コルセットダイエットの効果や口コミ!デメリットは?
コルセットは腰を痛めてしまった人達、つまり腰痛持ちの方が付けるものですが、実はダイエット作用があるといわれているのです。
運動は不要でも効果が出るという噂もありますが、デメリットの有無や寝るときには付けるのかという部分も気になります。
そこで、今回はこのコルセットを使ったダイエット方法について記載します。
コルセットダイエットとは?寝るときが効果的?
コルセットとは中世のヨーロッパではボディーラインを整えるために装着した下着のようなもので、現代社会ではヘルニアなどで腰を痛めてしまった人の痛み軽減のために使うものとなっております。
中世のころは無理やり体形を整えるために骨を変形させるほどきついものを使っておりましたが、現在ではありえないのでそこまできついものではありません。
コルセットダイエットでは自分のウエストよりも2~3cm程度小さいものを用意して装着するというもので、基本は寝るときではなく、それ以外の1日3~6時間ほど装着するということです。
最初のうちは締め付けの強さの確認も必要になるので、3時間でやめたほうがいいでしょう。
寝るときにもつけたほうがいいという意見もありますが、コルセットを付けた状態で寝ると緊張状態のまま寝ることになるので、睡眠の質が下がることが考えられお勧めできません。
それに長時間付けたままでいると発汗作用が働いてあせもができてしまう恐れもあります。
具体的な効果は?
具体的にどのような効果があるのかを解説します。
それはウエストを細く見せることができるようになるということです。
最初のうちはコルセットのおかげで細く見えるようになっているのですが、やり続けることで本当に細くなっていくという効果も期待できます。
また、コルセットをした状態だと胃の辺りも締め付けられるようになるので、食欲が減ります。
胃の許容範囲が限られるようになるので、満腹感が出やすいのです。
そして、コルセットは骨盤矯正の効果も期待できますので、姿勢が良くなります。
姿勢が良くなれば血行の促進などの副次的効果が出始めますので、体質的に痩せやすい状態になってくれることが期待できます。
また、コルセットを装着していると汗もかきやすくなるので、発汗作用が促されるともいえるでしょう。
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運動は不要?
運動に関してはいろいろと意見がありますが、個人的には絶対に行ったほうがいいと思います。
コルセットに頼りすぎると腹筋周りの筋力が低下する危険性があります。
筋力が低下すると、装着中は引き締まって見えるようになるけれど、装着しない時間帯はたるんでしまうという恐れがありますので、ある程度は自主的に腹筋周りを鍛えるようにしたほうがいいでしょう。
また、コルセットには脂肪燃焼効果があるわけではないので、体重減少を狙っている方は運動および食事制限をしないと意味がないでしょう。
運動に関しては必須ではありませんが、このダイエットを止めた後の体形の維持や体重減少のためには行わないとまずいという意識で挑まれた方がいいと思います。
バストアップにも効果的?
コルセットを使うことでバストアップにつながるという情報がネット上にはあります。
この理論の素になっているのは、脂肪が移動するという情報からきているのでしょう。
コルセットを付けた状態にするとその部分には贅肉が付きにくくなるので、お肉の流れが腹回りではなく、その上の胸のほうに近くなるということなのでしょう。
これはコルセット以外にウエストニッパーにも効果があるといわれており、無駄なお肉が胸によってくれるらしいです。
いわゆる寄せて上げてという効果がお腹からも来るということだと思われると良いでしょう。
コルセットはきれいなボディーラインを手に入れる効果もありますが、このような効果もあるということで、女性には非常に魅力的な商品として扱われるようになり、現代日本でも体形変更のために使われることが非常に増えました。
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口コミについて
コルセットダイエットはコルセットを用意すればだれでもできるので、かなり口コミ数が多いです。
実行するまでが簡単ですのでお試しにやってみたという人が多いのでしょう。
それらの口コミを見てみると「骨盤ベルトを巻いて2ヶ月で5kg痩せた」とか「ウエストがかなり細くなった」という意見がかなり多く効果を実感できている人は結構いるようです。
しかし、ウエストは減ったけれど体重は減らなかったという意見も多数あったので、そこはどの程度食事制限などができていたのかにもよるでしょう。
体重が変わらなくてもウエストが細くなることに成功すれば部分痩せダイエットには成功したといえるので、一切効果がなかったという人が少なかったのはこのダイエットをしたい人たちからすると朗報になると思います。
一部の方は何の効果もなかったという人もいるようですが、コルセットは種類が非常に多く自分にあっているものをきちんと選べているのかも重要になるので、選び方にも問題があるのかもしれません。
コルセットの選び方は?
コルセットダイエットはコルセットという道具に全面的に頼るダイエットなので、この選び方を間違えると失敗します。
まず、考え方なのですが、自分のウエストよりもマイナス10cm以内が目安だと思ってください。10cmでも大きすぎるのでもう少しマイナス幅が小さめでもいいかもしれません。
ただし、コルセットの種類次第では伸縮性があるものも多いので、コルセットダイエットに使う場合はあえて伸縮性のないものにしたほうがいいです。
プラスチック製のボーンが8本以上入っているものや前面で留める金具がしっかりとついて固定できるものがいいでしょう。
腰痛防止に作られたコルセットはダイエット目的ではなく腰の保護が目的であるため、動きやすくするために伸縮性も高めのものを用意する傾向にあります。
ダイエットの場合はその親切心が逆にあだになってしまいますので、この部分がどうなっているのかは購入前に確認しましょう。
ちなみに、実際にコルセットダイエットをやったことがある人の推奨品は「Vアップシェイパー」というものでした。
こちらを参考にしてみるのもいいでしょう。
デメリットについて
コルセットダイエットのデメリットはコルセットに対する依存度が非常に高くなってしまいがちということでしょう。
このコルセットは脂肪燃焼効果があるわけではないので、体重減少につながる可能性は薄く、さらには筋力増強につながる可能性も薄いと思われます。
それでも、無理やり引き締めることでなんとなく効果が出ているように感じてしまうようになるのです。
そのため、効果が出たと感じてこのダイエットを止めたときに、ある程度経過すると元の体形にいとも簡単に戻ってしまう可能性すらあります。
特に注意が必要なのが食事の摂取量で、コルセットによって食事量が減った方もコルセットの装着をなくすことでいとも簡単に戻る傾向があるのです。
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コルセットダイエットで強く締め付けることでの弊害は?
このコルセットを強く締め付けることで、姿勢が固定されることにより自然と背筋がまっすぐになるのは事実ですが、逆に言えば、姿勢が矯正されてしまうので、筋肉の力が不要になるということです。
つまり、強く締め付けて姿勢が正せられてしまうと、背筋や腹筋が衰える恐れがあります。
腹筋や背筋を使わないのは良くありません。
それ以外にも、無理やり締め付けている人はリンパや血管が正常に拡張しない状態になるので、血行不良になる可能性もありますし、内臓への負担にもつながってしまうことがあるでしょう。
最悪の場合肋骨が変形することもあり得るようです。
このような弊害も考えられますので、使い方を誤らないようにしましょう。
効率的に痩せることが期待できるアイテムではありますが、その効率を求めすぎると反動が大きくなってしまいますので、リスク管理が苦手な方は実行しないほうがいいかもしれません。
コルセットダイエットにつきましては、次のサイトも参考にしてみて下さい。
Verygood コルセットダイエットの危険性とやり方まとめ!おすすめ市販コルセット紹介
最後に
以上、いかがでしたしょうか。
今回はコルセットダイエットについてお伝え致しました。
このダイエットはなかなかに効果的なのですが、コルセットの依存度が高すぎる人はやめた後に元の体形に戻る確率が上がってしまうのです。
なので、理想的な体形を手に入れた方はコルセット装着を止めた後でも、しばらく運動や食事制限を続けて体形維持を意識した生活をしたほうがいいでしょう。
※この記事に関しましては当サイトの監修ドクター「工藤孝文先生」の監修ではありません。 |
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