湯豆腐の歴史やダイエット向きの理由と方法!たれや具材とカロリーは?
湯豆腐は、鍋料理の中でもシンプルで低カロリーな魅力的な選択とされています。
ダイエット効果はどういったところにあるのでしょうか?
味付けは必要でたれの選択に制約などはあるのかも気になります。
本記事では、湯豆腐のダイエット効果やたれの選択の他、他の豆腐料理と比較したり、おすすめのレシピを紹介したり、やり方もお伝えしたいと思います。
湯豆腐の栄養とカロリー
まず湯豆腐の栄養とカロリーから見て行きましょう。
当然具材やだしの種類を変えることで、カロリーは変動しますが、かなりシンプルな「昆布のだしで木綿豆腐を加熱し、鰹節や薬味のネギを加え醤油をかけて食べるレシピ」の湯豆腐のカロリーは次の通りです。
カロリー:138kcal(1人分:372.5g)
そしてこの湯豆腐の三大栄養素は次のようになっています。
たんぱく質:13.3g、脂質:7.41g、炭水化物:5.62g(糖質量:3.91g、食物繊維:1.71g)
これはカロリー、糖質ともにかなり低いと言えるでしょう。
湯豆腐と他の豆腐料理のカロリーと栄養の比較
それぞれ100gあたりの数値になります。
カロリー(kcal) | 糖質(g) | |
湯豆腐 | 37 | 1.05 |
豆腐ステーキ | 98 | 3.00 |
揚げ出し豆腐 | 93 | 6.08 |
枝豆豆腐 | 68 | 6.35 |
冷ややっこ | 59 | 1.69 |
冷ややっこよりもカロリーが低くなっているのは、だし(水分)の分も100gあたりに含まれているからだと思われます。
こうやって見ても、湯豆腐は豆腐料理の中でも、カロリーおよび糖質は低いと言えます。
参考情報)
湯豆腐 https://calorie.slism.jp/201959/
豆腐ステーキ https://calorie.slism.jp/200287/
揚げ出し https://calorie.slism.jp/200283/
枝豆豆腐 https://calorie.slism.jp/200863/
冷ややっこ https://calorie.slism.jp/200228/
湯豆腐のたれとダイエット!ポン酢がおすすめ?
湯豆腐の味付け時に使うたれについてですが、基本的なものとしておろしポン酢やポン酢しょゆ、めんつゆ、ごまだれなどがあります。
それぞれの大さじ1杯のカロリーは次のようになっています。
おろしポン酢 | 9kcal | ポン酢しょうゆ | 9kcal |
めんつゆ | 7.9kcal | ごまだれ | 30kcal |
ごまだれだけ、かなりカロリーが高くなっています。
他にも色々と工夫を凝らしたたれはあると思いますが、ごまだれ並み、あるいはそれ以上にカロリーの高いものが多いでしょう。
まあカロリーが高いとは言え、大量に使うものでは無いので、ごまだれ並みのものでもダイエットはできなくはないと思いますが、その時はきちんとたれのカロリーを把握して、多くなり過ぎたいように調整しましょう。
上手く調整できないという方は、無難にポン酢系やめんつゆ系のカロリー低めのたれを使いましょう。
参考情報)カロリーslism
おろしポン酢 https://calorie.slism.jp/201486/
めんつゆ https://calorie.slism.jp/117029/
ごまだれ https://calorie.slism.jp/201418/
参考情報)あすけん
ポン酢しょうゆ https://www.asken.jp/calculate/meal/1675
湯豆腐のダイエット効果
湯豆腐には、ダイエットに役立つ次のような効果があります。
脂質代謝の促進
豆腐の元である大豆に多く含まれるコリンは、脂質代謝に必要な成分で、体脂肪の分解を助けます。
サポニンという成分には、抗酸化作用や脂肪燃焼を促進する効果があります。
腸内環境の改善
大豆に含まれるオリゴ糖や食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのに役立ちます。
太るというのは脂肪細胞が血中を流れている脂肪を取り込み、肥大化することで起こります。
そして脂肪細胞は短鎖脂肪酸を感知すると、脂肪の取り込みをやめることが分かっています。
ということは、短鎖脂肪酸がたくさん出ると、太りにくくなるということです。
腸内環境が良いと、この短鎖脂肪酸がたくさん出ます。
ですので、腸内環境が整うとダイエット効果があるということです。
湯豆腐をダイエットに用いる時のポイント
湯豆腐をダイエットに用いる際のポイントを考えてみましょう。
タレの選択
タレの種類に注意し、カロリーと糖質を抑えることが大切です。
昆布だしで調理し、豆腐本来の味を楽しむのがベストです。
適量の摂取
湯豆腐はカロリーが低い料理ですが、過剰に摂取しないようにしましょう。
大豆イソフラボンの安全な摂取目安量があり、摂取しすぎると健康に悪影響を及ぼすことがあります。
野菜との組み合わせ
湯豆腐のシンプルな味わいに飽きた場合、野菜を加えてバランスを取りましょう。
野菜にはビタミンや食物繊維が含まれ、腸内環境を改善します。
野菜ダイエットの方法や効果とスープなどレシピ!温野菜のメリットは?
湯豆腐ダイエットのやり方
湯豆腐ダイエットの基本的なやり方は基本の3食の食事の中の1~2食の主食を湯豆腐に置き換えるというものです。
白米やパンといったカロリー高めの食材を湯豆腐にすることで、1日に摂取するカロリーを抑えて痩せようというものです。
他にも基本の3食の中の1食を湯豆腐のみに置き換えるというやり方もあります。
このやり方でも、ダイエット効果を見込むことができますが、1日に必要な栄養が不足しないよう、他の食事で調整する必要があります。
湯豆腐のダイエットレシピ2選
湯豆腐ダイエットの懸念点は湯豆腐に飽きてしまうことです。
ですので飽きないように色々なレシピを用意しておくことが大切です。
ここでは湯豆腐ダイエットを楽しむための2つのレシピを紹介し、最後に他のダイエット向けの湯豆腐レシピのページを紹介しておきます。
レンジで簡単*゚なめこ湯豆腐
【材料】(1人分)
豆腐:150g、なめこ:1袋、◎水:80cc、◎昆布つゆ(3倍濃縮):大さじ2、◎すりおろし生姜(チューブ可):適量、めかぶ:1パック(お好みで)
【作り方】
1.なめこは洗い、水を切る。豆腐は食べやすい大きさに切っておく。
2.◎を深めの耐熱容器に入れ混ぜたら、豆腐となめこを入れ軽く混ぜる。
3.容器にふんわりラップをし、600wのレンジで3分加熱する。一度そっと軽く混ぜ、更に1分半加熱する。
4.めかぶを入れる場合はここで加えて完成
ダイエット向けの食品としておすすめのキノコ類であるなめこに低カロリー・低糖質のめかぶを入れたヘルシーな湯豆腐です。
簡単にすぐにできるところも魅力です。
出典:cookpad https://cookpad.com/recipe/5823100
ダイエット*簡単湯豆腐風♪レシピ本掲載
【材料】
豆腐(絹でも木綿でも):半丁(150g)、ささみ:一本、葱:10cm程度、ポン酢:大さじ2、■ お好みで生姜、ささみを煮る水:200ml
【作り方】
1.豆腐を一口大にカットし、耐熱皿へ。
2.ささみを食べやすい大きさにカットし、軽く湯がいて火を通す。
3.1の耐熱皿にささみを乗せて、ゆで汁も浸るくらいいれる。
4.葱をのせて、お好みで生姜とポン酢をいれる。
5.レンジのあたためコースを押して完成です!
お肉を少し入れることで、また違った風味の湯豆腐になるかと思います。
ささみはよく名の知れたダイエット向けの鶏肉ですね。
低カロリーのポンズで味付けをしているのもOKです。
出典:cookpad https://cookpad.com/recipe/2868515
その他のダイエット向けの湯豆腐のレシピや湯豆腐ダイエットに関する情報につきましては次のページをご覧ください。
最後に
以上いかがでしたでしょうか?
湯豆腐は低カロリー・低糖質のダイエットにおすすめの料理です。
ただ飽きてしまう恐れがあるので、複数のレシピを用意しておくことがおすすめです。
ただ、たれの種類や摂取量によってカロリーが高くなってしまう可能性もあるので、十分注意する必要があります。
飽きないように色々な味付けの湯豆腐を楽しまれるのが良いのですが、上手くカロリーコントロールができない方の場合は無難にポン酢系やめんつゆ系のたれを使うようにしましょう。
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