけではなく、水やノンカフェインのお茶を飲むことが推奨されています。

それでも便秘が解消しない場合は医師との相談のもと便秘薬など、対策が施されるようです。

分割して少量ずつ食べる


GLP-1受容体作動薬の投与により、一度に食べられる量が減りますので、1回の食事で用意する量を減らしましょう。

そして早食いを控えることも大切です。

ただ栄養不足に陥っては行けませんので、こまめに食べることが推奨されています。

食事内容の見直しも大切


糖質を控えながら、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富な野菜や海藻類、豆類の摂取が大切です。

唐揚げやハンバーグがメインだった方は魚に切り替えられることがおすすめです。

ジャンクフードやお菓子など油の多い物でお腹を満たすのは栄養バランスから見ても良くないのは皆さんがご存じのところかと思います。

激しい運動は避け有酸素運動を行う


GLP-1受容体作動薬には血糖値を下げる作用があるのですが、筋トレといった激しい無酸素運動を行うと一時的に更に血糖値が下がります。

そのことで低血糖になり倒れてしまう恐れがあります。

しかしながら、運動が不要と言われるGLP-1ダイエットとは言え、適度な運動はやはり推奨されます。

ウォーキングやジョギングといった有酸素運動を30分以上行うことを心がけましょう。

最初、30分以上はしんどいという方は10分くらいから始め、少しずつ体力がついて慣れてきたら時間を長くしていかれると良いかと思います。

お酒の飲み過ぎは避ける


GLP-1は膵臓から分泌されるインスリンに働きかけるホルモンなので、膵臓への負担を減らすことが必要となってきます。

その観点からお酒は控えめにしなければなりません。

勿論、お酒にもカロリーがそれなりにありますので、その点からも飲み過ぎは避けましょう。

GLP-1ダイエットの体験実績


実際にGLP-1ダイエットを行った方の実績として次のような結果が出ています。

●33歳男性(身長186cm) 体重:154.4kg → 140.0kg (14.4kg減)

●32歳男性(身長176cm) 体重:91.6kg → 80.6kg (11.0kg減)

●25歳女性(身長158cm) 体重:73.2kg → 68.0kg (5.2kg減)

●43歳女性(身長158cm) 体重:77.5kg → 71.6kg (5.9kg減)

●34歳男性(身長173cm) 体重:75.9kg → 68.3kg (7.6kg減)

GLP-1の2型糖尿病や肥満への適用について


糖尿病の方にはインスリン療法がよく知られていますが、最近はGLP-1受容体作動薬を使った方法が注目を集めており、厚生労働省により保険適用が認められているそうです。

アメリカでは肥満の治療薬としてもFDA(アメリカ医薬品局)に認められているそうですが、日本では2型糖尿病の治療以外では、まだ保険適用が認められていません。

ただ自由診療は可能ですので、肥満解消にGLP-1受容体作動薬を使うことは可能となっています。

最後に

基本的には健康面も含めて考えた場合には、やはり適度な運動と適切な食事によるダイエットが望ましいと思いますが、何をやってもダイエットが上手くいかなかった方にとっては希望の持てるダイエット法なのかと思います。

本来、人間にはある程度の適切な筋力、体形を維持していく素質は備わっているはずだと思いますので、できましたら今一度、その素質を目覚めさすべく運動と食事コントロールを実践して頂ければと思いますが、それでも、どうしても上手くいかない場合はGLP-1ダイエットを検討してみられるのも一つかと思います。

本記事の参考書籍は次の通りです。

深堀純也 (著) 無理なくやせる秘密の「やせホルモン」GLP-1ダイエット

GLP-1ダイエットを詳しく知りたい方はお読みになられることをお奨め致します。


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